フジテレビの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」。
3月14日放送の第10話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回は「episode final」、初詣&焼肉編ということで、ライカを中心に久しぶりに1話完結のストーリー展開でした。
久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)の初詣は、いい雰囲気だったのに、強盗殺人犯の検挙というとんだ事件を探り当てる結果となりました。強盗に脅迫されていた焼肉屋の娘・沙也加(志田未来)のSOSに気づいたのは、まさにライカと整だからこそ、だったのですね。
しかし、ずっと謎だったライカの過去はあまりに壮絶で、消えゆく人格の達観ぶりが余計に切なくて涙を誘いました。
前回(第9話)の感想はこちら。
視聴率
「ミステリと言う勿れ」第10話の視聴率は3/15(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「ミステリと言う勿れ」第10話を見た視聴者の感想
初詣デートでも事件解決!
神回だった
ミステリと言う勿れの整くんも傷があったのね(; ;)焼肉で盛り上がるふたり可愛くてしんどい笑笑
トドメの接吻以来じゃないかな?一緒に出演したの!主題歌も素敵だからハマっちゃうよ~!!
今日のエピソードは焼肉屋の娘さんとライカさんに持っていかれました。
志田未来ちゃん良すぎだしライカさんのセリフにボロ泣いた。
ライカさん… 切なすぎる…。いなくなるってのはそういう意味だったか。喪失感すごい。
おみくじは一瞬しか映らなかったけど、「病=必ず良くなる」だったのが凝ってると思った。
初詣を「デートか?そんなんじゃないから!」と1人ツッコミで緊張していた整ですが、何でも初めてのライカに楽しんでもらえてよかったです。焼き肉店での“違和感”から事件通報まですら楽しめたのですから、いいカップルでしたね。
しかし、あの5円10円玉や早口のおススメメニューで沙也加(志田未来)の窮地を見抜くなんて2人ならではで、例えば池本&風呂光刑事ではムリだっただろうなぁと、心の中でニヤリとしてしまいました。でも、その全部がライカのお別れの儀式だったというのはかなり衝撃的な成り行きで、「さすが整、おみくじ“凶”」と心の中でつぶやいてしまいました。
ライカの壮絶な過去と決心
今日のミステリと言う勿れ、めちゃくちゃ切なかったな…
ミステリと言う勿れのお父さんが殴るシーンを見てわかるわかるママ来てくれないのって思った
カメレオンのMV見たあとだからなのかな
今日のミステリと言う勿れめちゃくちゃ泣けてくる
カメレオンの歌詞、整くんとライカさんと千夜子さんのことのような気もしてきた
ライカがたびたび口にするチヤコ、もとい千夜子の別人格だろうということは前話のヒキどおりでしたが、その過去は壮絶でした。もちろんカメラの“ライカ”だろうとは思っていましたが、千夜子の代わりに引き受けたDVの痛みを感じないからというのは悲痛すぎます。千夜子の幸せだけを考えて消える決心をしたライカ人格、それを「本当に良かったです」と涙をこらえて受け止める整、どちらもあえて達観している様子に、涙が止まらなくなるくらい揺さぶられました。
そういえば、ドラマオリジナルで常にマフラーを外さない整の事情が、DVの傷跡を隠すためらしいと初めて明かされたのも、衝撃でした。
整と桜と、教授と風呂光
今日で最終回?ってくらい、整くんの表情に引き込まれてしまった。ライカさん、じゃなくて千夜子さんを見る表情がすごかったな。ライカさんも初めは違和感あったけど良かった。
今日もミステリと言う勿れ、見てたんだが、好きな人と静かに桜を愛でたいな……と思ってしまった
クリスマスや年末から急進、サクラのシーズンを迎えた整。このドラマ進行も、ライカの「あと少しだけ」という気持ちを意識した展開だったのだなぁと思うと切なくなりました。整にとって、桜とライカの思い出は、あじさいと美吉喜和の思い出以上に心に残ったかもしれませんね。
それにしてもサクラの開花を1人で迎える整に対し、そっとアドバイスだけする天達春生教授(鈴木浩介)と、「私が刑事ではなく友達に」と体当たり的に関わろうとする風呂光聖子(伊藤沙莉)が対照的で興味深かったです。でも、どちらも本心では、「整は自分1人で解決するんだろうな」と考えている風でしたね。
次回の見どころ
「ミステリと言う勿れ」第11話は、「横浜連続殺人事件」編です。episode2.5ということで、第2話に登場した過去の連続殺人犯・羽喰玄斗(千原ジュニア)の事件の話と、妹の足跡をたどる犬堂我路(永山瑛太)の再登場となります。ノンキに大阪旅行を考えている整と事件がどう絡んでくるのか、整と我路の再会がどのようなものになるのか、気になるところです。
ゲストとしては、船越英一郎と松本若菜が刑事役、また歌手のビッケブランカが「黒服役」で出演します。最近の月9を越えて、ドラマの最終回は次々回第12話となる見込み、ちょっと得した気分ですね。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ミステリと言う勿れ」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「ミステリと言う勿れ」第1話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第2話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第3話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第4話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第5話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第6話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第7話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第8話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第9話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第10話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」第11話の感想
- 「ミステリと言う勿れ」最終回の感想
まとめ
チヤコを守るためだけに存在した人格・ライカが、消える前に少しでも整といい思い出をつくれたであろうことに涙が出ました。ライカとの関りで、同じく親のDVを受けていた整の孤独な心に、少しでも温かさが増したのであれば嬉しいです。
あえて原作マンガを変えてepisode finalと称したところも少し納得できる気がした、第10話でした。