2020年のTBSドラマ「MIU404」。
8月14日放送の第8話放送後の感想をまとめていきます。
生きたまま指がもがれたという遺体が前科2犯の蒲郡慈生元刑事(小日向文世)も知る男だったため、ガマさんが再登場しましたね。
今回は伊吹藍(綾野剛)の方が大いに事件に翻弄され、志摩一未(星野源)がフォロー役にまわります。
404バディの絆がレベルアップする姿が良かったです!
前回(第7話)の感想はこちら。
ドラマ「MIU404」第7話の感想
ネタバレ注意!
「MIU404」第8話 視聴率
ドラマ「MIU404」第8話の平均視聴率は8/17(月)午前に速報更新します。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
視聴者の感想
落ち着かない桔梗家、指の欠けた連続殺人
志摩の優しい顔と、伊吹のクシャクシャな涙が印象的な回。
志摩さんは盗聴器が仕掛けられた事を自分のせいだと思って、ハムちゃんは桔梗さん一家に迷惑をかけていることに罪悪感を感じて、ガマさんは自分の犯行について伊吹にできることは何も無かったと言い切ってる。
みんな「誰かのせい」にしていない
これがまた辛い
いつもしかめっ面の志摩の過去はファンタジーかってくらい救われたのに、いつもニコニコしてる伊吹の過去は残酷にぶった切られたの、不平等過ぎて現実辛い。最後のハムちゃんのメッセージも切ない。
結局連続殺人じゃなかった、ガマさんが模倣した1回目の殺人の犯人はまだ捕まっていないので要チェック
桔梗ゆづる隊長(麻生久美子)や息子ゆたか君、そしてハムちゃんこと羽野麦(黒川智花)が警察関係者のマンションに落ち着く間もなく、4機捜は連続殺人事件(推定)の捜査に駆り出されます。
九重世人(岡田健史)の思い出した『指3本切断は長崎のキリシタン狩りみたい…“獣ナリ、人間ニアラズ”』との情報には背筋が寒くなりました。
志摩にいちいちマウントを取ってくる捜査一課の刈谷刑事(酒向芳)のイヤミがひどくて、上手く避けている志摩の現在の安定感が際立っていましたね。
過去を克服した志摩は、ガマさんの動向にうろたえる伊吹を支えて「人より多くの情報を吸収しているが論理立てて説明ができないだけ」と、フォローします。
伊吹のために志摩が刈谷に言った、「協力してください、手柄は要らない」のセリフにはしびれました!
ガマさんの正体判明に、伊吹・志摩の絆が深まる!
小日向さんの凄みもさることながら、今日は綾野剛に泣かされた。もう泣くしかないわあんなん。
軽い感じで始まったから展開が予想できなくて、心の準備も間に合わず。不覚😭
中堂さんと道は途中まで同じだった蒲さん、奥さんのロザリオを首にかけた時点で逃げる気がない事と、奥さんを救ってくれなかった上に犯罪者を許せというキリスト教への想いが出てるんだろうな
指を切り落とされ、人間から「獣」に墜とされた遺体。
手を取り合えなかった人間の成れの果て。
その一方で、深い喪失感の中にいる相棒に手を差し伸べた志摩、その手を取った伊吹。
「手」がとても印象的な回。
最後のがまさんのセリフ
お前には何もできることがなかった
って志摩さんに伝えたのは
本人に伝えられなかったからじゃなかろうか
そして、伊吹さんへの優しさだったんじゃなかろうか
と考えてしまう
「指切り殺人事件」の方は、何といってもガマさんこと蒲郡慈生元刑事(小日向文世)の立ち位置が二転三転する展開に一喜一憂してしまいました!
