フジテレビの月9ドラマ「競争の番人」。8月29日放送の第8話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
小勝負勉(坂口健太郎)の父・誠の不審死にダイロクの上司・本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が関わっていたということで、今回は平成20年と現在の両方でゼネコンの談合問題が描かれました。国交省の藤堂清正(小日向文世)の黒幕感が増してきたこと、談合の根が深いことが強く伝わってくるストーリーでした。
合わせて本庄が15年間抱えて来た思惑も見え隠れして、ミステリ要素も感じられます。後半、小勝負と藤堂が正面から口論したシーンは見ごたえありました!
前回(第7話)の感想はこちら。
視聴率
「競争の番人」の平均視聴率は8/30(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「競争の番人」第8話を見た視聴者の感想
談合って怖い!前半は小勝負父の経緯
ダイロクチームが好き
メンバーのやり取りが楽しい
皆んな個性的だけど仲が良くて、互いのことを信頼してるけどさりげなく見守ってる
入札は、一見公平に見えるけれど実は民間企業にとっちゃいじめを受けてるようにも感じられ‥とか。
今日の放送を見ていて、さまざまな形での不条理を痛感した次第。
というのが純粋な感想です。
談合無しにすれば、入札は平等に仕事を回すんか、、、正直怪しい。しかし真っ当なことをして不幸になるのは、小勝負許せんのだよな。本庄さん死なんでくれ(T_T)巨悪やっつけてくれがんがれ小勝負‼️
普段冷静な小勝負くんも、お父さんの事件に関しては証拠なしで容疑者に直接迫ってしまうの、とても人間味あふれてるよね
今回は本庄聡子(寺島しのぶ)の目線で、平成20年前頃の四国での出来事が中心に描かれました。本庄が小勝負父・誠(高橋努)に談合を告白させたことは小勝負勉も知っていたのですが、自殺の第一発見者だったことは初耳だったのでしょうね。
資料を片手に小勝負が本庄に食ってかかるシーンは、物静かな普段とのギャップがすごかったです。15年前から藤堂清正(小日向文世)は勉少年の胸にしっかり敵認識されていて、公取を目指してきたのですから、藤堂本人にタンカの1つも切りたくなるわけです。
建設業界の談合が、断っても参加しても地獄ということがよくわかるストーリーでした。
本庄はシロ?クロ?
本庄さんの若い頃の人、よく似てるなと思ったら本人?寺島しのぶさんすごいな。
本庄さん!!!いやぁ、面白くなってきたなぁ!!コヒさんやっぱりヒール役もハマるよなぁ。寺島しのぶさん、若い時のシーンが凄すぎる、ほんとに若い時に見えるよ!!どうなっていくのか気になるー!!
私が犯人なら小勝負くんが本庄さんに気を取られている隙に本懐を遂げるな
2日続けて坂口健太郎さんの
絶叫あるいは慟哭を目の当たりにしてる
小勝負くんの辛い過去に涙(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
最後衝撃😭
本庄さんもきっと戦ってる、そして小勝負くんを守ろうとしてくれてるんだよね、ずっと、、。助かって😭
来週が気になります🥺
15年前の過去シーンでの主人公だった本庄聡子ですが、小勝負誠の最期にとても深く関わっていたんですね。演じた寺島しのぶは若返り方も演じ分けも上手くて、ネットでも評判です。
そんな本庄ですが、審査長となった現在のシーンでは、国交省の事務次官となった藤堂と会食していたり、ラクター建設の木下と密会していたりと、ダークな面が見えてきました。おかげで視聴者としても本庄にタンカを切った小勝負に味方して、弾劾したくなってしまうのですが…。
今回最後の、本庄が刺されたシーンは衝撃でした!襲われた小勝負をかばったわけですが、つまり本庄は小勝負の味方で、しかも陰謀を知り得る立場にあったということです。来週予告の中にあった言葉「本庄さんは人生を賭けて藤堂を追ってきた」と合わせると、本庄の高い志を感じますね。
次回の見どころ
次回第9話は、刑事事件と談合問題の2本立てという盛りだくさんです。本庄を刺した犯人と、楓が関わった1年前の強盗殺人事件の犯人が同じらしいということで困惑が深まる中、談合の調査はストップを命じられてしまいます。
謹慎を命じられたのに勝手に動く小勝負が何を発見するのか、藤堂に近づいていた本庄の本心がどこにあるのかなど、気になる展開です。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「競争の番人」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「競争の番人」第1話の感想
- 「競争の番人」第2話の感想
- 「競争の番人」第3話の感想
- 「競争の番人」第4話の感想
- 「競争の番人」第5話の感想
- 「競争の番人」第6話の感想
- 「競争の番人」第7話の感想
- 「競争の番人」第8話の感想
- 「競争の番人」第9話の感想
- 「競争の番人」第10話の感想
- 「競争の番人」最終回の感想
まとめ
オープニングの『入札談合・官製談合…その手を離したくなったら?』のコメントが最後まですごく効いてくる、印象が強い第9話でした。官製談合の証拠がない中で、あえて開き直って「競争こそ悪に思える」と言い切った藤堂が、笑顔で静かな口調だったのが、逆にラスボス感が強く、公取が勝てる気がしなくなるシーンでした。
ちなみに「官製談合防止法」とアダ名される法令は平成14年7月に制定されたので、15年前の若き本庄さんはこれを日本中に徹底させる役目を担ったキャリアのホープだったわけですね。そんなことを踏まえてドラマを見ると、少し感慨深いです。