フジテレビの月9ドラマ「Night Doctor」。
9月13日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
第10話で「ナイトドクター・チームの解散」を宣告されてしまった朝倉美月(波瑠)たちメンバーですが、悩む間もなく忙しい夜がやってきます。
指導医・本郷亨(沢村一樹)は解散を意識してか、メンバー1人1人が率先して事故や手術の現場を仕切れるように成長を促しているようでした。
まさに「その夜は私たちの行く末を暗示するかのよう」だったわけですが、見事受けて立ったメンバー5人がそれぞれの患者と向き合い、活躍姿は見ごたえアリでした。
場面展開が目まぐるしいですが、爽快な視聴感の最終回です!
前回(第10話)の感想はこちら。
視聴率
「Night Doctor」最終回の平均視聴率は9/14(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「Night Doctor」最終回を見た視聴者の感想
実は前向きだったナイトドクター・チームの解散
MERは解散して終わると思ってたのに、本格的に始動したし
ナイトドクターは続編を匂わせる終わり方になると思ってたけど、一旦散ってキレイに終わった
解散といっても前向きな解散で良かった。現実世界でも医師の働き方改革が進むとよいのだが(今はコロナ対応で無理だけど)。あと救命士の星崎(泉澤祐希)が最終回にして初めて顔出し出演できて良かった。5人そろって、あるいは5人の誰かを主役にした続編に期待
この本郷先生の "背中で語る" 構図が好きなんですよ。序盤から安心感ありまくりの本郷先生、かっこよすぎです……
前回、突然本郷先生から「ナイトドクター・チームの解散」が理事会決定だと伝えられて呆然としていたメンバー。
しかし、視聴者すら欺くことにこれは赤字閉店ではなく、「拠点拡大の礎へ」という計画でした。
これまでに培ったノウハウを各病院に広める先駆者なんて、成瀬先輩(田中圭)や美月以外は荷が重いと考えそうですよね。
動揺するメンバーに辞令を出すのではなく、「お前たちの人生だ」と決断をゆだねるあたり、本郷先生もズルい、というか人使いが上手いです。
一番焦っていたのは深澤新(岸優太)でしたが、未熟であるという自覚だけでなく、入院している妹・心美の心配もあったでしょうね。
困難な夜を各自で乗り越え患者を救う!
美月先生の懸命に患者さんに声をかけるシーンは涙が溢れました
1話(患者さんから逃げる深澤先生)
11話(患者さんを救い出す深澤先生)
凄い変化よ……
深澤先生がプレッシャーで精神状態壊れそうなタイミングで電話くれる成瀬先生・・・でも決断は後輩にきちんとさせる。
神の声でもあり、導きの光でもある感じ
深澤先生の棒をぎゅっと掴んでたの、不安が滲んでていい演技だった
ほんと頑張った、深澤先生
幸保や桜庭くんの奮闘に静かに驚いてそっと微笑む 成瀬先生に今日一番惚れた
熱かったー。高岡が綺麗で気が強くて大好きだし、深澤の成長も良かった!でも、でも、今日は朝倉の患者さんとの硬い握手が、もう、あかん、あれはあかん。
涙腺崩壊したし。
まるで本郷先生の企みのように、その夜は朝倉・深澤・高岡幸保(岡崎紗絵)が各々の事故現場へ急行、残っていた桜庭瞬(北村匠海)も患者の急変に1人で対応することになります。
それぞれが自分の知識と信念で動いている姿は、第1話のころの未熟だったりから回りしたりの時期とは大違いでした。
心タンポナーデの単独対応に挑む桜庭、電車両にもぐって挟まれた患者を治療する美月、転落患者を躊躇なく現場で手術する幸保、そして看護師に心配されながらも足を挟まれた患者と向き合う深澤、みんなカッコ良かったです!
