「べらぼう」視聴率一覧表&グラフ推移【2025大河ドラマ】横浜流星主演

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べらぼう 視聴率推移
べらぼう 視聴率推移

2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。出演者や脚本の情報に加えて、視聴率などの放送後の情報をまとめて随時更新していきます。

  • 視聴率一覧表
  • グラフ推移

2つの切り口で視聴率を比較していきましょう。

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目次

歴代大河ドラマ 視聴率

過去作の大河ドラマの視聴率は
どの程度だったのか確認していきましょう。

光る君へ

2024年大河ドラマ

出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、高畑充希、町田啓太、玉置玲央、板谷由夏、ファーストサマーウイカ、高杉真宙、秋山竜次、三浦翔平、渡辺大知、本郷奏多、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則、ほか

最高視聴率:12.7%(第1話)
最低視聴率:9.1%(第42話)
平均視聴率:10.74%
(2024年11月18日時点)


さらに以前の大河ドラマの視聴率一覧はこちら。

「べらぼう」 基本情報

脚本は森下佳子のオリジナル作品。

森下佳子の代表作は朝ドラ「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、民放ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」。

主演は横浜流星。

64作目の大河ドラマです。

あらすじ

親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから
“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児・蔦屋重三郎。

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期。
喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、
日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す──。

18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。

血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。

時世は移り変わり、台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…。蔦重は、その後も幕府からの執ような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う…。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…。

引用:「べらぼう」公式サイト

放送期間

2025/1/5~2025/12(予定)

放送時間

本放送

  • 日曜 20:00~20:45(NHK総合)
  • 日曜 18:00~18:45(BSプレミアム / BS4K)

再放送

  • 土曜 13:05〜13:50(NHK総合)

音楽

ジョン・グラム

代表作は大河ドラマ「麒麟がくる」、『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV』など。

キャスト一覧

主人公と周辺の人々

蔦屋重三郎(横浜流星)

18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。

次郎兵衛(中村蒼)

駿河屋の実子であり、蔦重の義理の兄。吉原に向かう手前の五十間道で茶屋の経営を任されてはいるが、実際の切り盛りは蔦重が行っている…蔦重は、その軒先を借り、貸本屋も営んでいる。次郎兵衛は、はやりもの好きでおしゃれに敏感、自由気ままな性格で、いわゆる「放蕩息子」。

留四郎(水沢林太郎)

蔦重の義父・駿河屋は身寄りのない男子を集め、店の若い衆として奉公させている。留四郎はとあることがきっかけで、次郎兵衛が主の五十間道の“蔦屋”で蔦重と共に働くことになる。

半次郎(六平直政)

五十間道、茶屋・蔦屋の向かいにある蕎麦屋“つるべ蕎麦”の主。幼いころから蔦重(横浜流星)や次郎兵衛(中村 蒼)を見守ってきた。

蔦重の妻・てい(橋本愛)

とある市中の本屋の娘。謹厳実直で控えめな女性だが、それが故に損ばかりをしてきた過去をもつ。

ある種世慣れた女郎たちが集まる吉原で育った蔦重(横浜流星)にとっては非常に慣れないタイプの女性であり、ていにとっても蔦重はその出自も含めて受け入れがたい存在であった。

しかし「本を愛する」という一点については共通しており、それが二人の絆となり、いつしかかけがえのない存在となっていく。

絵師の人々

喜多川歌麿(染谷将太)

幼いころ、絵師・鳥山石燕のもとで絵を学び、その後、蔦重と出会う。蔦重が洒落本、黄表紙、狂歌本と次々と新たな出版物を手がけていく中で、挿絵の仕事などを任され、自らの画力を磨いていく。

やがて寛政の改革で時代が変わると、蔦重と浮世絵の美人画を仕掛け、その才能を一気に開花させる。美人画は江戸で大評判となり、人気絵師の地位を確立していく。

北尾重政(橋本淳)

