フジテレビの月9ドラマ「ラジエーションハウスII」。
12月13日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
幼馴染かつ患者の郷田一平(工藤阿須加)との再会で、甘春杏(本田翼)は忘れていた「思い出」のヒントを得るのですが、杏を心配してあえて「勘違い」で通す五十嵐唯織(窪田正孝)の漢気がじれったかったです。
また、一平の病因不明や画像診断の混雑が、各科の競争心で病院がバラバラになりかけている状況へ結びつき、さらに灰島院長(高嶋政宏)の本音が分かったのは興味深かったです。
でも、杏と五十嵐の関係は「ホッコリ」までで、進展はいまいちでした…。
前回・第10話の感想はこちら。
視聴率
「ラジエーションハウス2」最終回の平均視聴率は12/14(火)に発表されます。
シーズン1との視聴率比較、視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「ラジエーションハウス2」最終回を見た視聴者の感想
思い出をあきらめる五十嵐、裕乃がファインプレー?
五十嵐片思い宣言
部活動じゃあるまいし、実績に伴って予算立てするなんて、各科がギスギスするに決まってるのに、こんな経営をする病院は嫌だなぁ…
複数疾患のある患者さんは早くこの病院から逃げてー
“にくまん”をキッカケに杏がせっかく過去を思い出そうとしているのに、兄の事故死の件を聞いて断念した五十嵐。
「これでいいんだ…」とのつぶやきが、五十嵐の本音であるというあたりがスゴク気の毒でした。
ここで済まないのが最終回らしく、広瀬裕乃(広瀬アリス)がさりげなく杏に「思い出」のヒントをあげることになった展開には苦笑いでした。
『どんな病気も見つけられるお医者さん』でネタバレをするつもりは裕乃にはなかったのでしょうが、おかげで杏が合同カンファレンスに奮闘する気になるファインプレーでした。
一平の病因と灰島院長の本音
ファブリ病病気のフルコース見たいな病気やな
和久井映見と高島兄
北風と太陽みたいやな
和久井映見1社に1人欲しい
ラジエーションハウスめっちゃ最後感動、、、
地下にはマグマなような熱い人間とか😭
患者としての郷田一平は症状の総合デパート状態、杏とラジハメンバーが協力してやっと開いた合同カンファから五十嵐が「ファブリー病」を思いつきます。
ずっと陽気にしていた一平が、ファブリー病が娘にも遺伝すると知った時に見せた怒りには心を揺さぶられました。
しかし、ここでずっと憎まれ役だった灰島院長がトリを飾るかのように善人化して、1人の患者のための医療チームを承認したのには拍子抜けでした。
でもだからこそ、「マグマ」こと五十嵐や杏たちの動きも引き立つんですよね。
色々揺れていた院長をフォローする大森渚(和久井映見)も、味わい深くて良かったです。
杏と五十嵐はカップル成立ならず?
最後の最後においしいとこ持ってっちゃった灰島院長
サイコーでした棒読み芝居。神エイトですね
いおりんの「好きです」も
杏ちゃんの「好きです」も2人らしくて可愛かったし
「綺麗な画像ですね」の2人の表情にもトキメキました😊
シーズン1では伊織くんがアメリカに行くのを杏ちゃんが見送ってたけど、今回は逆になった笑
杏ちゃんがアメリカへ
本当にアメリカ行くの?
おいおい最高かよ最後のシーン…
本田翼可愛すぎる
ちょっとこれは4/29が楽しみですね
『大好き、放射線科医として』『好き、技師として』と、微妙にもほどがある告白をし合った2人。
とにかく杏先生の鈍感さを周囲が容認する感じでのエンディングで、ガッカリ半分・納得半分という気分です。
杏がラジハメンバーや辻村先生の前で「好きです…(タメあり)」と発言したので、結論は見えていたのですが、辻村や裕乃たちみんなの動揺する表情が面白かったです。
ともあれ、1枚の写真から、杏を傷つけない形で五十嵐の思い出がよみがえったことは幸いでした。
劇場版では「尊敬するライバル」以上の親密さを期待したいところです。
次回の見どころ
12月20日は「ラジエーションハウスII」特別編ということで、小野寺技師長の息子・大樹(田中奏生)を案内する態で、甘春先生不在のラジエーションハウスの忙しい1日が描かれます。
振り返り映像が多めになると思われますが、男性の乳がん疑惑など新しい内容もあるので楽しみです。
新年明け次シーズンのフジテレビ月9ドラマは、菅田将暉主演の「ミステリと言う勿れ」です。
田村由美作のマンガのドラマ化で、何事にもウンチクを語らずにはいられない、察しはいいけれどちょっと面倒くさい学生・久能整が、意図せずに事件に巻き込まれて探偵まがいな活躍を見せるストーリーです。
発表されている共演者は伊藤沙莉・尾上松也・筒井道隆・遠藤憲一、コミカルな演技も得意な実力派たちですので、見ごたえがありそうですね。
放送開始は1月10日、成人の日の90分スペシャルです!
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ラジエーションハウス2」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ラジエーションハウス2」第1話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第2話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第3話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第4話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第5話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第6話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第7話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第8話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第9話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第10話の感想
- 「ラジエーションハウス2」最終回の感想
- 「ラジエーションハウス2」特別編の感想
まとめ
最終回を迎えた「ラジエーションハウスII」ですが、まだまだ続きのストーリーを知りたくなるような、爽やかでちょっと意味深なエンディングでした。
杏と五十嵐の恋仲は進展したとは言えませんが、切磋琢磨して互いに相手の帰りを待つ姿勢は憧れる空気感でもあります。
甘春病院の経営については微妙な濁し方で終わってしまったので、将来が気になるところです。
2022年4月29日に放映開始が発表された劇場版の方では、離島での感染症や杏の緊急事態が描かれるとのこと、ドラマ以上の盛り上がりが期待できそうですね。