2020年10月スタートのTBSドラマ「危険なビーナス」。ヒロイン役として吉高由里子が出演します。
吉高由里子といえばCM出演も多く、最近では「東京タラレバ娘」、「正義のセ」、「わたし、定時で帰ります。」、「知らなくていいコト」と4年連続のドラマ主演のほか、映画「検察側の罪人」にヒロイン・橘沙穂役で出演しています。
当然、視聴者からの演技評価は高いはず!と思いきや、数多くの酷評も見られ、なかなか評価の割れる女優だということがわかりました。
気になる吉高由里子の演技力評価を、上手い派・下手派に分けて、見ていきましょう!
吉高由里子のプロフィール
氏名 | |
---|---|
生年月日 | 1988年7月22日(36歳) |
出身地 | 東京都 |
血液型 | O型 |
身長 | 158cm |
事務所 | アミューズ |
吉高由里子は2006年にデビューし、多くの映画やドラマで活躍をしています。
多くの賞も受賞しているんですよ。
主な受賞作品
- 2006年度:第28回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞「紀子の食卓」
- 2008年度:第23回高崎映画祭 最優秀助演女優賞「きみの友だち」
- 2008年度:第51回ブルーリボン賞 新人賞ほか「蛇にピアス」
- 2011年度:第33回ヨコハマ映画祭 主演女優賞「婚前特急」
- 2013年度:第5回TAMA映画賞 最優秀女優賞ほか「横道世之介」「真夏の方程式」
- 2014年度:第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞「花子とアン」
- 2017年度:第41回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞「ユリゴコロ」
抜粋しても、こんなに受賞歴のある吉高由里子ですが、演技力評価はなぜ割れるのでしょうか?
ネットの意見を見ていきましょう!
吉高由里子の演技、下手派
棒読みで下手
吉高由里子や新垣結衣、演技は棒だが顔は立つ
吉高由里子ってクッソ棒読みでマトモな演技もできないのになんで女優やってんの
今更ながら正義のセを見てる。吉高由里子の演技ひどいな。花子とアンの時も思ったことだけど、滑舌悪いし、表情がないし、この人が主役はることでドラマが安っぽくなってる気がする。
セリフが棒読み、感情が足りないという意見が見られました。
最近のドラマで「感情を押し殺している役」、「新人で戸惑っている検事役」を演じていたということもありますが、基本のセリフでダメ出しがあるというのは残念な話です。
好みにもよるとは思いますが、実際、活舌が際立っているというわけでもないですよね。
むしろ時には舌足らずなイメージを売りにしている傾向も見られます。
悲哀は無理、下手
まっっっじで余計な御世話だけど吉高由里子に33歳独身女の悲哀はわからないのではないか…
とっ東京タラレバ娘が実写ドラマ化ァ〜?!どういうことやねん!どういうことやねん!吉高由里子なんぞに東京に生き恋に悩み愛に散るアラサー女の悲哀と滑稽さが分かってたまるか!!ハイボール飲んでヘラヘラ笑って野田洋次郎と付き合ってツイッターにポエム投稿する女やぞ?!分かってたまるか!!!
吉高由里子の演技を見てると花子とアンを思い出す。つまりはどの役を演じても一緒でヘタ。なんだろ、あのぎこちない感情表現が受け付けないのかな。原作はとても良いのに!
2017年の「東京タラレバ娘」に集中した酷評です。
確かに、東村アキコの原作の設定から見ると、当時30歳前だった吉高由里子が「焦る」立場を演じても、説得力に欠けるといえますね。
涙を見せるシーンもあったのですが、ドラマ上「たら」、「れば」を繰り返して酔いつぶれたりしている姿は、切なさよりも暴走している印象が強かったです。
共感できないという意見あり、「不幸に見えるわけない」という若干のヤキモチあり、という感じですね。
演技下手でドラマをダメにした!?
「ガリレオ」や「正義のセ」
秀才役を演じると、とたんに馬鹿そうに見える吉高由里子 演技下手だと思った。
逆に綾瀬はるかは「義母と娘のブルース」で演技の上手さに気が付いた。
普段ぽけ~として見えるのに、滑らかな早口口調、滑舌が良く、中国語も綺麗で、頭の回転の良い女性にちゃんと見える。
「ガリレオ」、吉高由里子がダメだなあ。ただ、福山につっかかるアホな女という以上のものになってないように見える。
なんかガリレオの吉高由里子の演技って下手クソなうえに腹立つんだけど…最近の俺は心に余裕が無いのか…
吉高由里子演技下手になった気がする
正義のセが合ってないだけかな?
