TBS系の日曜劇場ドラマ「ブラックペアン シーズン2」。9月15日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
天城雪彦(二宮和也)と世良雅志(竹内涼真)はそれぞれ別の手術を担当、ピンチに佐伯清剛(内野聖陽)が駆け付けるも、天城は父親に医療ミスを押し付けた疑惑のある佐伯に心を許さず…と、ハラハラする状況が止まらない手術シーンが続きました。公開オペで患者は術死の危険、そして現場は混乱しているうえに裏では政治的陰謀アリとてんこ盛りの状況でしたが、何とかエンディングまで駆け抜けます。
医師それぞれのプライドと情熱、そして、わかりにくい愛情が遅れてひしひしと伝わってくる最終回でした。
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最終回の視聴率はいつ発表?
「ブラックペアン シーズン2」の視聴率は9/17(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
最終回を見た視聴者の感想
医者のプライドがぶつかり合う手術室
公開オペ中に高階先生がゆいちゃんのオペに行かなきゃいけない、でも高階先生がいないとオペの危険性が高まるってなって「どちらかを諦める」という概念が生まれた時、天城先生の中に過去に行われた"自分と渡海の二者択一"が過ぎったのめっちゃ悲しかったな #ブラックペアン
— ぺんぎん (@ORESAKE) September 15, 2024
天城、渡海の父上世代の先人達が希望を未来に繋いで、過去の真実を知る佐伯教授が天城先生へとバトンを繋ぐ
— .さときち (@9aQimdMgrBEOsfe) September 15, 2024
そして世良先生を助けに高階先生が駆けつけてくれて。もう今日はブラペの医師全員がヒーローだ✃#ブラックペアン#二宮和也#竹内涼真 pic.twitter.com/gERmgIZ0Gd
佐伯教授が負けてなんか萎えてる菅井教授とその後に原点に立ち返る菅井教授がずっと愛おしい #ブラックペアン pic.twitter.com/DSvl52BobQ
— ENTETU (@ENTETU4) September 15, 2024
公開オペの患者・元医師の徳永栄一さん(井上肇)と、世良の患者・繁野結衣ちゃん(堀越麗禾)の手術が同時進行で描かれ、しかも術式は変更の連続だし執刀医師は交代するしで、なかなか目まぐるしい展開でした。正直、選挙が気になる黒崎医師・緑内障の佐伯教授・天才ながらトラウマと持病を抱えた天城…どの執刀医にも難ありという怖い状況で、世良(竹内涼真)や高階(小泉孝太郎)たち助手の医師や看護師がまともに対応している連携の良さに感動してしまいました。こんなスリルはドラマの中だけで十分ですよね。
8年前の医療ミス疑惑も、不幸にも術式が不成功だったという事実が判明、父親が無理だったダイレクトアナストモーシスをしかも3か所同時に短時間で成功させるという雪辱もとい偉業を天城は達成したのでした。要所要所で見せる医師たちの本音、ついに菅井教授(段田安則)ですら手術室にアドバイスを送るという、胸を打つ熱い展開でした。
天城の鮮やかすぎる退場
ブラックペアン大号泣した。ちょっと原作と違うラストにしてくれるかなと期待はしたけどやっぱり無理だった😭😭😭
— あおと (@aoto0118) September 15, 2024
佐伯教授100%善の人なのに、恩師たちが揃って先に逝ってしまうしその罪を全て1人で背負って墓まで持っていこうとするお陰で双子に恨まれまくるし、敵を作りまくるし、緑内障患うしでかなり苦労してるのでそろそろ休んで欲しい。 #ブラックペアン pic.twitter.com/j6UmGkF051
— ENTETU (@ENTETU4) September 15, 2024
渡海先生大好きだけど天城先生も愛おしかった😭#ブラックペアン
— 咲鬼@Trignal10th両日 (@Saki_Leo_) September 15, 2024
渡海先生の「良い医者になれよ」を胸に6年間頑張った世良先生に「ジュノ、お前は良い医者だよ」ってアンサー出す天城先生ズルすぎるよね。二宮和也が私達視聴者を泣かせに来てる。世良は泣いたしな。 #ブラックペアン pic.twitter.com/EmM10iZCIZ
— ENTETU (@ENTETU4) September 15, 2024
高階先生の下で働く渡海先生が死ぬほど気になる
— jennie@ひま (@jennie_i) September 15, 2024
#ブラックペアン
佐伯が敗選し江尻医師の新体制となった東城大では、あっさり天城が去り高階が新病院のセンター長に就任、喪失感が強すぎる世良は系列病院に転属してしまいます。
1年後、花房看護師(葵わかな)がわざわざ世良に届けたエアメールには『ドン・キホーテを迎えに来るように』とあったのに、実は天城は「自分の死んだ後に」と手紙を手配していたのでした。天城が出国するときに何も言葉を残さなかったのも、世良が気を向いた時にのみ『世界で唯一の医者…それはジュノも同じ』のメッセージが届くようにしたのも、天城の愛情なのでしょうね。
その後、世良は新病院に異動して存在感のある医師に成長、そしてエンディングを見る限り渡海征司郎と猫田麻里が新病院に加わる様子です。「なにその病院、最強じゃん!?」と思わせる、素敵なエンディングでした。
次回の見どころ
次シーズンのTBS系日曜劇場ドラマは、「海に眠るダイヤモンド」です。主演は神木隆之介、現代の東京と1955年の長崎・端島をメイン舞台に、炭鉱と高度経済成長の歴史を踏まえて描かれる壮大なドラマです。
神木隆之介は当時の大学卒業生・鉄平と、2018年の東京のホスト・玲央を2役演じます。共演者に池田エライザ・土屋太鳳・斎藤工・沢村一樹・宮本信子らが上がっており、骨太な布陣に心が躍ります。脚本をドラマ「アンナチュラル」や「MIU404」野木亜紀子が担当したということで、なにか日曜劇場に新しい風のようなものを感じますね。
ドラマ「海に眠るダイヤモンド」は、現時点では放送開始日未定・10月期より日曜夜9時よりTBS系にて放送予定です。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ブラックペアン」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
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まとめ
天城の挑戦は成功し、患者・徳永元医師は経過も順調な様子…しかし天城本人は1年持たずに死去していたのでした。
佐伯は全日本医学会会長ながらも東城大の病院長を追われ、政治や予算確保で、高階や成長した世良の新病院をサポートする立ち位置になりました。でも8年前の天城司医師あるいは佐伯の医療事故疑惑は晴れ、全体的に疑義要素の残らない、天城の死以外は大団円といえるエンディングだったのではないでしょうか。
ただ、付け加えるならば、せめて1度くらい成人した天城雪彦と渡海征司郎の再会、あるいは電話での会話などの兄弟シーンが欲しかったです。手術室で意識不明の患者と医師としての瞬間だけなんて、切ない双子の縁でした。