キャスター【最終回感想】大物俳優続出の展開に「まだ視聴者を騙すの?」「残された謎は続編で見たい」

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TBS日曜劇場「キャスター」
TBS日曜劇場「キャスター」

TBS系ドラマの日曜劇場「キャスター」。6月15日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。

ネタバレ注意!

いよいよTBS日曜劇場「キャスター」最終回です。43年前の父親殺し、そして現在の「仲間」山井の死の真相を追求するため、進藤壮一(阿部寛)はJBN国定会長(高橋英樹)や大企業・二世議員らを敵に回す覚悟で戦います。進藤が死にかける前半から、畳みかけるように国定の会見報道、そして真相解明へと、最終回らしい盛りだくさんでした。

「NEWS GATE」が番組としてもチームとしても盛り上がっていく感動、そして「真相を全国民へ」報道できるのか…真相の意外性も見ごたえのあるエンディングです。

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目次

最終回の視聴率はいつ発表?

日曜劇場「キャスター」の視聴率は6/16(月)に発表されます。

視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。

最終回を見た視聴者の感想

進藤またもや死にかける!

国定にタンカを切った進藤は再び芦根村へ向かい、問題の洞窟的倉庫を江上麻衣(夏子)と調査しようとして閉じ込められ、毒ガスに意識不明となってしまいます。番組に穴をあけたことで崎久保(永野芽郁)が気を利かせ、また原子力再処理施設の江上保夫(井上肇)が娘を探そうと動かなければ、死亡は確実、危ない橋を渡ったものです。

しかし、この時救助したのはスキャンダルで休職した市之瀬編集長(宮澤エマ)だったのですが、同時に進藤の汚職(ウソ)を雑誌に売ったのも市之瀬なんですよね。こちらは本橋AD(道枝駿佑)のPCを救った鍋田清掃係(ヒコロヒー)の活躍で判明したのですが…。市之瀬は国定か誰かのコマだったのを切られたので寝返ったのか、もともと自分の意志だったのか、微妙に未解決です。

進藤とチームの大勝負!

生還した進藤は、国定会長へ一気に突撃、生放送で釈明会見させるという力業を発動します。動揺するNEWS GATEのメンバーながら以外にも対応は万全、しかも市之瀬編集長の言い分についてはメンバー一同で応援コメントをするという団結ぶりが感動ポイントでした。

しかし「市之瀬の母方祖父が反社」とはすごいネタ入れてきましたよね。ネットでも宮澤エマの実祖父が故・宮澤喜一元首相と知っている人たちから多くの“笑”コメントが出ています。

でも、ここで進藤に追い詰められたのが、国定ではなく景山重工の景山会長(石橋蓮司)だった、しかも国定が事件解明のため自分で雑誌にリークしたというのは意外な展開でした。「国定のラスボス感がフェイク?!」「まだ視聴者を騙すの?!」と、良い意味で裏切られっぱなしです。

俳優メインで未解決すぎ?

43年前の「3人の約束」とは、国民のため国益のために真実を隠すこと、約束したのは山井父・亡き羽生剛議員そして進藤父の松原哲で、国定は見届け役の立場だったのでした。あげく殺人の命令はすべて景山会長で、国定は進藤を見守っていてJBNにも呼び寄せたとのこと、悪役改め影の恩人とは「ズルい!」と言いたくなるような結論でした。「盟友2人」の思い出で、北大路欣也と高橋英樹が語り合っているシーンは、その重厚さでいろいろな疑問が吹っ飛ぶような見ごたえがありましたが…。進藤がすぐにこの話を信じたのが意外でしたが、ライターはともかく、父へプレゼントした手製のしおりを国定が預かっていたのが決め手だったのでしょうか。

ともかく景山逮捕、賭博に盗撮・臓器売買に殺人まで全部景山の仕込みながら、進藤の妻への暴行だけは別犯人との幕引きは、なかなか後を引くエンディングでした。直後に進藤の娘を狙う実行犯(寺西拓人)のシーンがあったし、進藤一家の今後や鍋田清掃員の素性も含めて、続編でもっと深堀りしてほしい気持ちです。

次回の見どころ

TBS日曜劇場の次シーズンは、松本潤主演の「19番目のカルテ」です。富士屋カツヒトのマンガ「19番目のカルテ 徳重晃の問診」が原作で、ドラマ「コウノドリ」の坪田文が脚本担当のこと、ハートフルな医療ドラマが期待できます。

総合診療科から「あなたの話を聞かせてください」と優しく語りかけるドクター徳重晃役を松本潤、ヒロインともいえる相手役の整形外科医・滝野みずき役で小芝風花が共演します。他に新田真剣佑・木村佳乃・田中泯の共演が発表されています。

日曜9時からのドラマ「19番目のカルテ」、放送スタートは7月上旬ながら日程は未発表です。

視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた日曜劇場「キャスター」放送後の感想記事を紹介しています。

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まとめ

進藤の追求する「真実」は一応の決着を見たものの、いまいち未消化な部分・解決していない細かい謎・番組メンバーの成長物語だからこそ期待される今後など、続編を期待する声は早くも高いドラマでした。様々な現実の事件に類するネタを使い、国益のあり方を問題視し、またスキャンダルが上がった俳優を抱え…と、なかなか大変なドラマでしたが、「主演・阿部寛のパワーで完走&感動!」といったところです。

石橋蓮司さん(景山重工会長役)1人だけ(笑)が悪事の親玉というのは少々微妙でしたが、何といっても日曜劇場ならではの厚い俳優陣の演技が堪能できる最終回だったと思います。

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