フジテレビの月9ドラマ「競争の番人」。8月1日放送の第4話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回のストーリーは「仲間」という言葉が悪い意味を含む複雑なキーワードとして進んでいきます。
疑惑のアレス電機役員・柴野竜平(岡田義徳)と下請け・丸川製作所社長(吉沢悠)の関係が焦点でしたが、そこは主人公・小勝負勉(坂口健太郎)の観察力が光りました。大手企業vs下請け30社、公取vs検察など殺気立った中で、ダイロクメンバーだけはチームワークが抜群でほっとします。
野球を絡めた話題に、夏らしい季節感も感じられて良かったです。
前回(第3話)の感想はこちら。
視聴率
「競争の番人」の平均視聴率は8/2(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「競争の番人」第4話を見た視聴者の感想
楓、因縁の容疑者と再会?!
昔取り逃がした犯人との思わぬ再会。
自分の失態をちょっと端折ろうとした楓に
しれっと突っ込む小勝負www
一番面白いとこ省略しないでくださいよ。
小勝負最高🤣🤣🤣
そろそろ白熊ちゃんの活躍する場面も見たいなぁ。今のままだとバディものというより"小勝負くんとダイロクの仲間達"みたいになっちゃう😅 彼女にしかないキラッとしたものが公取で生かされる様子があった方が、物語に深みと面白さが増すんだがなぁ。
下請いじめ疑惑のアレス電機の柴野が、刑事時代に白熊楓(杏)が取り逃がした強盗殺人事件の容疑者とわかり、ダイロクルームは騒然となります。「吐かせて見せます!」と刑事根性マル出して凄む楓と、堂々いじめを否定する証拠を持って乗り込んできた柴野、そして空気を読まない態で野球ネタを挟むふんわりした小勝負。3者のキャラの違いが際立っていて面白いシーンでした。
楓は緑川検事(大西礼芳)たちから怒られてしまいますが、小勝負の方は野球繋がりで柴野と丸川が旧友であることを確認するなど、またも観察眼でみんなをリードしていきます。ちょっと可哀そう続きの楓に、いつか小勝負に負けないくらい鋭い働きを見せる日が来るのか、今後に期待したいところです。
「優越的地位の乱用」か、仲間か?
無理やり応援販売させられたりしてるのとか、棚卸しにかりだされたりとか。優越的地位の濫用だよね。
小勝負くん、ちゃんと計画を共有しないことで一度痛い目みてほしいし、共有があれば白熊ちゃんの刑事力が生きてくると思う 逆にこのスタイルが続くならそれはそれでよくない仕事の仕方ってわけ
小勝負くんのボールキャッチ⚾️
菅波先生が懐かしい
丸川が下請けいじめに関して柴野の手先だったという暗い展開かと思いきや、小勝負発案の丸川金属立ち入り調査では、むしろ丸川が柴野から下請け30社を守っていた証拠が見つかります。「裏切り者じゃなくてヒーロー」と感嘆するダイロクメンバーの言葉は、まさに視聴者が感じる気持ちでした。
自分の会社を犠牲にしてまで、大企業と下請けのチームワークを守ろうとするなんて、丸川は元野球少年とはいえ度を超えた仲間意識の持ち主ですよね。体育会系の仲間意識を嫌う小勝負ですが、検察とダイロクの状況を非難したり説明もなしに立ち入り検査を主張したり、独断が過ぎる点は少し丸川を見習って直してもらいたいです(苦笑)
小勝負の名言!「仲間なら正すべき」
ズルしたということは自分を誤魔化せない。
正してこそ仲間。確かに。
「ズルしたら、あんな風に笑えないですよね」
全国の大企業トップに聞かせてやりたい言葉、第一位
下請け業者の皆さんが集結して、なんで言ってくれなかったんだって丸川さんに迫ったとこ好き。そして新章も役者さんに見入る…吉沢悠さんに岡田義徳さん
六角くん父が曲者っぽいのがこれまた難だな
ダイロクでのびのび活躍する六角くん希望!ガンバレ
やっぱり1話で解決しないのね。そう簡単にはいかないわけだ〜。「仲間」とお互い思っていてもどういう仲間なのか食い違ってることってあるよね。どうなるのか…
あ、六角くんのお父さんすごい人だったね!😳ここの親子関係も何かありそう。
舞台は風見チーフ(大倉孝二)の息子の野球決勝戦…と思いきや、メインは楓と小勝負による丸川の説得シーンでした。なまじ損得なく柴野を守ろうとしている丸川に、小勝負「ズルをして勝ってもあんなふう(野球少年みたい)に笑えない」「仲間…本当にそう思うなら間違いは正すべき」とかけた言葉は名言だと思いました!確かに小勝負は楓たちを軽視して猪突猛進するところがありますが、ここぞという時には相手に共感して話すことができる面もあり、魅力アップという感じです。
しかしこの案件は一見落着とはいかず、検察の邪魔は入るは、下請けいじめは悪化するはで、てんやわんやで次週に続きます。1話完結ではないのでテンポがつかみにくいですが、公取の仕事は難しくて奥が深いということが伝わってくるラストでした。
次回の見どころ
次回第5話では、せっかくダイロクが勝ち取ったアレス電機立ち入り調査に検察庁が水を差す展開となります。父である六角敦夫検事(羽場裕一)のゴリ押しや情報漏洩疑惑に、六角洸介(加藤清史郎)の立ち位置やダイロクの和が危うくなりそうですね。
柴野による下請けいじめもさらに厳しくなり、早く30社を救わなければならないのに公取vs検察で足止めとは、裏で何が起こっているのか気がもめます。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「競争の番人」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「競争の番人」第1話の感想
- 「競争の番人」第2話の感想
- 「競争の番人」第3話の感想
- 「競争の番人」第4話の感想
- 「競争の番人」第5話の感想
- 「競争の番人」第6話の感想
- 「競争の番人」第7話の感想
- 「競争の番人」第8話の感想
- 「競争の番人」第9話の感想
- 「競争の番人」第10話の感想
- 「競争の番人」最終回の感想
まとめ
「仲間なら間違いは正すべき」という小勝負の言葉が胸に響く第4話でした。
それにしても強盗殺人の容疑を棚上げにして、かつ公取の動きをけん制することができるなんて、アレス電機の柴野にはどんなパイプがあるのでしょうね。このドラマで黒幕と言えば、国土交通省の藤堂清正事務次官(小日向文世)しか登場していないのですが、国交省が柴野と癒着する理由が思いつかないです。今後の謎解きが気になるところです。