2020年のTBSドラマ「MIU404」。
8月21日放送の第9話放送後の感想をまとめていきます。
桔梗ゆづる隊長(麻生久美子)の自宅侵入&盗聴器事件の裏には、羽野麦(黒川智花)の関わった過去の裏カジノ事件のボスだけでなく、暴力団も関わっていることが判明します。
あんなにおびえて身を隠していたハムちゃんがアッサリだまされて拉致されてしまう展開には、胸が痛くなりました!
また、クズミ改め久住の意外な立ち位置も必見でした。
前回(第8話)の感想はこちら。
ドラマ「MIU404」第8話の感想
ネタバレ注意!
「MIU404」第9話 視聴率
ドラマ「MIU404」第9話の平均視聴率は8/24(月)午前に速報更新します。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
視聴者の感想
警鐘!未成年の実名報道に、SNS悪用の人探し
まだまだ熱がおさまらない…こんなに気持ちをガッツリ捕まれ持って行かれるドラマあるだろうか
最初、成川くんは麦ちゃんを見つけるのを「いい事」だと思ってやってたんだよね。人探しにRTする誰かも「いい事」だと思ってやってるんだよね。いいことって何なんだろうね。人の善意って悪意と表裏一体なんだなあ。そう考えると4機捜も桔梗さんも善意で動いてるわけじゃない。
行方不明人物をSNSで探すこと、その情報の信憑性について斬り込んでいたの本当に凄いと思う。
ところで、メロンパンへのらくがきは、なんなんですかね?
前回の蒲郡慈生元刑事(小日向文世)の殺人の件で弱っている伊吹藍(綾野剛)にとって追い打ちのように、メロンパン号が落書きの餌食になっている頃。
ナウチューバ―RECこと本名・児島弓快28歳(渡邊圭祐)は、クズミの指示を受けた成川岳(鈴鹿央士)の依頼を面白がって引き受けます。
RECがハムちゃんこと羽野麦(黒川智花)の洗い出しに成功したのは、怖いことにウソの人探しのSNS拡散に引っかかった「善意の第三者」からの情報提供でした。
考えてみれば、RECは成川の実名をネット番組で広めた張本人ですし、何だかエトリがらみでなくても正義感が欠如している人物に見えますね。
メロンパン号の落書きは、成川家に描き殴られた中傷の落書きの伏線だったのでしょうか。
ハムちゃんとナル、古井戸から救出!
澤部に殴りかかる伊吹と止める志摩のシーンすげえ…すげえよ……この人たちマジよ…
「間に合う」
「安心しろ、俺も、許さない」
志摩の全肯定が痺れる……
かっっこいい……めっちゃ好き……
そして桔梗隊長がかっこよすぎる!!冷静に判断して的確に指示して先を見据えた行動をして結果を出してあれでこそ管理職だよな〜あんな上司の下で働きたい!!憧れる!
「嘘をついて呼び出しました」「薬を売りました」と罪を告白して手首を差し出す成川を真っ直ぐ見据えて「全部聞く」と答える九重くんが胸にくる
3話の九重くんと桔梗さんの問答を思い出す
二度見して冷静に。ギリギリの状況で自分のことよりナンバーを伝えたハムちゃんと、それ汲み取って、光が指した後、助けを求める前に真っ先にそれを2人に伝えた成川くん。深み。
羽野麦(黒川智花)の危機を懸命に桔梗ゆづる隊長(麻生久美子)が上層部に訴える中、本人が成川の誘いに引っかかってしまったのにはヤキモキしました!
陣馬班長(橋本じゅん)も張り切って辰井組へのガサ入れに参加する中、九重世人刑事(岡田健史)が手がかりをつかんだのはお手柄でした。
泣きそうになってハムちゃんの情報を追う伊吹、彼を必死に抑えつつも一緒に2階から飛び降りたりする志摩一未(星野源)もカッコよかったです。
ハムちゃんを挟んで伊吹・志摩が抱き合ったシーンには感動しましたが、「成川はいいの?!」と焦れていたところ…。
成川は九重刑事が自ら井戸にダイブして救出、この2人の心を通わせた様子にもジーンとしました。
久住役・菅田将暉のラスボス感がハンパない!
エトリがなかなか姿を見せず
かなりの大物俳優が演じているのか?と思ったら
あっさりあんなことに(^-^;)
〝クズを見捨てる〟クズミから見れば警察に本丸として追われていたエトリもまたクズだったのか
アカウントBANだけじゃなく、車もバン!したクズミ…私たちも20代の関西弁を話す男しか情報なくてやきもき。
久住ってもう黒でも白でもなくグレー。
透明。
心がない人間って感じ。
ドラマ「アンナチュラル」バディ、西武蔵野署の毛利(大倉孝二)・向島(吉田ウーロン太)の2人が4機捜に教えてくれた久住(菅田将暉)の情報は少なく、
- 成川は久住の世話になっている
- 池袋のクラブからドーナツEPを広めた
- 20代で関西弁
- スマホにパパラッチ対策の反射板(?)
といった感じでした。
はじめ久住はエトリの部下なのかと思ったのですが、成川を突き放したり辰井組のガサ入れを鼻で笑ったりとだんだん強面になってきて…。
ついにはエトリにドローンからの爆弾投下で引導を渡してしまいましたね!
まさか『或る一人の死』がエトリだとは予想していなかったので、かなり驚きましたし、久住の方がエトリを操っていたらしいのにも二度ビックリでした。
「クズは見捨てる」と豪語する冷酷な久住と「野生の勘」の伊吹たち熱い4機捜、温度差がクッキリとしているのにも惹きつけられます。
次回(第10話)の見どころ
「MIU404」第10話は『窮地に立つ4機捜』とのこと、エトリ爆死の責任を負わされ、解散の危機を迎えるということでしょうか。
「九重刑事が機捜を離れる」という話も予告に出ていたので心配です。
また、久住の方はエトリのような身代わりを立てるのをやめるのか、いよいよ本性をむき出しにする様子です。
悪知恵も資金も潤沢そうな彼に伊吹・志摩が迫れるのか、活躍に期待です!
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「MIU404」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「MIU404」第1話の感想
- 「MIU404」第2話の感想
- 「MIU404」第3話の感想
- 「MIU404」第4話の感想
- 「MIU404」第5話の感想
- 「MIU404」第6話の感想
- 「MIU404」第7話の感想
- 「MIU404」第8話の感想
- 「MIU404」第9話の感想
- 「MIU404」第10話の感想
- 「MIU404」最終回の感想
次シーズンの作品
同枠の次の作品は「キワドい2人-K2-」。
2020年9月11日からオンエアです。
まとめ
「或る人」がエトリだったのには驚きましたが、ハムちゃんもナルも無事4機捜に救出されて本当に良かったです。
嬉しい予想外で次回10話は最終回ではないようですが、事件はいよいよ4機捜vs久住の最終バトルへと進んでいきます。
「正義は弱い」と苦々しく語り合う404バディが顔の見えない相手をどう追い詰めていくのか、楽しみですね!
公式メモリアルブック