本屋の息子として生まれ、本に囲まれた環境に育ち、絵師としての才能を開花させる。門人も多く、喜多川歌麿を弟子のように育てたともいわれる。美人画、役者絵の絵師として人気を誇る一方で版本挿絵の仕事も晩年まで続け、蔦重出版物の多くに関わることとなる。蔦重との最初の仕事は『一目千本』。

勝川春章(前野朋哉)

葛飾北斎の師匠で、当代一の役者絵師。

蔦重が手がけた『青楼美人合姿鏡』を北尾重政と共に描いた当代一の役者絵師。のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱え、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表となり、喜多川歌麿の「美人画」や写楽の「大首絵」に大きな影響を与えることになる。

礒田湖龍斎(鉄拳)

蔦重初期の錦絵、「雛形若菜初模様」を手がけた絵師。

蔦重が企画して、西村屋与八と共に出版した「雛形若菜初模様」の絵師。吉原の女郎たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる。

吉原の人々

駿河屋(高橋克実)

吉原の引手茶屋(客に女郎を紹介する案内所)“駿河屋”の主。両親に捨てられた、幼い蔦重を養子にして育てあげた。蔦重の商売に対する姿勢と才覚には一目置いている。

ふじ(飯島直子)

蔦重の義理の母で、“駿河屋の女将”。

蔦重の義理の母。駿河屋の妻で、引手茶屋の女将。 蔦重はじめ身寄りのない子どもたちを育て見守る慈愛の人で、実の子である次郎兵衛を溺愛している。

松葉屋(正名僕蔵)

代々“名妓(めいぎ)”としてその名を江戸中にとどろかす「瀬川」を輩出してきた老舗女郎屋“松葉屋”の主。花の井ら数多くの女郎を抱え、花魁(おいらん)から禿(かむろ)まで、その数は50人以上とも。吉原の顔役で町の決めごとを取り仕切る。

いね(水野美紀)

代々、瀬川という伝説の女郎を輩出する老舗の松葉屋の女将。いねもかつて花魁であったが、主人(正名僕蔵)に見初められ女将として見世の経営に携わる。四代目・瀬川とは同年代であり、いつしか花の井(小芝風花)に瀬川の名跡の“或るいわく”について語る。

花の井(小芝風花)

吉原の老舗女郎屋・松葉屋を代表する女郎。幼い頃に親に売られ、蔦屋重三郎とともに吉原で育った幼なじみで、何でも話せる良き相談相手。蔦重を助け、時に助けられながら、共に育った吉原の再興に尽力する。

やがて、とある理由から長らく途絶えていた伝説の女郎の名跡“瀬川”を継ぎ、その名を江戸市中にとどろかすこととなる…。

五代目・瀬川は史実に残る“名妓”として知られ、1400両で落籍された出来事やその後の悲運な人生が戯作などで語り継がれることとなる“伝説”の女郎。

とよしま(珠城りょう)

松葉屋の「番頭新造」。

女郎屋・松葉屋、いねのもとで、禿(かむろ)や振袖新造(ふりそでしんぞう)の教育係である「番頭新造」を務める姉貴分。今は花の井について、身の回りの世話も務めている。

扇屋(山路和弘)

松葉屋とともに吉原を取りまとめる女郎屋“扇屋”の主。「墨河」という号を持ち、俳句、和歌、画などをたしなむ教養人で女郎たちにも和歌や書を習わせ、花扇、滝川といった名妓を育てた。

大文字屋(伊藤淳史)

新興勢力の女郎屋“大文字屋”の主。伊勢から江戸へ出て最底辺の河岸見世の女郎屋の経営から始め、中見世(なかみせ)の女郎屋に店を拡大・成長させた経営手腕を持つ。経費削減のため、女郎に安いカボチャばかり食べさせたことから“カボチャ”のあだ名を持ち、“ドケチ”として江戸中に知られ、子どもたちの口ずさむ歌にもなったといわれている。

誰袖(福原遥)

吉原の新興勢力・大文字屋の女郎。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦屋重三郎(横浜流星)に一方的な恋心を抱いていたが、その想(おも)いはやがて…。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。

