TBS系の日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」。12月22日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
「鉄平とリナと駆け落ち(?)」からの炭鉱閉山、端島終盤の歴史を人間味豊かに怒涛のように浴びて、素晴らしい景色も相まってすごく感動的でした。渦中にいながら、ずっと何も知らされずに傷つくだけだった朝子(杉咲花→宮本信子)が気の毒でしたが、ホスト玲央(神木隆之介)と出会うことで過去と向き合えてよかったです。
謎解きミステリのような端島後の鉄平(神木隆之介)のその後が、イマドキらしい情報収集やネットワークで明らかにされていくのも見ごたえありでした。
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最終回の視聴率はいつ発表?
「海に眠るダイヤモンド」の視聴率は12/23(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
最終回を見た視聴者の感想
リナと鉄平「駆け落ち」の真相
海に眠るダイヤモンド いまだに余韻やばくて泣ける 鉄平…………………
— かりんとう (@anzaikkei0601) December 22, 2024
端島の終わりは決まっているから話が進むにつれて切なくてたまらなかったしめちゃくちゃ泣いたけど海に眠るダイヤモンドに出会えてよかった
— こゆずー (@koyuzun109) December 22, 2024
鉄平(神木隆之介)とリナ(池田エライザ)の「駆け落ち」問題は、やはり亡き兄進平(斎藤工)の殺人がらみの事件でした。リナの息子・誠が誘拐されその命を人質に取られた鉄平は「俺が殺した」と言い切り、小舟で逃亡を図ったのでした。誠を救うために走り出すリナと鉄平…放り出された朝子にあげるはずの菊の花束のシーンが切なかったです。
リナを進平の先妻“栄子”として誠の戸籍を取得していたというのは予想外でしたが、だからこそ鉄平は後ろ暗いところなくギリギリまで朝子にプロポーズする気満々だったわけです。鉄平が朝子に何も知らせず蓄電したのは危険が及ばないようにという配慮でしょうが、そのまま70年とはキツい話です。朝子に虎次郎(前原瑞樹)がいて、「昔好きな人」と語れるくらいの幸せな家庭を築いていて、本当に良かったです。
情報収集のキーマンは…
海に眠るダイヤモンド、朝子の苗字が出てこなかったのにも澤田の名前が出てこなかったのにも鉄平の写真が出てこなかったのにも全部意味があったんだね…
— kohaku (@tekitohniikou) December 22, 2024
海に眠るダイヤモンド、端島の歴史をドキュメンタリーとして誠実に描写しながら恋愛と家族愛で殴りつつ謎解きミステリー的なフックもあって本当に面白かったから、日曜劇場としては色が違うって思って見てない人にも見て欲しい……なにとぞ……
— みらく (@miraku_0) December 22, 2024
さすが現代、いづみこと朝子のためにと玲央や孫たちが奮起して、端島の閉山期と鉄平に関する情報が集まってきます。やはり8ミリ映像を所持していたのは賢将と百合子の息子・古賀孝明(滝藤賢一)で、日記も鉄平から賢将に託されたものでした。ネットオークションからの縁と、朝子たちの幼馴染の友情が情報を繋いでいく流れは「今風!」と思いつつも、情緒があってよかったです。
しかし、ヒトクセあると思っていた秘書・澤田氏(酒向芳)が、実はリナと進平の息子・荒木誠だったというのは…。「それっぽい」と思うと同時に「ズルい!」の一言に尽きます。そうすると斎藤工と池田エライザの息子・誠が酒向芳、清水尋也と土屋太鳳の息子・孝明が滝藤賢一、前原瑞樹と杉咲花の息子・和馬が尾美としのりで、同い年くらいの設定というわけです。身長・知性・愛嬌…個人的に大爆笑ですよ。
