TBS系の日曜劇場ドラマ「アンチヒーロー」。5月26日放送の第7話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
不正と汚職を重ねてきた瀬古判事(神野三鈴)に弾劾裁判を突きつける第7話、登場人物の様々な醜さや変節が赤裸々に描かれました。しかし判事と国会議員の汚職なんて、ドラマじゃなければたまらないですよね。
そんな中を飄々と渡って自分の思惑通りに動かしていく明墨正樹弁護士(長谷川博己)が、闇が深いながらも一見快活に見えることに凄みを感じます。赤峰柊斗(北村匠海)と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)の両弁護士も、意見は持ちつつもしっかり有能さはアップしている雰囲気が良かったです。
春ドラマの人気投票を実施中!
気になる作品に投票をよろしくお願いします。
第7話の視聴率はいつ発表?
「アンチヒーロー」の視聴率は5/27(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
第7話を見た視聴者の感想
判事の弾劾裁判へ
明墨×🦮
— (@e9AZWc2Q) May 26, 2024
このドラマもしワンコが出てなかったらどうなってたことか、、、唯一の癒し🥺#アンチヒーロー #長谷川博己 pic.twitter.com/np6BDkJ7Av
7話。裁判官と検察が冤罪を作ったら無罪ドミノだなあ。
— テレビドラマ好き之助 (@ZbP6Ro1Q8dmiIUM) May 26, 2024
その後富田議員と瀬古判事がどうなったのか気になるところ。個人で損害賠償とかもするのかなあ。#アンチヒーロー
明墨は使えるものはすべて使って、瀬古判事を不正と汚職の弾劾裁判へと追い込んでいきます。自分が陥れた富田議員(山崎銀之丞)を「再利用」するあたり鬼かと思える手際でしたが、瀬古や秘書に裏切られ背水の陣となった富田の壊れっぷりもお見事なくらいでした。
壊れっぷりといえば、先週まで余裕だった瀬古の転落ぶりもいっそお見事でした。伊達原検事正(野村萬斎)に見捨てられ取り乱すシーン、失ったものの大きさに嗚咽するシーンなど、胸を張れなくなった判事の醜さに、逆に魅せられてしまいました!
動き出した12年前の事件
第1話からの全てが志水さんの冤罪を晴らすためという壮大すぎるストーリーに今日も息を飲むばかり #アンチヒーロー
— みー (@ST_bird2020) May 26, 2024
明墨先生と志水さんのシーンの凄み!
— みおりんご (@TY69ozk2lIK2zdE) May 26, 2024
回を追うごとにゾクゾクする
それに青山さんも何だか🤔#アンチヒーロー
志水父娘、紫ノ宮父娘、宇野父娘と父と娘の関係を話の重要なキーとして持ってきているので今後伊達原父娘の話も来るのかな?
— たここ (@okomegohanmochi) May 26, 2024
#アンチヒーロー
瀬古が弾劾され、依頼人・沢原記者(珠城りょう)が無罪となったことでまた一歩前進、12年前の一家殺人事件について冤罪の疑念が、世論に広がり始めました。
しかし、これだけ明墨が盛り上げても、肝心の志水死刑囚(緒方直人)が一向に再審請求に乗らないのが壁となっています。ただの諦めにしては強固すぎるので、誰か真犯人と思える人をかばっているのかと気になります。
そんな志水に対し、明墨の投げかけた言葉は鮮烈でした。「“死刑囚の娘”なんてあなた以上に酷」だなんて、もし娘のためにコトを掘り返したくないと思っているとしたら、強烈なパンチですよね。志水の心が動かされるのを期待するばかりです。
赤峰に紫ノ宮…明墨チームは大丈夫?
完全に「私が育てました」なの好き#アンチヒーロー pic.twitter.com/AbE9CdZ3OL
— あたたか (@atataka__) May 26, 2024
青山さんに
— ひらえび (@Hiraeby) May 26, 2024
びっくりした紫ノ宮さん
見てる私も
めっちゃびっくりしたし
怖かった〜
#アンチヒーロー
そうだよね、明墨先生に育てられ自分の正義と意志をしっかりと持った赤峰はもう自分の正義に従って動くよね
— ゆっくりくま (@chai_fire) May 26, 2024
悪い顔は視聴者ミスリードとか混乱させるための演出かなって思ったり
でも少なくとも明墨にとってはもう「良い生徒」ではなくなっていくということなんだろうな#北村匠海#アンチヒーロー
今回、成長してきた明墨チームにも転換点が来ている様子も描かれました。紫ノ宮はもう父・倉田刑事が過去にどんな過ちを犯したのか気になってたまらないようで、明墨のファイルを盗み読みしようとして、青山(林泰文)にとがめられていました。青山自身も5年来のパラリーガルにしては明墨の闇を知り尽くしているようで不気味です。
そして赤峰、瀬古の不正が暴かれたことを追い風に松永元被告の無罪を勝ち取り、憂いがなくなったからか、尾行した緋山(岩田剛典)に厳しく詰問していました。証拠の血まみれズタズタの作業服を突きつけるあたり、自分の正義感を確立して、もはや明墨に負けない迫力でした。なんだか明墨の事務所の解散も、明墨の計画に折り込み済みではないのかと心配するところです。
次回の見どころ
TBS系日曜劇場ドラマ「アンチヒーロー」第8話では、ようやく明墨がこだわる12年前の事件について過去情報が明らかになる見込みです。志水が冤罪だと確信しているうえで、明墨が倉田刑事→瀬古判事→伊達原検事正と追い詰めている理由は、ずっとほのめかしと推測だけだったんですよね。
また、ついに公式HPの最後の登場人物…俳優・迫田孝也が演じる男が誰なのか、ひょっとして緋山が探しているエゴシという人物なのかも判明するでしょう。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「君が心をくれたから」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
「アンチヒーロー」の見逃し配信ならTBS FREE
最新話を見逃し配信!
まとめ
散々いろいろ見極めてきたヤメ検の明墨弁護士だからこそできる、富田議員の利用法と瀬古判事の弾劾シナリオでした。切り捨てるだろうとは思っていましたが、伊達原が瀬古を見放す切れ味も恐ろしく鋭くて、「あなたの言葉は誰も信じない」と突きつける残酷さと尊大さは野村萬斎ならではの静かな気迫でした。
しかし、突き進んできた明墨の、最後の難問が志水の再審不承諾とは、まだまだ順風満帆とはいかなそうですね。