2013年の「ガリレオシーズン2」、2018年の「正義のセ」、どちらも秀才の若手を押し出したヒロイン役です。
「ガリレオ」についてはシーズン1の柴咲コウに対してファンが多かったということも理由でしょうが…。
年齢を重ねても、似たような役にダメ出しが多いというのは興味深いですね。
「偉そう」、「ムダに前向き」というあたりが、似合わない、あるいは嫌いという意見の理由でしょうか。
ただ「生意気な設定」という役柄を考えると、むしろアンチがつくことは演出の勝利、ともいえるわけですね。
次のような意見もあるんですよ。
吉高由里子はいつ見てもイライラさせられるな…演技下手なのに演技してる感がまたイラッとさせられる。これはある意味一首の才能だよね…w
ガリレオの吉高由里子さんは態度が本当にムカつくので、演技が上手だなー、って思う。他の何かでかわいいって思ったので余計にそう思う。
演技が下手だと言われることもあるし前のドラマと演技同じじゃないか?と言う人もいる吉高由里子だけど、明らかに違うよね。
検事役向いてないんじゃないかと言われるくらいに未熟者の雰囲気ちゃんと出してるのに。
タラレバのときの歳を重ねた図々しさを出した演技とは違う。ちゃんと観て欲しいなあ
つまりは「演技が下手でドラマを壊している」というよりも、むしろ「嫌な性格の演じ方がうまい」「仕事から浮いている演技がいいのでは」という評価です。
ある意味、見る人次第ともいえる、というわけですね。
ヒロイン花子役で受賞歴もある朝ドラ「花子とアン」ですが、毎週のように演技をマスコミに叩かれたりしながらも、視聴率アップに貢献しました。
きっとこれからも、アンチを味方につけてしまうタイプの女優なんですね。
『正義のセ』、吉高由里子って別にきれいな人でもないし(殺された役の佐藤めぐみの方がはるかに美人)芝居も下手。だけどこの女優は、たどたどしいしゃべり口も含めて、愛嬌の塊のような人。恐らく天性、気取ってるんじゃない。ぼくは惹かれるので、ドラマの出来自体は「まあ普通」なのに、観ている
吉高由里子の演技、うまい派
では、一方で演技がうまいと感じている人の評価を見ていきましょう。
相変わらず吉高由里子演技上手い。
正義のセ面白いわ!
吉高由里子演技上手いな!
迫真の演技がいい!
「正義のセ」第一回、とても面白かった!吉高由里子さんの迫真の演技に、ウルっと涙が出そうになりました。。。(歳のせいか…)。主人公の名前が凜々子さん。その妹役の広瀬アリスさんは朝ドラでリリコさん。朝ドラファンとしても嬉しいキャスティングですね!
『ユリゴコロ』吉高由里子は、未だに私の中で『紀子の食卓』を越えるものがなかったけれど、今回はそれに匹敵する位凄く良い演技だったと思う。あの瞳の残酷さと見透かされるような恐ろしさ、そして限りない美しさ。死への興奮を語るその双眸が、やがて愛を知った時に「普通の」人間のそれに変化する。
【ユリゴコロ】観賞。
凄まじいほどの愛と、凄まじいほどの憎しみの中で起こる愛情劇…いや、愛憎劇だった。人が人としての心を取り戻す時、とてつもない哀しみに囚われる。後味の悪いラストではなかったが、後に残る感覚になった。吉高由里子の体当たりな演技に釘付け。
迫真の演技に、高評価です。
演技が「薄い」と言われることもある吉高由里子ですが、やる気にあふれた時の演技を評価する人も多いんですね。
また、何といっても映画「ユリゴコロ」の演技はネットでの意見も多いです。
サイコパス的な面、愛をこじらせているダークな演技は、吉高由里子のハマり役になった様子ですね。
グロいシーンでも、透明感のある美しさがあるというのも、吉高由里子ならではです。
目の演技がいい!
