アンチヒーロー【3話感想】あえて”負け”へと誘導する明墨に「鳥肌」「こんな芝居も打つの?」

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TBS系ドラマ日曜劇場「アンチヒーロー」
TBS系ドラマ日曜劇場「アンチヒーロー」

TBS系の日曜劇場ドラマ「アンチヒーロー」。4月28日放送の第3話放送後の感想まとめ記事です。

ネタバレ注意!

今回のエピソードは「過去」ということで、赤峰柊斗弁護士(北村匠海)がかつてマークしていた政治家の息子である傷害事件の被告を、明墨正樹弁護士(長谷川博己)が弁護するストーリーでした。

容疑が濃厚でも「特定の人物に執着するな」「真実を見誤るな」という明墨から赤峰への警告は、なんだか法廷ドラマという枠を超えて、視聴者である私たちへの呼びかけのように思えました。相変わらず明墨の「正義」がどこにあるのか、見極めが難しいながらもダークな魅力を感じる第3話です。

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目次

第3話の視聴率はいつ発表?

「アンチヒーロー」の視聴率は4/30(火)に発表されます。

視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。

第3話を見た視聴者の感想

赤峰を育てる明墨

犯罪隠ぺい歴のあるらしい政治家のドラ息子・富田正一郎(田島亮)は、かつて赤峰が弁護に失敗して有罪にしてしまった松永(細田善彦)の事件とも因縁のある人物でした。まさか、パラリーガル・白木凛(大島優子)あたりが推測するように「赤峰のかたき討ち」を明墨がするとは思えないのですが…。

明墨は赤峰に「君のせいで松永さんは犯罪者に」と、弁護士としての責任をさんざん罵倒しておきながら、証拠集めのコツや被告人の虚偽で裏切られた場合の対応などを教えているように見えました。赤峰の正義を尊重するような発言も多く、まるで自分の違法にちかい弁護方針を、成長した赤峰に裁いてほしいかのような様子、矛盾を抱えた明墨の態度の理由を知りたいです。

明墨は元検事だった

明墨はあくまで富田被告の父親議員の証拠隠滅や買収は知らなかったとの態度を取り、富田には「あなたの人生はあなたが選択していけばいい」という言葉を残して弁護を降りてしまいます。法廷としては検事の大勝利ですが、どう考えても明墨の手の上で転がされた結果というあたり、敵役の緑川検事(木村佳乃)は気づいているのかもしれないなぁと思いました。明墨からも悔しさが感じられなかったですしね(笑)。

今回赤峰が過去の案件を調べようとした結果、明墨が5年前まで検事だったことが判明、よく言う「ヤメ検弁護士」だったからこそ、検事の証拠精査や被告追求の手口を熟知していて裏をかけたのですね。やめた理由はずっと収監されているらしい男(緒方直人)の事件の関係らしいのですが、今回「清水」という名前が分かっただけで相変わらず謎のまま、じれったいです。

次回の見どころ

TBS系日曜劇場ドラマ「アンチヒーロー」第4話では、性犯罪が扱われます。相変わらず明墨弁護士は「犯罪者を無罪に」といえるアンチな行動をとる様子、さらに紫ノ宮飛鳥弁護士(堀田真由)が「私を使おうとしている」と憤ったシーンが予告されているのが気になります。

また、明墨が緑川の上司・伊達原検事正(野村萬斎)と丁々発止の食事会をすることになるのも、興味津々です。

視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた「君が心をくれたから」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。

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まとめ

結局今回の明墨は、依頼人である富田被告と親の議員を弁護するふりをしながら、暴行犯罪と証拠隠滅を両方証明してしまったわけです。緑川検事に花を持たせる流れなのは前回の緋山被告の時とは正反対ながら、やはり裏から手を尽くす真っ当ではない手口がなぜなのか、知りたくなります。

前回は検事の証拠改ざん、今回は議員の証拠隠滅という流れだと、何か自分が検事として担当した事件で、証拠隠滅や権力への忖度が冤罪を生み出したことを暴きたいという目的があるのでしょうか。明墨の目的や、それを赤峰や紫ノ宮が察知することができるのかなど、事件とは別の気になる要素にワクワクします。

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