フジテレビの月9ドラマ「ラジエーションハウスII」。
11月29日放送の第9話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
普段はコミカルな技師・田中福男(八嶋智人)が、不幸仲間の患者・山田福造(石井正則)との出会いで変な方向に進んでしまいそうだったのですが、無事ラジハメンバーとの関係が修復して良かったです。
「この職場とももうすぐおさらば」などとタンカを切る田中に対し、ラジハメンバーが本気で見捨てずに見守る体制に入っている様子も味わい深かったです。
前回・第8話の感想はこちら。
視聴率
「ラジエーションハウス2」第9話の平均視聴率は11/30(火)に発表されます。
シーズン1との視聴率比較、視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「ラジエーションハウス2」第9話を見た視聴者の感想
寿司屋になりたい田中、ブレない五十嵐
八嶋智人さんと石井正則さんと言えば…古畑任三郎を思い出すなぁ…
ドラマのラジエーションハウス見てますか?田中福男が自分にダブってしまいました。幸せを失う男から幸せを与えられる男に!なれるかな??
どうだろう⁉️
ラジエーションハウスは、二期目で今度は天春先生が留学に出て、3期目で再会してゴールインだな
意外に不幸な職歴・離婚歴を背負い、「絶対(元)妻より幸せになってやる」と思っていた田中技師。
しかし元奥さんの幸子はフランス人シェフと再婚するし、ラジハ内には自作のゴシップネタノートがバレてブーイングを喰らうしで、すっかり拗ねてしまいます。
そのため山田の軽口から寿司職人への夢に取りつかれてしまうのですが、その情けなくも真剣な様子も、八嶋智人の味わい深い演技でなかなか面白かったです。
でも、寿司職人だってストレスたくさんありそうですよね。
それにしても、五十嵐唯織(窪田正孝)は常にブレない男です。
早速山田の難聴のために検査を勧めますし、MRIで原因不明でも過去の病歴から究明をあきらめようとはしません。
おかげで留学について悩む甘春杏(本田翼)の何か言いたげなサインをスルーしてしまうのですが、これはもう焦れても仕方のないレベルですね(苦笑)。
「ラジハII」は杏の留学でエンディング…などという可能性もありそうです。
居場所と幸せを考える…そして大森先生の秘密が!
ちいさいおじさん、凄くいい回だった。
八嶋さんいい役者さん。
ラジエーションハウス9話私にグサグサ刺さった 山田さんみたいになりたかったんだよなってちょっと初心を思い出せた気がする
小さいオジさん達が回りながらぴょんぴょん跳ねてるの可愛いかった🤣👌
ラジエーションハウス、こういうところが楽しいのよね~😊💓
シーズン2は唯織は既に医師免許を持っていることをみんなが知っている設定。
杏ちゃんへの気持ちも技師としての技量も全て知っている設定。
そのせいか唯織も妙に落ち着いていて杏ちゃんに対しても以前のキモかわいさも抑え気味。
技師としても一歩後ろから見ている感じ。
そのあたりに物足りなさが。
私的には、その物足りなさが寂しい。
でも、やっぱり言えるのは
窪田正孝最高!
演技力がなかったら、主人公でありながら悪目立ちしない演技は難しいと思う。
そのあたりは窪田正孝の技量勝ち。
あと残り2話はあるっぽいので
最高のラジハが観たい!
五十嵐が子供の救急患者を対応しているうちに、田中の元妻・幸子のフランス人夫が担ぎ込まれ、造影剤を使えないので特殊な検査が必要となります。
医療メーカーの営業である山田の運ぶ論文に助けられたわけですが、仕事としては儲けにならない活躍には「ストレスを抱えていても今の居場所が好き」という誇りが感じられました。
患者さんの命が場合によっては病院スタッフ以外の人にも助けられているのだということは、なかなか新発見なストーリーでした。
意外にも五十嵐が大きく活躍せず、「ちいさいおじさん」キャラたちが一喜一憂する第9話でしたが、ラジハメンバーの愚痴を言いつつも互いを認めて思いやる空気感がまた発動されていいまとまり方でした。
しかし、最後にはなかなかの爆弾が落ちました。
大森渚先生(和久井映見)の抱える「503号室の患者」の秘密とは、患者本人がこれから生まれる胎児であるということだったのですね。
難病の手術という以上の困難を予見させる予告に、来週が待ち遠しいです。
次回の見どころ
「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」第10話では明らかになった「大森先生の秘密の患者」に関連して、甘春病院とラジエーションハウスが大いに揺らぎます。
誕生間近の重症患者である赤ちゃんの命と、安全面を含めた病院の規律が天秤にかけられる中、五十嵐がどう動くか、また微妙な立ち位置の鏑木部長の決断が気になるところです。
また、杏や五十嵐と小学校同級生だったという患者・郷田一平役で工藤阿須加がゲスト出演します。
原作マンガにはないオリジナルキャラクターなのですが、杏の記憶の呼び起こしや五十嵐との関係に進展があるかもしれないので、期待大ですね。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ラジエーションハウス2」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ラジエーションハウス2」第1話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第2話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第3話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第4話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第5話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第6話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第7話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第8話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第9話の感想
- 「ラジエーションハウス2」第10話の感想
- 「ラジエーションハウス2」最終回の感想
- 「ラジエーションハウス2」特別編の感想
まとめ
ドラマ「ラジエーションハウス」のメンバーは、五十嵐や杏をはじめみんなが「自分の居場所」を現在進行形で模索している感じが描かれていて、1人1人に共感が持てます。
第9話では実は不幸続きだった田中技師が、ラジハの中の自分に幸せを見出すことができて良かったです。
しかし第10話では病院そのものの在り方が問題になる様子、最終回を目前に「これから生まれる」小さな患者さんを救うことができるのか、息を飲むストーリーとなりそうです。