吉高由里子の目力凄いな。顔も声も凄く好きだな♡
この前ドラマ「正義のセ」を見ていて、吉高由里子が泣きそうなのを堪えてセリフを言っているのを見て大泣きしてしまいました。これが演技なら凄すぎる!泣きそうと相手に分かってしまってもいい、泣かないことが大事。でもそれはそれで心臓に悪そうで吉高さんどこでブレスしてるんだろうとww
一昨日のスタパで、歩が亡くなったシーンを改めて観てるけど、吉高由里子は悲壮感を醸し出す放心状態の表情や、泣きの演技は本当に上手い
目ヂカラや目だけの演技、泣きの演技を評価する意見です。
もらい泣きしてしまう!というのは、最高の誉め言葉ではないでしょうか。
吉高由里子が泣く時って、ちょっとスネたような口元になり眉間に力が入る、独特の演技をしますよね。
また映画「検察側の罪人」のついての高評価もよく見かけます。
木村拓哉・二宮和也に挟まれて、それでも目の演技で負けていなかった、というのはスゴイです。
吉高由里子は一重まぶたですし、演技力で目ヂカラを出しているのは間違いないですね!
哀しい演技がいい!
泣くのが我慢出来ないほど泣いたわぁ。吉高由里子の演技もあいまってだなぁ。そんなに大げさじゃないのにすごく悲しい演技するの。
吉高由里子は幸せ一杯 リア充な役より哀しみも背負って生きてく…みたいな方がハマるね
カイジ2の吉高由里子の演技がすごく悲しい演技するから話すだけでなんか泣きそうになる笑笑
おれ涙腺ゆるゆるだな
花子とアン、BSの再放送が最近毎朝の楽しみ。
このところの切ない気持ちがよくよく伝わってきて、キューとなる…
吉高由里子ちゃんと鈴木亮平さんの混乱とか悲しみとかいった表情が、もう、もう、涙が出るほどよく伝わってきて。
感情を伝えるお芝居ってすごい。
来年からまた毎朝楽しみに観よう。
哀しみを表現する演技がいい!という意見です。
ドラマでいうとやはり「花子とアン」のキャリアや不倫の恋に悩む様子、また映画でも「ユリゴコロ」などの哀しみがにじみ出るような役柄に共感する人が多いんですね。
「哀しい演技」が評価されているのを見ると、テレビドラマで吉高由里子がゲットした役柄にはミスマッチがあったのかな、という気もしますね。
「東京タラレバ娘」、「正義のセ」は、苦しい時もありますが、明るさが勝っているタイプの主人公だったように思います。
新ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は、どんな役柄になるのでしょうか。
個性がある!
吉高由里子さん個性的で好き!
飾らないところと
掴み所ないところがまた好き
いい子ちゃんの役柄よりも、個性の見える演技が好き、という意見も多かったです。
同じような評価のある女優さんといえば、安藤サクラですね。
安藤サクラは朝ドラ「まんぷく」で活躍中ですし、2019年のアカデミー賞主演女優賞に選ばれました。
演技の方向性は安藤サクラが派手、吉高由里子は抑え気味という印象ですが、似た評価が出るものなんですね。
吉高由里子、迫真の酔っ払い演技w 天才的に上手い。実際飲んでるんじゃないかと思う位。
昨日名古屋から帰るバスで吉高由里子さんの映画『婚前特急』を見ました。まさに体当たり演技。以前に『蛇とピアス』も見たけど荒んでも汚れない女の子の役柄が上手。
シアタートラムで「レディエント バーミン」観劇。とにかく良かった!吉高由里子さんすごいな。演じることって楽しむこと?生きること?本人が持って生まれた個性を生かすことなんだろうなって思いました。いつまでも心に残る作品となりそうです。
まとめ
賛否両論、説得力のある吉高由里子の演技への意見をまとめてみました。
確かに全体的に、吉高由里子の演技は「濃い」、「派手」ということがないんですよね。
それでも特に目ヂカラや暗いシーンに好評価が集まっているのは興味深いです。
2020年10月11日スタートのTBSドラマ「危険なビーナス」では、ミステリアスなヒロインを演じる吉高由里子。
この役について、吉高由里子は「いろんな表情を持っている役なので、緩急つけて演じていきたい」と語っています。
謎の美女・矢神楓役を演じる吉高由里子の演技に要注目ですね!
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