フジテレビの月9ドラマ「元彼の遺言状」。5月2日放送の第4話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回は、ミステリー作家の殺人告白から真相を究明していく謎解きになります。篠田敬太郎(大泉洋)の敬愛する人気作家・秦野廉(宮田早苗)が殺人犯となる窮地に、篠田のミステリ好きをパクって、剣持麗子弁護士(綾瀬はるか)が利益に邁進していく様子が面白かったです。
また、今回は麗子も観察眼を披露して面目躍如という感じでしたが、最後に篠田が爆弾発言をして全部吹っ飛ばしてしまったのは可哀そうでした。
前回(第3話)の感想はこちら。
視聴率
「元彼の遺言状」第4話の平均視聴率は連休明けの5/6(金)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「元彼の遺言状」第4話を見た視聴者の感想
焦点は殺人教唆、複数の犯人が告白?!
「元彼の遺言状」4話で小説家役で出た宮田早苗さんが出演されたことで弁護士事務所1Fの古書店店主役の卜字たかおさんと出演された「HERO」7話(好きな回)を思い出して一人で嬉しくて震える。
大泉洋、日曜日に鎌倉殿で落とした好感度を、月曜日の元彼の遺言状で取り戻すので、【プラスマイナスゼロ】です!!!!!!!
紗英さんが毎回グルメ食材をデリバリー。これがお決まりのパターンなんだね。
「元彼の遺言状」
画角の移り変わり、料理の映し方が素敵だ。
「法律は公平、不公平なのは法律を使う人間の方」という台詞が印象的だったな。“法律を利用するのは人間だけ” だ。知らなければ、其れすら不可能だけど。…人を殺すのは、重労働だろうな、いつの時代も。
事件は秦野が殺人を告白したとたんに被害者の妻・カナコ(中島亜梨沙)が自首、さらに娘まで「私が殺した」と麗子に告白するという事態になります。一見すると秦野の行為は小説原稿で犯罪を誘発してしまった罪悪感のように見えつつ、しかし宣伝効果を狙った告白、ととれるわけですが、意外にもそこに麗子は「サステナブルな高収入」を見出すのですね。
元上司の津々井弁護士(浅野和之)と麗子が出版社の顧問契約を取り合っている様子は滑稽でしたが現実的で、興味深かったです。麗子が篠田本人を前に堂々と秦野作品愛好家を気取っている様子も面白かったです。
意外に観察していた麗子
今日の元彼の遺言状にテセウスの女の子が出てた。大きくなってて、びっくりした😆
「元彼の遺言状」を観て、「まあ、名前がもろに
〝刑事〟なのにフィギュアスケーターって人もいるからな」と、どうでもいいことを思った。
元彼の遺言状、いくらドラマでも「人に見せないのにネイルが派手なのはおかしい」は雑すぎるよ。
誰も見てないからこそ自分の好きな色に出来る場合もあるわけで。
篠田と麗子は方向性の違いはあっても「秦野は殺人教唆に当たらない」という結果を求めていたはずでしたが、被害者の妻と娘が両方「原稿を読んで殺した」と言い出したので、ややこしくなります。双方がかばい合っているのはすぐ分かったのですが、娘・ノゾミ(白鳥玉季)のウソは視聴者への簡単な挑戦状みたいでした。秦野小説の登場人物・クルミザワケイジが刑事か探偵か…なんて、簡単すぎるヒントとも言えますが。
また、利ザヤに闇雲な麗子が秦野のマニキュアと手袋に違和感を抱いていたという観察眼を披露するシーンもあり、ちょっと株が上がった感じでした。
篠田、顧問契約をぶった切り!思い出からトンデモな秘密も
元彼の遺言状、篠田さん癒しキャラなのに今日は最後怒って取り乱してて新鮮だった。起こり慣れてない人の怒り方…もう知らない!プンプン!って感じ…あんな細いベンチで寝てるの…
元彼の遺言状、楽しくなってきたな。篠田は一体何者かと考えると、栄治の遺言である「篠田を頼んだ」が、ますます謎を持ってくる
真相がわかっても無事出版社から顧問契約の申し出がありホクホクだった麗子ですが、無礼な編集者に篠田が切れて、台無しにしてしまいます。「作品を大切に思えない人とは仕事できません!」とは麗子の先の発言を逆手にとった感じですが、ようやくの「サステナブルな高収入」を一刀両断され、麗子が怒る気持ちもよくわかります。
また、その後の篠田の思い出で「僕は大学行ってないから」とミステリ研究会をうらやむシーンが登場したのは、ちょっとした爆弾でした。これを知ったら怒り心頭の麗子が「遺言状」を忘れて篠田を放り出すのは必至、今後の展開にどう響くのか、興味津々です。
次回の見どころ
「元彼の遺言状」第5話は、豪華なパーティ会場で投資家が突然死する事件です。第4話で冷戦状態となった麗子と篠田はそれぞれ別の連れと共にパーティに参加しているのですが、今まで同様に協力して謎解きできるのでしょうか。
また、篠田について「大学に行っていない」「警察を避けている」ということが明かされ、正体の暴露が続くのか、気になるところです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「元彼の遺言状」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「元彼の遺言状」第1話の感想
- 「元彼の遺言状」第2話の感想
- 「元彼の遺言状」第3話の感想
- 「元彼の遺言状」第4話の感想
- 「元彼の遺言状」第5話の感想
- 「元彼の遺言状」第6話の感想
- 「元彼の遺言状」第7話の感想
- 「元彼の遺言状」第8話の感想
- 「元彼の遺言状」第9話の感想
- 「元彼の遺言状」第10話の感想
- 「元彼の遺言状」最終回の感想
まとめ
ミステリ好き・料理好きの篠田が、秦野に対する出版社の雑な扱いに怒る気持ちもわかるのですが、麗子のせっかくの顧問契約を勝手に蹴ってしまったのは、やりすぎでしたね。ドラマとしては麗子が篠田のミステリ知識を利用した点とイーブンかもしれませんが、いよいよ地に落ちる麗子の弁護士キャリアが心配です。
とはいえまだ4話、2人の仲直りも含めて今後に期待、ですね。