TBS系の日曜9時ドラマ「VIVANT」。9月17日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
ユウスケこと乃木憂助(堺雅人)がノゴーン・ベキ(役所広司)に一刀両断されるか…という緊迫の瞬間から始まった最終回。「誠実」ということがベキの重んじる一番であり、別班任務に従事しているユウスケをも許容していたことに器の大きさを感じました。
ノコル(二宮和也)率いるテントのフローライト事業の情報がバルカ政府にもれていたことから、一気に形成が逆転するまでの流れ、そしてベキの最終目的まで、本当に息もつけないどんでん返しの連続でした!野崎守捜査官(阿部寛)やチンギスも大活躍、見ごたえのある最終回でした。
最終回の視聴率はいつ発表される?
「VIVANT」の視聴率は9/19(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
最終回を見た視聴者の感想
テントvsバルカ政府、そして日本
潜入だとわかった上で手を組むとかかっこよすぎるだろ…#VIVANT
— ハルナ (@suzumetokagome) September 17, 2023
Fが消えなかったのは最高に嬉しかったし、最初あんなに「気を付けろ」って言ってたFが野崎さんをちゃんと認めてたのが堪らなかったね…#VIVANT#VIVANTep10 pic.twitter.com/ovR3BACjrd
— 瑞希 (@snowflake1014s) September 17, 2023
チンギスに対しての感情が
1話と10話では全然違う😅
みんなも同じかもしれないけど…
#VIVANT— ぶぶすけチャンネル (@hana_chan1997) September 17, 2023
トレンドがチンギスとか野崎さんとかのVIVANT祭りの中で燦然と輝くスネイプ先生 異質すぎて草 pic.twitter.com/32m3pzhwhb
— 美羽🐈 (@miu_daily_xxx) September 17, 2023
テントのフローライト計画は何故かバルカ政府のワニズ大臣だけでなく、日本大使・西岡や経産省おススメの企業にまで情報が漏れていました。バラしたのはノコルの盟友で共同事業社長だったゴビ(馬場徹)、この辺のやり取りやパーセンテージの争いなどは、やはり“さすがドラマ「半沢直樹」の福澤克雄監督!”と言える緊迫感のある逆転劇でした。
最後にテント(表向きはノコルの会社・ムーデル)を勝利に導いたのは、別班のユウスケや黒須駿(松坂桃李)、日本大使やバルカの司法界を動かした野崎やチンギス捜査官というのも驚きです。もともとテロリストとしてテントを追っていた別班や公安・地元警察が全員味方…しかもハリポタネタや孤児院話も生きていて、なかなか味わい深い展開でした。ベキが自分の逮捕・護送とテントの解散を宣言する場面では、昔孤児院で世話になっていたとチンギス達警官までが膝をつくシーンがあり、感動的でした。
だまされた乃木、ベキの目的は復讐!
新庄がモニターならもっと早く息子が生きてるかもしれないって情報がベキに入ったのでは… #VIVANT
— 歩行者 (@BulgeBracket46) September 17, 2023
ベキが、復讐してと言っていた奥さんも息子の憂助に止められたなら許してくれるって言ってるのも泣ける
愛なんだなって思う— おとく (@DeXPrXFfSTN2zb4) September 17, 2023
ベキを信じてフローライト計画を勝利に導き、テントを解散させたユウスケこと乃木でしたが、逮捕されたベキの最終目的は日本国内での個人的な復讐だったのでした。テントにつながるスパイ網・モニターの中には公安の新庄浩太郎(竜星涼)がおり、40年前に乃木卓一家を裏切った元上司・上原(橋爪功)への復讐を手助けします。
家族を拘束して本人に銃を向けるやり方がシビアで、乃木が間に合って本当に良かったと思ったのですが、ベキほか2名の銃に弾がなかったという解説を聞いて「最後にまた騙された!」と唸ってしまいました。ベキ自身も、そして部下のピヨとバトルカも、全員乃木に射殺される覚悟で、しかもそれで復讐をあきらめることを父として望んでいたとは、重い話でした。
余韻残す終わり方が気になる!
