フジテレビの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」。2月21日放送の第7話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回は「炎の天使」エピソード、後編です。
連続放火の実行犯・下戸陸太(岡山天音)の拘束から何とか抜け出せた久能整(菅田将暉)。
整が警察を交えずに首謀者・井原香音人(早乙女太一)や陸太と話し込んでいく様子には違和感があったのですが、「こんな展開になるとは!」と驚く展開が待っていました。
つい加害者にも感情移入したくなる結末に、さすがフジ月9!という感じです。
前回(第6話)の感想はこちら。
視聴率
「ミステリと言う勿れ」第7話の視聴率は2/22(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「ミステリと言う勿れ」第7話を見た視聴者の感想
何が虐待かということ
毎話毎話演技が凄い良いな
ミステリと言う勿れの犯人はだいたい現実味のあるサイコパスなのよね
ミステリと言う勿れを毎話毎話見る度ら原作見たくなる👀💭
そして、菅田たんの声だからこそ心にスーッと入ってくる言葉がたまらなく中毒性あるなぁ〜と思うのは私だけだろうか?
“炎の天使”は、警察がつかんでいる以上に、多くの子供をDVから救うと称して放火を行っていたのですね。
でも、マークを書いた子供達が放火によって救われてはいないという点に、ドラマを越えたリアルさを感じてドキリとしました。
過去に助けた高校生・翼(今井悠貴)に「アンタには俺たちの気持ちはわからない」と言われた時の、フリーズした香音人の顔が怖かったです。
整が言う通り「自分で親を殺す決断をした」というのは誰かのせいにできない刻印で、放火犯による虐待ですよね。
シシが導く陸太の真実
ミステリと言う勿れ面白かったけど猫が可哀想なのは辛い😭
犬猫問わずペットが可哀想なのに年々辛くなっていく
香音人が死ぬシーンが鳥肌…
シシも一緒なのがなんとも…
家が廃墟みたいでより闇の深さを感じたわ。
しかし天音くん演技うまいな。
もう出てこないのが残念
予想外の展開でしたね。
岡山天音さんって素朴な青年をやらせたら天下一品だと思ってたんですが。
最もミステリと言う勿れも、新たな一面を見せてくれました。
鳥肌立ちました。
今日のミステリと言う勿れは一番嫌いなエピソードだ。
陸ちゃんに感情移入しちゃって、泣く泣く。
今まで見ていた全編通して一番感情移入するキャラが陸ちゃん。そんな私は京極夏彦ファン。
整がずっと2対1で放火犯たちと対峙していたと思っていたのですが、実は香音人は既に冷凍庫の中、すべて陸太の妄想だったという展開には驚きでした!
ネコのシシを常に抱えている香音人の感情が希薄な様子は、ココにつながっていたのですね。
陸太フィルターを外した途端廃墟になった隠れ家、血のシミに慟哭する陸太が痛々しかったです。
「シシが見えているということは」と整の読み解いた陸太の心情を思うと、凶悪犯なのに憎めない感じです。
きっと香音人のことを恩人とも親代わりとも感じて殺しても離れがたいと思い、一方で隠し事や罪悪感から解放されたい気持ちもあって整と接触したのでしょう。
ライカ(門脇麦)からのオーナメントの伏線や、ライカ自身も香音人に救われたことがあるという話も良かったです。
教師になりたい整
もしかして、ミステリと言う勿れの久能整はのちの3年A組の先生に繋がってるのかな~
今日のミステリと言う勿れ、整くんが赤い目をして早口で語るところなんか瞬きせずに見入ってしまった。さて、チビ整に寄り添った喜和さんが水川あさみさん!いいねー!来週はアイビーね。風呂光さん居たね、もー(笑) どうやら6巻は飛ぶようだけど、相変わらずたのしみぃー‼︎
親にも教師にもひどい目に合ってきたことを語る陸太に、教師になりたいと話した整が「(僕なら)異変に絶対気づきます!」と言ったセリフにはハッとしました。
2019年の日テレドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」を思い起こした視聴者は多かったのではないでしょうか。
「3年A組」で菅田将暉が演じる生徒想いの柊先生の前身が整くんでも、おかしくないなぁと思えるシーンでした。
チビ整くんと美吉喜和(水川あさみ)の回想シーンも良かったです。
おそらく整は育児放棄のような虐待に合っていて、喜和やのちの天達教授との出会いがなければ、もっと歪んで育ってしまったのでしょう。
喜和がロングヘア―で回想されたので、ひょっとして整がライカに弱いのは喜和を思い出すからでは…と考えてしまいました(苦笑)
次回の見どころ
「ミステリと言う勿れ」第8話は、「アイビーハウス」こと山荘のエピソードです。
天達春生教授(鈴木浩介)がらみでミステリ会に参加することになった整は、幼少期の心の支え・美吉喜和の死の真相を謎解きすることになります。
山荘に集う面々として佐々木蔵之介・池内万作・田口浩正・渋谷謙人と、くせ者ぞろいのゲストですので、見応え間違いなしです。
また、山荘には刑事だということを隠して風呂光聖子もやって来るとのこと、原作とは違うオリジナル設定に賛否両論が起きそうですね。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ミステリと言う勿れ」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ミステリと言う勿れ」第1話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第2話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第3話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第4話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第5話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第6話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第7話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第8話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第9話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第10話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第11話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」最終回の感想
まとめ
今回の陸太のケースのように、犯罪の背景にある感情を加害者側にも寄り添って解き明かしているあたりが、この「ミステリと“言う勿れ”」の醍醐味ともいえるかもしれませんね。
でも、子供のトラウマになった時点で、DVから抜け出せても虐待だという整の言い分には胸を突かれるものがありました。
また「子供が親を慕う気持ちに漬け込む」という話については、整自身の過去を追憶している様子がうかがえるので、次回以降でそのあたりが明らかになるのに期待したいです。