TBSの日曜劇場「アトムの童」。11月20日放送の第6話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
『想像を超える驚愕の展開』との予告で新章に突入した第6話は、アトム玩具がサガスに吸収されてしまった1年後。安積那由他(山﨑賢人)・菅生隼人(松下洸平)・富永海(岸井ゆきの)がそれぞれ失意の日々を送っているようで、暗い印象のスタートでした。
でもそこはドラマの良いところ、すぐにみんなが夢や情熱を失っていないことが見えてきて、嬉しかったです。「ゲームは有害なだけか?」という問題にも興味深いアプローチがあって、「目から鱗」のストーリーでした。
視聴率
「アトムの童」の平均視聴率は11/21(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「アトムの童」第6話を見た視聴者の感想
ゲームは害悪か?
アトムの童 元気と勇気をもらえる💪✨また明日から前を向いて頑張る!!
那由他からの電話で、ゲームの話になって嬉しくて楽しくてニヤけちゃってる隼人が可愛すぎるし、うますぎた
最近はゲームで育った年齢層の親もいるだろうけど、「ゲームは悪!子供には絶対禁止!」って考え方の割合って今どんなもんなのかなとは思った
海は銀行の契約社員・那由他は自動車修理工場・隼人は派遣クリエイター…と、みんな後ろ向きに見えたオープニングでしたが、そこは富永繁雄氏(風間杜夫)が言うところの諦めないアトムの童ら。特に那由他が以前のようにゲームを捨てていなかったのにはホッとしました。
隼人がシリアスゲームとういう分野で社会に役立つ活躍を考えているのは「さすが!」という感じでした。2人プラスじいさんズが、小学生ショウタ君とその母親(加藤ローサ)のためにゲーム『学校へ行きたい』を作っている姿はとても楽しそうでした!
しかし、PTAとのやり取りを通して「ゲームが有害か否か」を問うてくるとは、視聴者をギクリとさせるような展開でした。大人になるとゲームをするのも子供にゲームの是非を問うのも少し罪悪感を持つ時があるのですが、「役立つコミュニケーションツール」という那由他の考え方も説得力があって良かったです。
タイトルの伏線回収!
アトムの童ってタイトルはそう繋がるのか
粋な演出
海(岸井ゆきの)、回を追うごとにどんどんお綺麗になっていく。。
動で華のある那由他
静で知的な隼人
今回はこの二人のバランス最高でした!
シリアスゲームと
エンタメゲーム
那由他と隼人・・・作りたいもの
本当に一緒になるかなぁ
晶さんと話してる時も
それだけじゃ駄目見たいなこと
言ってたし・・・
登下校ゲーム『学校へ行きたい』はPTAには受け入れられなかったものの、5千万円で保険会社に売れることとなりました。このお金で那由他と隼人がしたのが、アトム玩具跡地の購入というのが胸アツでした!もともと海が2人に「私の目標」と言っていたのも会社の再興のことだったでしょうから、海の売り込みもあって稼いだ5千万には最高の使い道でした。
海が決定した新社名が『アトムの童』で、お見事なタイトル回収ですし、じいさんズ3人も含めた諦めない気持ちが込められているところも感動ポイントです。ひとつだけ、財務顧問・鵜飼(林泰文)の復帰が見られなかったのは、SNSでも話題になっている気になる点です。
今後、海が呼び戻してくれるところを見たいです。
次回の見どころ
ドラマ「アトムの童」第7話は数年後、アトムの童が会社として成功してからの事件が描かれます。ポイントはサガスの危機、そして那由他・隼人の仲間割れです。順風満帆だったはずのサガスは経産省から見放され、宮沢ファミリー オフィスの社長・宮沢沙織(麻生祐未)の吸収合併工作と戦うことになり、那由他たちに助けを求めるんですね。
TV予告での那由他と隼人の訣別シーンも、ゲームの方向性の違いなのかサガス絡みでの確執なのか、気になるところです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「アトムの童」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「アトムの童」第1話の感想
- 「アトムの童」第2話の感想
- 「アトムの童」第3話の感想
- 「アトムの童」第4話の感想
- 「アトムの童」第5話の感想
- 「アトムの童」第6話の感想
- 「アトムの童」第7話の感想
- 「アトムの童」第8話の感想
- 「アトムの童」最終回の感想
まとめ
アトム玩具のサガス吸収という暗さを吹き飛ばし、さらにゲームの価値に対する視野を広げてくれる、前向きな印象の強い第6話でした。那由他・隼人と海が、それぞれ違う現場にいても同じ夢を共有していたところがジーンときました。
ドラマですから多少の早回し感やあざとさを指摘する声もネットで見られますが、「日曜の夜はこうでなきゃ!」といったような好意的な感触のほうが多く、いち視聴者としても嬉しいです。次回はアトムの童の反撃!となりそうで、ワクワクします。