その後、老中・田沼意次(渡辺 謙)の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出どころについてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく…。

しげ(山村紅葉)

大文字屋の遣手で誰袖のお目付け役。蔦重に想いを寄せる誰袖の恋の行く手を、仕置き棒を手に阻む。

松の井(久保田紗友)

「呼出」は当時最高級の女郎であり、客からの指名を受けると禿(かむろ)や振袖新造(ふりそでしんぞう)を従えて引手茶屋まで客を迎えに行く。これを“花魁道中”と呼ぶ。松の井はトップの「呼出」であり、花の井の先を行く存在。

うつせみ(小野花梨)

「座敷持ち」は「呼出」の下のランクで、自分の客を接待するための座敷を持っている中堅の女郎。“花魁道中”は行わないが、禿(かむろ)や振袖新造(ふりそでしんぞう)がついて身の回りの世話をする。うつせみは松の井、花の井に次ぐ女郎。とある出会いがきっかけで、幼いころから吉原で女郎として生きてきたうつせみの人生が大きく変わることになる…。

りつ(安達祐実)

吉原の女郎屋・大黒屋の女将として、駿河屋、松葉屋、大文字屋、扇屋らとともに吉原を取りまとめ、蔦重の後見となる。のちに女郎屋を廃業し、芸奴の見番となったあとは、蔦重が手がけた『富本本』や『浄瑠璃本』の出版に大きな影響を与えることになる。

志津山(東野絢香)

『一目千本』は蔦重が初めて作った本で、吉原の店や女郎から協賛金を集めて、吉原名うての女郎たちを花に“見立てて”紹介する“限定本”。市中の本屋では売られずに、なじみの客への贈答品として「吉原に行かないと手に入らない」特別な本。玉屋の座敷持ちの志津山は『一目千本』の中で「葛の花」として見立てられる。

きく(かたせ梨乃)

ちどりたち河岸見世の女郎たちを抱える「二文字屋」の女将。きくもかつては吉原の女郎であり、年季があけて場末の女郎屋の経営を任されている。己の欲や利益だけを考えている忘八(引手茶屋や女郎屋の経営者)たちとは違い、最下層で生きる女たちに手を差し伸べようと腐心する蔦重に心を動かされ…。

ちどり(中島瑠菜)

吉原の周囲をめぐる「お歯黒どぶ」に沿って立ち並ぶ最下層の女郎屋が「河岸見世」。年齢や病気、愛想のなさなど、さまざまな理由で行き場を失った女郎たちが集まる。なじみの客でかろうじてにぎわう老舗女郎屋に比べ、市中の岡場所(非公認の遊郭)に客を取られ、客足の遠のいた河岸見世では、常に貧しさと病が蔓延(まんえん)する。 ちどりも行き場を失い河岸見世に転落した女郎の一人。そこでひとりの女郎に命を救われることになる…。

朝顔(愛希れいか)

蔦重に本の世界を教えた女郎。

幼少期の蔦重と花の井に赤本(子ども用の絵本)を読み聞かせ、蔦重が本の世界の楽しさ、面白さを知るきっかけとなった元・松葉屋の高級女郎。しかしいまは体を壊し、きくのもとに身を寄せている。明和の大火ののち、客足が遠のいた河岸見世では貧しさが増す中、朝顔は…。

江戸の商人

鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)

大人向けの絵本・黄表紙『金々先生栄花夢』で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋や深川(いまの江東区)の地本問屋の主。蔦重に初めて本格的な本づくりの仕事を任せるなど、商売の基礎を指南する。やがて蔦重が本格的に本屋業に乗り出すと一転、ライバル関係となり、激しい争いを繰り広げていく。

藤八(徳井優)

江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛を助ける番頭。先代のころから鱗形屋を支えてきた。明和の大火事で多くの板木を失い、経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつく…。

鱗形屋長兵衛(三浦獠太)

江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)の長男で跡取り息子。 曽祖父の代から赤本・青本を手がけた江戸の本屋の跡取り息子としての自負を持つ。

