TBSの日曜劇場「アトムの童」。12月11日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
株主総会の委任状を集めきれず、興津晃彦社長(オダギリジョー)が警察に連行された厳しい状況のサガスのために、安積那由他(山﨑賢人)は新ゲーム『eパルクールジャーニー』の紹介で勝負に出ます。
一方、宮沢ファミリーオフィスの味方として動く菅生隼人(松下洸平)が、意外にも病人の大株主・伊原総一郎(山崎努)を議場に同行、初めは真意が見えませんでしたが、隼人のわずかな表情が決め手でホッとさせてくれました。
興津とも和解、那由他と隼人のジョン・ドゥを応援する視聴者なら納得の大団円です。
視聴率
「アトムの童」の平均視聴率は12/12(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「アトムの童」第9話を見た視聴者の感想
荒れる株主総会に不屈のアイコンタクト!
アトムの童終わったー!
面白かったな。ゲーム音痴で、ゲームは苦手だけど
だんだん進化する映像技術見るのは大好きだった
久々にワクワクしちゃったな。
じーさんず大好きだ!
うみちゃんの大声で言った小山田が頭から離れないうん表情もよかた🤦🏻♀️
本当に仲が良い男同士って言葉を多く交わさなくても阿吽の呼吸みたいな感じでお互い分かり合えるような部分があるけれど今回の株主総会での那由他と隼人のアイコンタクトといい2人の絶対的信頼感だったり男の友情の描き方がこのドラマは最高に上手いんだよな。
ネットでは「株主総会長すぎ!」という声もありましたが…。興津不在で宮沢ファミリーオフィス主導になりつつある議場が、那由他のたどたどしくも熱のこもったスピーチで変化していく様子は、見ていて結構ワクワクしました。
新ゲーム『eパルクールジャーニー』の映像は、まるで東京五輪の閉会式で紹介された、次回パリ五輪の映像のようでした!隼人が大株主・伊原を案内してきた意図は紹介のないまま展開していきましたが、隼人が壇上の那由他に送ったほんの少しの微笑が全てを語っている気がして、一瞬で安心感を覚えました。わずかな表情の変化を演じた松下洸平に拍手です!
伊原老人はどちらの味方?
ゲームなんかにじゃない
ゲームにこそ世界を変える力があるんです
この一言で
ゲームファンで良かったと思う (^-^)
那由多と伊原の質疑応答にあった、「戦争をしている国の人どうしでもゲームの上では一緒に遊べる」というのは、とても今年のドラマらしいセリフだなあ
隼人が案内してきた伊原は、アトムロイドを使った技術を誇る那由他に「ゲーム“なんか”よりもっと、ためになる使い方があるのではないか」と質問します。壇上で考え込む那由他に対し、コッソリ意地悪な喜びに揺れる宮沢沙織(麻生祐未)が憎らしかったです。こんな時にも那由他は彼らしく「楽しいことに使われるなら、正直技術を市場開放したっていい」と言ってしまい、周囲がどよめいているシーンには苦笑いが出ました。
しかし、那由他が本当に言いたかったのは「ゲームで世界中を夢中にさせる」という新常識を目指すこと、地球全体をつなげていくのだという意気込みには共感するしかなかったです。後で隼人は伊原がわざと意地悪な質問をしたのだと深読みしましたが、きっと伊原は那由他の「青い思い」を議場の株主にもわかるように語らせたかったのでしょうね。
株主総会は現陣営の勝利で、ゲーム部門も継続が決定します。意外に負けた宮沢も「今後のサガスが楽しみ」などと半分満足の様子で、大人物ぶりが良かったです。
那由他が隼人に頑張って告白!?
原作なしオリジナル作品だからこそ先の読めないドラマで毎週わくわくした!どんどん物事が進んでいく作風は、ゲーム業界の発展スピードそのものなんだろうな。ひとつ壁を乗り越えたらまた次の壁が現れて、仲間と助け合いながら突き進んでいく様は山﨑賢人さんにぴったりだった。
最後、那由他と隼人と海が集まると、やっぱりいいなって感じた!この3人すごくいいんだよね!そして、じいちゃんずも本当に好き!興津も改心したし、サガスみたいな大企業が、那由他たちのアイデアを世界に広げてくれたら、日本のゲーム業界はどんどんすごくなっていくよね!
良かった~!
最後ニヤニヤしながら見たわー
興津社長ステキだったー!ハマり役!
ジョンドゥのバディ感がたまらなく好きで、海ちゃん加えての身長差絶妙なトリオもまた、大好きでした。
ゲームを全くしてこなかった私でも初めて触れるゲームの世界にワクワクして、日曜日の夜に元気もらえた3ヶ月、楽しかったー😊
故・緒方公哉のお墓参りで、今後は別々だと言う隼人に対し、那由他は「ずっとジョン・ドゥでいよう!」と打ち上げます。直球勝負で、7000キロの距離をものともしない現代ならではの“告白”には、ネットでも評判は上々ですね。それを受けて「クサい…もう1回」とお茶目なことを返す隼人も、那由他への惚れ込みぶりが溢れていて良かったです。
実際に隼人はシアトルの隼人の元に行くし、那由他はサガスにいたはずなのに世界を飛び回っていて…最後にはむしろ帰国した那由他を隼人と海(岸井ゆきの)がお出迎えしたのですから、本当に居場所は関係ないのですね。興津は『eパルクールジャーニー』のクリエイター達と笑顔でしたし、“G3”ことアトムのじいさんズも健在で、言うことなしの円満なエンディングでした。
次回の見どころ
2023年1月期のTBS系日曜劇場は『Get Ready!』、仮面をつけた闇医者チームの活躍を描くドラマです。
主人公で天才執刀医兼パティシエという不思議な“エース”こと波佐間永介役を妻夫木聡が主演、またチームの仲間を藤原竜也・松下奈緒・日向亘が共演します。妻夫木聡と藤原竜也の共演は20年ぶりだそうですよ!
正規の医師や大病院との比較や、癖のある大物患者とのやり取りなど、スリルあふれるテンポの良いストーリーが楽しめそうです。ドラマ『Get Ready!』は、2023年1月8日夜9時より初回スタートです。
次シーズン「Get Ready!」ドラマ情報
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「アトムの童」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「アトムの童」第1話の感想
- 「アトムの童」第2話の感想
- 「アトムの童」第3話の感想
- 「アトムの童」第4話の感想
- 「アトムの童」第5話の感想
- 「アトムの童」第6話の感想
- 「アトムの童」第7話の感想
- 「アトムの童」第8話の感想
- 「アトムの童」最終回の感想
まとめ
最後はやや駆け足の印象でしたが、オリンピック種目にeスポーツとして『eパルクールジャーニー』が認められるという、日本の技術がいい形で世界に発信される夢のあるエンディングでした。トリを飾るのが帰国早々ガチャに願掛けする那由他だったのも、ジーンと来る憎い演出でした。
破天荒で「ワクワクする」が口癖の那由他、離れても敵対して見えても常に那由他を気にかけて少し上のアイディアを提案する優しい隼人…2人の関係をずっと見ていたい気持ちにさせられました。アトムの海・G3ズの笑える活躍や、実はイイ人だった“ガリバー”こと興津の今後も、いい予想ができる結末でした。