TBS系の日曜9時ドラマ「VIVANT」。9月10日放送の第9話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
今回の「VIVANT」は、銀行ドラマ「半沢直樹」を思い出させるようなテントの経済活動で始まり、乃木憂助(堺雅人)が“ユウスケ”として受け入れられていく幸せな姿が見られました。
しかし、このドラマがそんな平穏で済むわけはなくて、ノゴーン・ベキ(役所広司)が乃木卓(林遣都)だった頃の振り返りからの最後の急展開、さすがSPバージョンに相応しい見応えでした。父と子の距離が変化していく様子が素晴らしい演技力で描かれていて、目が離せない第9話です。
第9話の視聴率はいつ発表される?
「VIVANT」の視聴率は9/11(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
第9話を見た視聴者の感想
半沢降臨?!テロより経済テクで攻める
お米計算から株の計算になって難易度が上がったな!#VIVANT
— ビッグ・ザ・奉 行 (@mss_bugyo) September 10, 2023
一部パート完全に半沢直樹だったよねww
本当に日曜劇場の要素を全部詰め込んでくるなあ
#VIVANT— まゆぽんぺこーりゃ (@mayuponpecorya) September 10, 2023
ユウスケがテントの一員として勧めたのが、テロ活動ではなく株の信用取引を利用する資金調達でした。元手の保証金はテントの資産とはいえ、堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」を彷彿とさせる緊張感、錬金術師のようなテクニックにワクワクしました。
ノゴーン・ベキが血を流す工場爆破よりも株操作を選んだこと、この成功でユウスケがテントの家族として深く受け入れられた様子が良かったです。割を食ったのは別班の情報源として扱われた黒須駿(松坂桃李)で、心底悔しそうでしたね。
日本に裏切られた乃木卓の過去
バトラカが居て良かったし有能感ガンガン出してるけど武闘派なのよな~そういうギャップすき
あとピヨはかなり若い頃から狙撃の腕が優秀だったんだね
テントの最終目標が日本てデマ出してるのどこなんだろう #VIVANT— もず (@kanow_moz) September 10, 2023
ジャミーンを乃木が助けた話を聞いたノコル嬉しそうだったし、共同出資してる人に兄弟と説明してたあたり描写はないけど憂助のことを少し認め始めてたんだろうな。それを踏まえると最後辛いな….#VIVANT
— KŌ (@ak_umn) September 10, 2023
見てて思ったけどもうこれ以上ベキが裏切られる事がありませんように。#VIVANT
— に の き ち アナログ楽しみ (@m_kazu17) September 10, 2023
若き乃木卓が“緑の魔術師”ノゴーン・ベキと呼ばれるようになったいきさつは素晴らしいものでしたが、一転、家族を襲った悲劇や日本のヘリが3人を見捨てた場面は痛切でした。林遣都や妻・明美役の高梨臨の体当たり演技は、涙なしでは見られないシーンでした。
バトラカやピヨ・アディエル、そしてノコルが家族になった事情やテントの設立目的は本当にピュアなもので、武力が身を守るものから資金調達の手段になったことだけが切実だったとはいえ残念でした。テントの首魁となったベキは「祖国日本を標的にはしない」と決めていた様子、それがどう歪んで別班に届いたのか、気になるところです。
ユウスケの告白、犯人は?
日本のモニターにえーーーーーってなるのか予想の範囲内なのか #VIVANT
— 🐧 (@08430843m) September 10, 2023
最後の乃木のセリフ
あれって黒須をはめるための策?
それとも本心?何を信じていいのかわからないよ😅#VIVANT #VIVANTep9
— ウミウシ@アニメ・映画好き備忘録 (@Nudibranchmovie) September 10, 2023
前にベキは 「(自分が過去に仲間に裏切られたから)息子である憂助が仲間の別班を裏切るような人間ならば利用するまでだ」みたいな事を言ってた気がする
だから別班を裏切ってなかった憂助をロープを切って助けるんじゃないかな
— れん (@renge8008) September 10, 2023
薫、ドラム、ジャミーン、野崎、新庄 怪しいのがいっぱいおるけど一体どういう結末になるのか #VIVANT
— ゆー (@gamemonsterman) September 10, 2023
テントの「フローライト採掘で恒久的に孤児たちを救う」という夢は、何者かがバルカ政府に情報を漏らしたことで危機に陥ります。せっかくノコル(二宮和也)とユウスケの仲が近づいていたのに、ユウスケのスパイ疑惑が高まったタイミングが良すぎて残念でした。
吊るしあげられたユウスケにノゴーン・ベキは白状を迫りますが、ユウスケが「別班の任務」と告白した時、どこかホッとしたような雰囲気になったのは気のせいでしょうか。やはり敵対するとしても、息子が祖国にとって裏切り者になることには嫌悪感があったわけですね。
しかし、テント日本攻撃説・フローライト発見・乃木が別班を裏切らなかった件と、漏れている情報の多さにビックリです。犯人は誰なのか複数いるのか、日本からテントに情報を送っている現モニターと同一なのかなど、ネットでも考察が大いに盛り上がっています。病院の隠し撮り動画から、櫻井別班司令・柚木薫医師・ドラム、そして何とジャミーンを疑う説もあり、このドラマをみんなが深く楽しみにしている様子がうかがえます。
次回の見どころ
次回・TBS日曜劇場「VIVANT」第10話はいよいよ最終回、またもや79分バージョンです。裏切り者は誰か、日本のモニターとは、そして何といってもユウスケこと乃木憂助の本音がどこにあるのか、気になることが満載なので、拡大SPは大歓迎ですよね。テントの未来も見たいですし、第9話では登場しなかった、野崎守捜査官(阿部寛)や柚木薫医師(二階堂ふみ)のその後も知りたいです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「VIVANT」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「VIVANT」第1話の感想
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「1話と最終回で感情がこんなに違うとは」「意外な人がシロだった」
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まとめ
ユウスケが別班を離れるわけがない、裏切り者以外を殺すわけがないと思っていたので、それが当たったのは嬉しかったです。でもほどけていたノコルたちの警戒心が一気に戻ってきた様子は、当然とはいえ切なかったです。
来週が最終回なのに、山盛りの伏線ネタがどうなっていくのか、ユウスケほかみんなにどんな未来が訪れるのか、気になって止まりません!