フジテレビの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」。
3月28日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
第12話はepisode2.5の「横浜連続殺人事件」の完結編がメインです。故・犬堂愛珠(白石麻衣)の足跡をたどる兄・我路(永山瑛太)たちと、大阪旅行から帰途に就いた久能整(菅田将暉)の新幹線内エピソードが交錯するスタートとなりました。
整のウンチク+謎解きパワーは好調子でしたが、十斗(北村匠海)や愛珠のミステリについてはタッチしなかった点は残念と言えます。しかし、そのまま整と我路の2人がまさにエンディングすれすれまで再会しない展開は、予想外でした!
前回(第11話)の感想はこちら。
視聴率
「ミステリと言う勿れ」最終回の視聴率は3/29(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「ミステリと言う勿れ」最終回を見た視聴者の感想
整の目配りが光る絵手紙編
ミステリと言う勿れ、誰がゲスト出てるのか前情報無しに見てたから新幹線で隣良いですかの声が聞こえた瞬間飛び上がってしまった 関めぐみさん本当に本当に素敵だ……流す涙のまぁ美しいこと……
ミステリと言う勿れ高畑淳子さんの演技の迫力とその奥の怖いくらいの母の優しさが良すぎる…
ミステリと言う勿れ最終回、高畑淳子さんの演技に全てもっていかれた…。親友と娘を愛する育ての母の顔から一気に目も声音も変わるのゾクゾクしてしまったわ。「ひろこしあわせで」「ふたりでころした」それぞれの面から見たそれぞれの真実が一枚の絵手紙に存在していた……
美樹谷紘子(関めぐみ)・サキ(高畑淳子)の母娘が登場する新幹線内のプチミステリが、主人公・整の最後(?)の見せ場でした。つい関わった隣席の紘子が持っている絵手紙について整が謎解きをする羽目になるのですが、いつも通りウンチクを交えながらも、もつれた関係を感動的に解き明かしてくれました。
さすが菅田将暉、駅弁にはしゃいでいたはずの整が、絵手紙や不穏な動きの母親・サキを気にとめる時などの目線の演技が絶妙で良かったです。また、高畑淳子の演技もバツグンで、整が紘子に配慮してこっそりサキに“2人の母による殺人”を問い正したときの薄い微笑は、夢に出そうな迫力でした!
愛珠の足跡は幸か不幸か?
ミステリと言う勿れヌルヌル終わったけど白石麻衣ちゃん可愛かったから許してあげるね
先週のミステリと言う勿れの放送の時に発見したツイート
千原ジュニアから北村匠海は生まれないだろう
ってやつ最高だったな。笑
また思い出してしまった
ミステリと言う勿れ最終回
月岡が愛珠との関係を語るあの場面の切なさよ…
「ミステリと言う勿れ」は喪失、再生、希望の物語だった。妹を殺された我路君はどこかでずっと自分を責めてきたに違いない。自分もまた彼女を追い詰めた一端だったのではないかと。最後に妹さんにも幸せな時があった事を知り流した涙が美しかった。
整に『この間気になった人』と言われた犬堂我路は、その頃羽喰十斗を名乗る連続殺人犯から妹・愛珠の足跡を聞き出していました。思い出シーンとはいえ、愛珠を演じる白石麻衣が一番登場した回となりましたね。愛珠が寄木細工師・月岡(森岡龍)と両想いの幸せな瞬間を持っていたと知り、泣き笑いの様々な表情を見せていた犬堂3人組が切なかったです。
結局十斗(北村匠海)は愛珠との「殺してあげる」という約束を果たさなかったわけですが、ここで新たに十斗と愛珠を操った謎のカウンセラーの存在が浮かび上がります。恋愛中の女性を死に導くなんてどんな暗示をかけたのか…この人物を我路はぜったい許さないでしょうね。
最終回らしくないエンディングにネットも騒然!
ミステリと言う勿れすごい変なとこで終わったな。あれは終わったのかな。
視聴者ビックリなブチ切りの終わり方で、続編クールor映画化を匂わせる最終回…ミステリと言う勿れ。続きがあってもなくてもよいから…カウンセラーだけでも教えてくれー!
このドラマ構成も撮り方も斬新で楽しかった。
ドラマ『ミステリと言う勿れ』の最終回が「先生」の謎を残して唐突に終わったのは、原作マンガが連載中だから? それとも続編やスペシャル、あるいは映画に引きこむため? このままじゃ放置プレイだよな。
ミステリと言う勿れ、映画化かシーズン2かスペシャルドラマどれだ!予告くれぃ!!
十斗は逮捕・自供、風呂光刑事や猫田刑事の無事も確認され、連続殺人は整が不在のまま一件落着です。しかし整と我路が久しぶりの再会をしたものの、締めは『行こう』・『どこに?』だけで、先の匂わせがない唐突なエンディングでした。整がハグしたいかのように両手を広げたのが可愛かったのですが…。
終わり方については、視聴者も怒り中心の話題沸騰で盛り上がっています!星座の刻印がある指輪にはどんな意味があるのか、カウンセラーとは誰か、2人はどんな謎解きをするのか…その時系列すらも未解決で終わってしまいました。服装から見て、十斗の横浜連続殺人→大阪旅行→記憶喪失の爆弾魔→整が入院→我路と再会、ということでしょうね。
最終回のご視聴有難うございました。
また、どこかでお会いできる日を、
楽しみにしています🧣#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/m3UFqfAuKj— 【公式】ミステリと言う勿れ 月9 (@not_mystery_) March 28, 2022
菅田将暉自身、「『ミステリと言う勿れ』続編希望、心身共に整えてオファーを待っています」と語っています。特にシーズン2や映画化の話はフジテレビから披露されていないので、おそらく菅田将暉のスケジュール次第で、次回作が動き出す流れなのではないでしょうか。原作マンガとの相違なども取りざたされる中、満足度も高いのに意外なエンディングで、いろいろな意味で“話題作”となったドラマでした。
次シーズン(春ドラマ)の作品は?
次作品・2022年4月期のフジ月9は、新川帆立著の小説が原作のドラマ「元彼の遺言状」です。
綾瀬はるか演じる弁護士・剣持麗子が主人公で、亡元彼・森川栄治(生田斗真)が残した『僕の全財産は、僕を殺した犯人に贈る』という遺言状にまつわる事件と謎解きが描かれます。栄治の友人・篠田敬太郎(大泉洋)が麗子の相方となり、法律系というよりはバイオレンスなミステリ味の濃いドラマとなりそうですね。
ドラマ「元彼の遺言状」は、4月11日より放送開始です。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ミステリと言う勿れ」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ミステリと言う勿れ」第1話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第2話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第3話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第4話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第5話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第6話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第7話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第8話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第9話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第10話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第11話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」最終回の感想
まとめ
エンディングまで全く気が抜けず、また感動ポイントも豊富だったドラマ「ミステリと言う勿れ」。菅田将暉があえて感情の起伏の少ない久能整を演じ、それでもにじみ出てくるトラウマや人間観察の温かさを感じさせてくれて、とても満足度の高いドラマでした。
しかし、最終回としてはちょっとどうかしているくらい『次回に続く』という感じがありすぎて、ネットでは納得できそうにない意見も多いです。愛珠のカウンセリングについてや整の親の現在など不透明さが多いこと、原作マンガからも広島編や青砥警部メイン回など「是非これを実写化に」という声の高いエピソードなどもありますので、ドラマシーズン2がぜひとも欲しいところです。