ベキ(たち)は生きてるよね。だって墓はバラカに建てたいっていうノコルに乃木は「花を手向けるのはもう少し先」って言ってたし。
あと最後にピント合わせてきた別班饅頭の意味がわからん。#VIVANT— かっぱうお (@kappauo) September 17, 2023
ついに終わってしまった…
毎週日曜日楽しみにしてたのに😭でも最後にまだ花を手向けることはできないって言ってたし、お父さんは生きてることを信じてシーズン2あるんじゃないかと期待してる🥹🥹🥹#VIVANT— くろかみちゃん (@BeiNai37068) September 17, 2023
日曜劇場VIVANT、最終回まで楽しませて頂きました。このような制作&放映に感謝😆
乃木がノコルへ伝えた最後の言葉「皇天親無く惟徳を是輔く」(天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける)、流れから理解🫡。続編を期待したい。ベギの志し異する存在が舞台となるか🤔
天に恥じない生き方を、大事ね👍
— さかぽん🇯🇵 (@sakapon95) September 17, 2023
結局、上原官房副長官襲撃は公安・野崎により内々に収められ、乃木他3名の無理心中放火事件という形をとることになりました。とすると乃木の戸籍はどうなるのか、今後も別班として働き続けるのか、何しろベキ達3人が本当に死んだのかも疑わしく、気になるところではあります。
また最後に薫やジャミーンと抱擁を交わしていた幸せもつかの間、脳内Fが発見した石塔にあるお菓子のような物体は新しい任務指示書なのか…など、エンディングも余韻バツグンでした。
しかし、ネットで盛り上がっていた「公安の新庄がテントのモニター」という説は大正解だったのですが、意外にも薫やドラムらはシロでしたね。これから新しい家族を育てつつ、別班の仕事もこなすのが乃木の幸せとなるならハッピーエンドということでしょうか。
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次シーズンの見どころ
次回・TBS日曜劇場は鈴木亮平主演・黒木華ら共演の「下剋上球児」です。
地方県立高校の弱小野球部が、強豪校をにらみつつどう成長していくのか、校内や教師たちをどう変えていくかが描かれます。菊地高弘著のノンフィクション「下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル」から着想を得て、球児役たちの野球実技にもこだわったオーディションを経て実現したドラマとのこと。熱いストーリー展開が期待できそうです。
ドラマ「下剋上球児」は10月15日、日曜21時より放送開始です。
10月スタート秋ドラマの作品一覧はこちら。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「VIVANT」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「VIVANT」第1話の感想
圧巻の壮大なスケール!"ミステリアス&ボケ"堺雅人のキャラに要注目 - 「VIVANT」第2話の感想
灼熱と極寒の砂漠 チンギスの登場に震える視聴者 - 「VIVANT」第3話の感想
誤送金の犯人にたどり着くも黒幕の予感…予想合戦が加熱! - 「VIVANT」第4話の感想
乃木(堺雅人)二重人格の真相判明で新たな局面へ - 「VIVANT」第5話の感想
乃木の過去が暴かれる「迫力ヤバい」「詰め寄りがハンパない」 - 「VIVANT」第6話の感想
新庄(竜星涼)のマヌケな動きに疑念を抱く視聴者「これってまさか」 - 「VIVANT」第7話の感想
衝撃展開でも「命は取ってないはず」「まだ乃木を信じてる」 - 「VIVANT」第8話の感想
役所広司&二宮和也親子の怒りの演技に「二人とも怖すぎる」 - 「VIVANT」第9話の感想
最終回を前にネットでは犯人予想が加熱「何を信じていいのかわからない」 - 「VIVANT」最終回の感想
「1話と最終回で感情がこんなに違うとは」「意外な人がシロだった」
第1話から最終回までの全話が見放題!
まとめ
ネットニュースによると、福澤克雄監督にとって「VIVANT」は日本国内だけでなく、世界に発信することを考えての作品だったとのこと、その意図が大いに伝わってくるドラマでした。日本の良し悪し、伝統的な精神なども踏まえつつ描かれていて…でも別班の実在を世界に疑われたら困りますけれどね(笑)
また続編については監督が「正直、3部作くらいまで考えている」とのこと、きっと乃木や野崎、あるいはその仲間たちに出会えそうですね!