TBS系の日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」。11月17日放送の第4話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
端島の精霊流しを描く中で、鉄平(神木隆之介)たち島に住む人それぞれにとっての「戦後」の思いが語られて、すごく深い第4話でした。このドラマの世界観ではまさに原爆投下からまだ10年という生々しさで、「日本人が忘れちゃいけないもの」を再認識した感じです。百合子(土屋太鳳)の抱えていた「戦後」と朝子(杉咲花)への思いが昇華されていく様子も感動的でした。
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第4話の視聴率はいつ発表?
「海に眠るダイヤモンド」の視聴率は11/18(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
第4話を見た視聴者の感想
戦後10年の端島
海に眠るダイヤモンド、今週のサブタイトル「沈黙」も何重もの意味があってすんばらしすぎるな、、、
— m (@miiK113) November 17, 2024
「人を死なせてまでやることか」
— あおな🥬 (@aonappa0330) November 17, 2024
「最後に1つだけ」
「爆弾を落とした人たちも同じ神を信じていた」
アンナチュラル、MIU404、海に眠るダイヤモンド、全話めちゃくちゃ面白いし考えさせられるけど、4話のお話でグサっと刺されたな…
海に眠るダイヤモンド見る 鉄平は朝子に好かれてると分かったら調子乗って朝子のこともどんどん可愛く見えちゃうのでは?と思ってたがその通りで可愛い
— さいおん (@saq8cono87) November 17, 2024
戦争で疎開していた姉2人とビルマの戦地に行った兄を亡くした鉄平一家、長崎原爆投下で姉を亡くし母が白血病で重症の百合子一家…。とても「戦後」などと割り切れない、1950年代の端島の熱量を描く俳優さんたちのリアルさに、すっかり心を奪われました。
特に鉄平の父・一平(國村隼)が、長男が志願兵となることを止めず、その後悔を鉄平に注いで「偉くなれ」と希望していたこと。同じ息子でも進平(斎藤工)には「戦地から帰ってきた」だけで何も言えないという話には胸が痛みました。精霊流しも盆踊りも、本当に心がこもったお祭りなんだなぁと知識が上書きされた思いです。そっと百合子の父が流し舟に載せた写真・一平が載せたキャラメルのシーンでは、その思いの強さに涙がにじみました。
百合子と朝子の秘密
『海に眠るダイヤモンド』の賢将くんの行動が男前すぎた…
— ohana (@ju31y_) November 17, 2024
泣いてるときに声がけとかハンカチ差し出すよりも周りに見えないように盾になってくれるの
いいッッッ!!
海に眠るダイヤモンド、号泣も号泣。土屋太鳳ちゃん、素晴らしい役者さんだなぁ。野木さんの脚本が凄すぎて感想がちっとも上手く書けない。
— たいやき🦁📦 (@taiyaki_be1) November 17, 2024
百合子のシーンで泣いてしまった…。
— Mei (@MeiMimosa) November 17, 2024
賢将が百合子が泣いているのを隠すように立ったシーンも、進平さんがリナに「来年」と告げたシーンもよかったなぁ。
今期は、海に眠るダイヤモンドが一番待ち遠しく観ている😌
百合子は「私は意地悪」と言い張り、朝子は「食堂と職員の違い」とあきらめていた2人の確執。実は10年前の朝子の些細な行動が、百合子と母・姉の長崎被爆に関係していたのでした。恨み言を口にせず、お高くとまった意地悪のふりをして無言で苦しんでいた、百合子の苦悩と強さに感服してしまいました。賢将(清水尋也)と鉄平が事情を知りながらも沈黙を守って10年フォローし続けていたのも偉いと思います。
長く病んでいた母の死と、賢将が見つけてくれた奇跡のペンダントのおかげで一歩踏み出し、朝子と仲直りすることにした百合子には拍手したくなりました。今後、まだ百合子が高飛車でも、多めに見てあげたい気持ちです。祭りの後、男女6人で笑い合っているシーンは、年相応よりもっと重いものを抱えた人たちだからこその躍動感と美しさが良かったです。
リナの危機
でもね、海に眠るダイヤモンド観てたら「奇跡は人が起こす」って台詞が流れて、ああ諦めたらいかんと思った
— 底無し沼のMii Chang (@minechan_yattah) November 17, 2024
海に眠るダイヤモンド
— おきる (@_zutto_nemui) November 17, 2024
夏の打ち上げ花火ってよく描かれるけど、重く考えさせられる花火は初めてだった音も、表情も、声も、
強い作品だな
海に眠るダイヤモンドを観てたんだけどもう進兄とリナさんが好きすぎて検索かけたら皆が皆斎藤工を濡らすなと言っていてめちゃくちゃ笑った。本当にそう。
— ルヰ (@RUII_0306) November 17, 2024
鉄平の兄・進平に大金と拳銃を見られたリナ(池田エライザ)。端島音頭熱唱ののちに島を去る覚悟でしたが、進平に引き留められます。過去の痛みを抱えるもの同士、2人が接近していく雰囲気がすごく美しくて、このまま恋人になってくれれば…と期待せずにはいられません。
しかし、第3話でエセ監督・夏八木(渋川清彦)が撮った端島映像でリナに気づいた悪役グループの存在が浮上、次回以降リナが島にいる限り事件が起こることは間違いなしです。その辺の絡みも含めて、現代パートのいづみの正体も見えてくるのかもしれませんね。「女社長になりたい」とぼやく百合子、「草笛リナは本名じゃない」と明かしたリナのどちらが当確(笑)でしょうか。
次回の見どころ
TBS系日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の第5話では、端島にとっての「運命の一日」が描かれます。
炭鉱員たちの賃上げストライキに対する会社判断はロックアウト、荒木家では鉄平vs一平・進平ということになってしまい、ジレンマがひしひしと伝わってきます。また、リナの過去からの敵(?)も不穏な動きを見せそうです。そして現代パート、玲央のDNA鑑定に絡んで、いよいよドラマ内でもいづみ社長の正体が取り上げられる様子です。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「海に眠るダイヤモンド」放送後の感想記事を紹介しています。
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まとめ
朝子と百合子の確執が思ったよりも深いところに根付いていて、解決まで踏み込まないことこそが優しさだったという事情に、とても心が揺さぶられました。仲直りに踏み出せた百合子も、それぞれの気配りで見守っていた賢将や鉄平もかっこよかったです。精霊船からのシーンでは、現代では下火になっている盆踊りに込めた「祈り」を痛切に感じました。