仕切り役となった成瀬も、以前なら全部自分でやろうと奪っていたのに、深澤にすら電話で決断を本人に任せて見届け役に徹しているあたり、指導者の器とおおらかさを身に着けていました。
みんなの成長が頼もしかったです。
明けない夜はない!5人プラスα、活躍の予感
外来メインだった桜庭先生が外に向かう姿。たとえ患者受け入れでも何か込み上げる…
ドラマのことは別で書くようにしてるけど最終回本当によすぎたので…
ナイトドクターよかった!毎話朝を迎えるときに一回り二回り成長している5人にいつもグッときていて、最後はナイトドクターの先駆者として一人一人が力を発揮する!最高の最終回や〜〜ほんとよかった
医療ドラマかと思いきや医療と同じくらい人間ドラマが濃く描かれていて楽しかった!1週間を頑張る糧になってた〜!5人の先生それぞれ性格が全然違うのにみんなのことを大好きになれるドラマでした
美月先生たちにまた会えますように
深澤先生の淡い恋心や桜庭先生のドナーのことはどうなったのか描かれてないし、「また」って台詞だったり、いつか続編ないかなぁって期待しちゃうな…
最終回らしく(笑)どの患者も生還、病院の屋上で朝を迎えた5人はナイトドクターとして各地に異動する道を選びます。
桜庭が単独での手術の間、みんなとの勉強の記憶に支えられて「怖くなかった」と告白したのには1番胸を打たれました。
また美月が、ナイトドクターだけが夜間勤務の特別な存在ではないと気づかせてくれたのにもハッとしました。
確かに今回の患者さんは、線路整備・エスカレーター点検・ゴミ処理場勤務と、生活に密着しているのに存在を気づかれにくい夜間勤務の人たちで、なんだか美月に啓蒙された気がしました。
朝日を前に見せた5人の微笑みは、決意がこもっている感じですごく素敵でした。
各地に転勤してビデオ通話をつなぐ5人は、1ヶ月しかたっていないのにみんな「1人で立っている」という感じがしました。
また、昼間の根岸医師(一ノ瀬颯)がナイトドクターを目指していたり、星崎救命士(泉澤祐希)があさひ海浜病院勤務になったりなど、サイドにも目を配っているあたり、良かったです。
深澤が1人とどまったのはポンコツだからではなく、退院したとはいえ心美ちゃんのことがあったからですよね。
彼が美月への恋心をどうするのか、続編で描くのを希望する声がネットではすでに高まっています。
次回の見どころ
次回のフジ月9ドラマは「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」になります。
窪田正孝主演・本田翼や広瀬アリスたちもシーズン1に引き続き共演、医師と検査技師の共闘で難しい診断や病因の謎を解く、ちょっとミステリー要素もある医療ドラマです。
原作・横幕智裕、作画・モリタイシによるマンガを原作とするドラマですが、今回の第2シーズンでは原作の設定を飛び出し、病院の経営方針との対立や医師・技師としての在り方にも深く突っ込んだストーリーとなる予定です。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「Night Doctor」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ナイトドクター」第1話の感想
- 「ナイトドクター」第2話の感想
- 「ナイトドクター」第3話の感想
- 「ナイトドクター」第4話の感想
- 「ナイトドクター」第5話の感想
- 「ナイトドクター」第6話の感想
- 「ナイトドクター」第7話の感想
- 「ナイトドクター」第8話の感想
- 「ナイトドクター」第9話の感想
- 「ナイトドクター」第10話の感想
- 「ナイトドクター」第11話の感想
まとめ
ドラマ「ナイト・ドクター」、爽やかで前向きな最終回でした。
5人のメンバーがキチンと納得した上での解散、各自の活躍が予想される未来への余韻という感じで、そうすると同じメンバーでの続編が想像しにくいのが唯一の欠点ですね。
公式SNSではちょっと仕掛けのある感謝メッセージがアップされていて、続編への期待と共に注目されています。
なかまたちと
いっしょに過ごした日々
ときにはケンカになったりもした
どんなに眠くても
くたくたになっても
たーくさんの笑顔で、何度も
あさを迎えたね
りそうとは違ったかもしれないけど
がんばってきたよね
とうとう別れが近づいてきた…
うしろを振り返らずに皆で前に進もう#ナイトドクター pic.twitter.com/QiLGzq7nud— 【公式】「ナイト・ドクター」フジ月9✨最終回9月13日(月)放送 (@nd_fujitv) September 13, 2021
医療現場の奮闘ぶり、そして「当たり前の朝を守る」を守るために、頑張っている多くの人が夜間にもいることを改めて教えてくれた、このドラマに感謝したい気持ちです!