最初は人の好い頼れる伊吹の恩師、かつ少し痴呆症が出た悲しい老人、しかし本当は妻の敵を討つ冷静な殺人犯だったというスゴイ流れでした。
もちろん演じるベテラン俳優・小日向文世の演技力だからこそ、多面性のあるガマさんの気持ちに寄り添いたくなってしまうんですよね。
全てが明るみに出た時の、泣きわめく伊吹と厳然とした表情のガマさんとの悲痛なぶつかり合いには、胸を締め付けられました。
第6話までで志摩の過去が片付いて、伊吹との仲が平かになっていて本当に良かったです。
言葉少なに「行くぞ相棒!」と手を差し出す志摩に支えられ、伊吹もきっとすぐに立ち直りますね。
「アンナチュラル」とのコラボ再び
あー。MIU404やばすぎた。
前半坂本さん、中堂さん、神倉さん出てきた時に今日は最高だって思ったけど
後半にかけてがもっともっと最高に良かった。
アンナチュラルの5話、死の報復ふたたび。
切なすぎた。涙止まらない。
今週の回をもう一回見直したけど。初アンナチュラルの中堂さんとの対比になってるんか。初見ではそこまで頭が回らなかったわ。
一線を超えてしまった人間と踏み止まれた人間。
神倉さんが伊吹と志摩に指の切断の向きの話してる時、部屋の外でミコトと東海林さんとろくろーが3人でなになにみたいな興味津々の所想像できるし、中堂さんはあの例の寝泊まりしてる部屋のソファでそんな様子を見てるよね、うん。想像できる。最高。
アンナチュラルは闇の中に光を見出す物語で、MIU404は光で出来た影に目を向けさせられる物語って感じ
あっ!罰金1000円! https://t.co/RYiLCk6lfp
— 飯尾 和樹 (ずん) (@peccori_45) September 11, 2020
今回もドラマ「アンナチュラル」の出演者が登場し、SNSも大いに盛り上がっています。
UDI・法医学センターから、ムーミンが大好きな臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)が404のメロンパン車に寄って来たり、通話で「クソ禁止!」との懐かしい会話をしたりしていましたね。
また、神倉所長(松重豊)が嫌味な刈谷刑事を差し置いて、志摩に「連続殺人の見立てへの疑問」を報告するシーンもありました。
でも「アンナチュラル」ファンにとっては、登場しなかった中堂医師(井浦新)の動向も、嬉しい話題でしたよね。
「刈谷という刑事とやり合った」・「連続殺人オタク」という中堂ならではの性格や能力が漏れ聞こえてきて、楽しかったです。
次回第9話には西武蔵野署の毛利(大倉孝二)・向島(吉田ウーロン太)の両刑事が再登場、4機捜の分駐所をさらにアットホームな雰囲気に盛り上げてくれそうです。
次回(第9話)の見どころ
「MIU404」第9話は、『住居侵入事件の一斉ガサ』とのこと。
予告では陣馬班長(橋本じゅん)たちが張り切っている姿が見られ、4機捜も重点密行だけでない様子がスッカリ刑事らしくなってきた感じです。
無事に羽野麦(黒川智花)を追う黒幕“ハマダ”、あるいはドラッグの親玉“エトリ”へたどり着くことができるのでしょうか。
また、ナウチューバ―・REC(渡邊圭祐)が伊吹・志摩と接触を図るシーンにも興味津々です。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「MIU404」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「MIU404」第1話の感想
- 「MIU404」第2話の感想
- 「MIU404」第3話の感想
- 「MIU404」第4話の感想
- 「MIU404」第5話の感想
- 「MIU404」第6話の感想
- 「MIU404」第7話の感想
- 「MIU404」第8話の感想
- 「MIU404」第9話の感想
- 「MIU404」第10話の感想
- 「MIU404」最終回の感想
次シーズンの作品
同枠の次の作品は「キワドい2人-K2-」。
2020年9月11日からオンエアです。
まとめ
ドラッグの売人・久住(菅田将暉)と、ドラッグの運び屋になってしまった成川岳(鈴鹿央士)についての詳細も、次回に持ち越しになりました。
でも、羽野麦にウラ懸賞金1千万円をかけた元裏カジノの関係者が成川とつながってしまったのは間違いないようです。
8話でさらに絆の深まった伊吹・志摩コンビ、そして成川の逃走に責任を感じている九重刑事(岡田健史)たちの活躍に期待ですね。
機捜404チームには、スカッとハムちゃんと成川の未来を救ってほしいです!
公式メモリアルブック