フジテレビの月9ドラマ「Night Doctor」。
9月6日放送の第10話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回は救急医療の現場やナイトドクターにとって辛い「患者受け入れの可否」の決断場面がたくさん登場します。
指導医・本郷先生(沢村一樹)が「断れ」と言った件は、どう考えても病院到着時まで延命が不可能な患者だったわけですが、チームのみんながやり切れない表情でした。
朝倉美月(波瑠)は「受け入れ拒否」の現実と、さらに次の患者を救えなかった自責で、誰よりもショックを受けてしまいます。
一転、雷雨下での停電に対応する時のみんなの様子はたくましく、さすがの成長!という感じでした。
1人1人が自分の意志で責任を持って動いている感じが良かったです。
前回(第9話)の感想はこちら。
視聴率
「Night Doctor」第10話の平均視聴率は9/7(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「Night Doctor」第10話を見た視聴者の感想
救えない命もある現実に、美月号泣
冒頭、本郷(沢村一樹)が指導医の分際で救急隊員に掴みかかっていた。
15分で搬送できると言ったのにたかだか3分遅れたからだ。
一瞬「…ん?」と思ったけど、考えてみれば一刻を争う救命現場で3分は長いし、もし救えなければ遺族は「病院に殺された」と思い込む。
時間厳守なわけだ。
はーまじで朝倉先生と高岡先生の関係好きすぎてやばいしもう超かっこいい~
美月先生の涙がクルな
割と鉄のメンタルだと思ってた美月先生のこみ上げる涙はやばいね
救命措置が行える時間の限界はよく耳にする話ですが、現場でのプレッシャーやショックがビビットに伝わってくる今回のストーリーでした。
1晩に患者の受け入れ拒否・遅れて到着した患者の死亡と立て続けにショックを味わった美月は、1人泣き出してしまいます。
慰める高岡幸保(岡崎紗絵)が、美月を抱きしめるも自分も涙をこぼすシーンは、切実さと合わせて女医同士の友情にも感動してもらい泣きしそうになりました。
こんな時、深澤新(岸優太)も美月を慰める方向になるかと思いきや、余計な一言は放つし、お手製の丼を朝食に振舞ったのは幸保と桜庭瞬(北村匠海)だったわけで…。
「こういうところで上手く立ち振る舞えないのが、やっぱ深澤だよね」という感じが満載でした(苦笑)
停電の夜、救える患者はすべて受け入れる!
第10話。物凄い回だったなあ…。あの規模の停電は極端かもだけど、今実際の医療現場ってこういう状況から遠からず、なのかもしれないなあ。医療従事者はすごいと改めて。
で、解散の流れなのか…。一発逆転はあるのかな?
桜庭が停電の時に子どもの相手してたのなんかよかった
朝倉の言葉を思い出して受け入れた深澤のこの顔でもう無理だった こんな目するなんて聞いてない チキンのチの字もないやんけ
階段駆け上ってく、節電隊長死ぬほどかっこよくなかったですか??
そりゃ岸も筋肉痛になりますよね。
「ここ任せていいか」
「お前達に任せる」
「お前達の指示に従う」
本郷先生、この夜にはもう分かってたんだね…😢
沢村一樹、有能過ぎ!
こんなカッコよすぎる上司、どこにもいないよー!
台風&雷の大規模停電の現場で、休みなのに駆けつけた美月が『受け入れましょう!みなさん力を貸してください』と発奮、それ以降の患者はすべて受け入れ、救急隊員も電源車両を用意するなど大車輪の働きでした。
ネットでは「こんな状況はおかしい」というプロらしい意見もいくつかつぶやかれていましたが、ドラマとしては大いに盛り上がり、チームの成長と団結を感じた展開でした。
でも、本郷先生が「受け入れるか否か」をみんなにゆだねた時は、少々驚きました。
美月に患者の仕切りを負かせるし、深澤は節電隊長として館内をくまなく走らせるし、人使いの方もなかなかでした。
きっと先に理事会決定として「ナイトドクター・チーム解散」を宣告されていたので、適材適所や自主的に動く能力を伸ばしたかったのでしょう。
今度はこちらで停電…。満床です!とか、人工呼吸器足りません!とか、コロナ禍の今を表しているんだろうな。
本当に、お医者さん、特に救命の医師ってすごい。
あの拍手のシーン最上級の皮肉だなぁw
だからあんな風に俺たちでできるからさっさと帰れなんて言ってくれたんだろうね。
一夜明け、患者の拍手も浴びて居心地の悪い嘉島センター長(梶原善)の驚きはわかる気がしましたが、それでも何とか夜間チームに帰宅を促したシーンには苦笑いでした。
廊下までミッチリな患者への体面上ということもあるでしょうが、リーダーとして少しは成長しているのかもしれませんね。
次回の見どころ
次週9月13日、第11話・最終回となります。
ナイトドクター・チームの解散を受け入れがたい5人に最大の試練の夜が降りかかり、成瀬を司令塔に朝倉・高岡・深澤は各々事故現場へ、桜庭は1人での手術担当に取り組みます。
ここから「解散撤回」の流れにもっていくのは無理そうなので、本当に解散ということなのでしょうか。
TV予告の『5人が出した答えとは』が気になります!
夜間の医療現場に希望の持てる最終回であってほしいですね。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「Night Doctor」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ナイトドクター」第1話の感想
- 「ナイトドクター」第2話の感想
- 「ナイトドクター」第3話の感想
- 「ナイトドクター」第4話の感想
- 「ナイトドクター」第5話の感想
- 「ナイトドクター」第6話の感想
- 「ナイトドクター」第7話の感想
- 「ナイトドクター」第8話の感想
- 「ナイトドクター」第9話の感想
- 「ナイトドクター」第10話の感想
- 「ナイトドクター」第11話の感想
まとめ
基幹の大病院が非常事態にはこんなに頼りにされるのかと、ビックリした第10話でした。
チーム解散の決定はこの「停電の夜」以前に決定されたものですから、功績を評価して、是非とも最終回では違った「未来」が見たいです。
それにしても本郷先生は相変わらずコワオモテですが、本当にいいセリフが多い人ですね。
『(患者を亡くして)悔しい思いをしたのなら、何としてもお前たちがナイトドクターの成功例になれ』という言葉は、いろいろ置き換えて自分に使いたいくらい、すごく心に響きました(笑)