端島に渡る朝子
「誰もいなくなってしまったけれどあるわ、ここに。私の中に。」
— am (@_____kuro__neko) December 22, 2024
「何千万年もの昔に芽生えた生命が海の底で宝石へと変わる。見えなくてもそこにある。あの島で眠るダイヤモンドのように」
ダイヤモンド=記憶や思い出、そして過去から受け継いだ私たちの想いや願いなんだね#海に眠るダイヤモンド
「海に眠るダイヤモンド」
— tonton (@mickeytonton1) December 22, 2024
終わっちゃった
結局朝子は鉄平に会えずじまいだったけど朝子の心の中での鉄平がちゃんとプロポーズ出来て良かったなぁ
朝子に出会った事で玲央の人生に光が差し込んできたんだね
本当の鉄平と玲央は似てなかったって
設定これすごいね
ちょっと笑っちゃった
海に眠るダイヤモンド最終回
— つよし (@tsuyo20pon) December 22, 2024
朝子さんの想像で鉄平が朝子にプロポーズするラストで号泣😭
鉄平も朝子もいつまでもいつまでも幸せでいてください
#海に眠るダイヤモンド
#神木隆之介 #杉咲花 pic.twitter.com/Otd1dxkReI
海に眠るダイヤモンド、最終回、一面に広がる花が鉄平が植えたコスモスだと気づいた瞬間、主題歌のねっこが流れた瞬間、信じられない速さで涙がツーっと流れてきた、
— (@ry_916_s) December 22, 2024
「ささやかな花でいい大袈裟でなくていい
ただあなたにとって価値があればいい」
#海に眠るダイヤモンド
会社を息子に譲り、澤田氏こと誠が隠した『日記No.11』と破られていた日記の破片をきっかけに、再度端島に向かう朝子と玲央。「あの日の朝子さんを迎えに行こう」という玲央の言葉には胸を打たれました。朝子がいづみと名乗って玲央に声をかけたのは外勤さんだった鉄平の心根が発動したから、そして玲央が投げ出さずにいづみに付き添うのも日記で吸収した鉄平効果なのですね。
「死骸…石炭だと思えばいい」と決めつけて勇気を出すいづみの様子は怖かったのですが、チャーター船の船長さんが「食堂の朝子」をご存じで鉄平を案内したこともあるという奇跡が発動、この辺はやはりドラマらしい展開です。それでも朝子が鉄平の置いた「ダイヤモンド」であるギヤマンを見ることなく去り、でも鉄平の家で咲き誇るコスモスと遠景の端島を見た瞬間には涙が溢れました。
前向きな玲央と朝子の2024年も含めて、まさに主題歌King Gnuの「ねっこ」の通り『咲き誇れ~♪』にふさわしいエンディングでした。
次回の見どころ
2025年1月期のTBS系日曜劇場ドラマは、松坂桃李主演の「御上先生」です。
松坂桃李演じる御上先生は官僚出身の教師、関東の進学高校と大人社会の関係を密に描く「大逆転教育再生ストーリー」とのことで、日曜劇場ではドラマ「ドラゴン桜」以来の学園ドラマです。共演に吉岡里帆・及川光博・北村一輝ら、また生徒役の主要メンバーにドラマ「最高の教師」で重要な生徒役を演じた奥平大兼や、映画「ハピネス」主演コンビの窪塚愛流・蒔田彩珠を迎えた、骨太な役者陣が楽しみです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「海に眠るダイヤモンド」放送後の感想記事を紹介しています。
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まとめ
端島という世界遺産にまでなった場所ですが、住んでいた人がいて血が通う歴史があったのだということが、心に響く最終回でした。思った以上に危険で不遇だった鉄平の人生後半は痛々しく、でも少しでも端島や賢将とかかわる部分があったこと、終の棲家には端島とコスモスの庭が広がっていたことに心が洗われました。
すべてを振り返ったいづみ、もとい朝子が、しっかり頭を上げてインスタを始めるほど生き生きしているのも嬉しかったです。