西村屋与八(西村まさ彦)

宝暦のころ(1750年代)から錦絵を手がけ、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。蔦屋重三郎と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の女郎をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手がけることになる。その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共にけん引していくことになる。

小泉忠五郎(芹澤興人)

蔦重が吉原細見の改め(最新の情報を収集し、それを元に原稿の編集作業を行うこと)の仕事を始める以前から、“改め”の仕事を請け負っていた。その後、版元として吉原細見『松のしらべ』などを出版する。蔦重が吉原細見の仕事を担うようになってからも競い合うように改めの仕事を続けることになる。

須原屋市兵衛(里見浩太朗)

日本橋の中心地に店を構え、漢籍や学術書、辞典などを扱う大手本屋の商人でありながら、平賀源内や杉田玄白などが書いた“新しい本”を数多く出版する個性的で革新的な版元(出版人)。幕府の弾圧を逃れながらも『解体新書』や『三国通覧図説』など“世の中を変える本”を次々と出版する挑戦的な版元であった。

鳥山検校(市原隼人)

瀬川を身請けする“盲目の大富豪”。

当時吉原一の花魁といわれた瀬川を1400両で身請けをした男。“検校”というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできておらず、そこに蔦重の姿を感じ取っていた…。

平賀源内(安田顕)

“あふれるアイデアで日本の未来を変える希代の天才”。

本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家…先進的なアイデアを次々と思い浮かべては、その実現のため日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返し、ときに山師ともよばれる。その発想に田沼意次もほれ込み、特命を託すほど目にかけている。 蔦重も、地元・吉原に再び客を呼び寄せようと、江戸の有名人になっていた源内に仕事の依頼をすべく接触を試みる…。

平秩東作(木村了)

内藤新宿の煙草屋を営む一方、炭焼きや材木商などさまざまな事業を手がける「山師」であり、平賀源内の商売仲間。戯作者・狂歌師といった顔も持ち、大田南畝とも親交を持つ。源内の死後、田沼意次の政策に深くかかわるようになり、意次の蝦夷地開発のきっかけをつくることになる。

新之助(井之脇海)

平賀源内と行動を共にする“浪人”。

御家人の三男坊として生まれたが、とある理由で出奔。平賀源内と共に「炭売り」をしながら長屋で暮らしている。蔦重に連れられて案内された吉原の女郎屋・松葉屋で、うつせみと運命の出会いを果たすことに…。

鶴屋喜右衛門(風間俊介)

鱗形屋孫兵衛や西村屋与八らをまとめる江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在で、新参者の蔦屋重三郎と対立。草双紙や錦絵で数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見いだしプロデュースするなど、蔦重とともに一時代を築いた。

幕府や藩士の人々

田沼意次(渡辺謙)

自らの才能と実行力で、足軽出身の出自から遠江相良藩(いまの静岡県牧之原市)の五万七千石の大名に昇りつめた人物。米による幕府の財政運営に限界をおぼえ、金を動かしてこそ“経済がまわる”商業重視の政策に方針を大転換。商人を中心に江戸は好景気に沸く。

また印旛沼の干拓、蝦夷地の開発、優秀な人材を幕政に積極的登用し、“新しい日本”を創り始める。

田沼意知(宮沢氷魚)

田沼意次の嫡男。田沼権勢の象徴として、若くして、意知は若年寄に昇進、異例の出世をとげる。意次が着々と実行してきた改革を、より推進し、政治的手腕を発揮、蝦夷開発にも積極的に携わっていく。

また、江戸の町を度々見聞するなど好奇心旺盛な一面も持つ。父・意次の正統な後継者と思われていた矢先、江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれてしまう…。

平沢常富(尾美としのり)

出羽国久保田藩(秋田藩)の藩士で、江戸城の留守居(いまでいう外交官)を務める。役職柄、情報交換の場として吉原に出入りすることが多く、「宝暦の色男」の異名をもつ。一方で、奇想天外な大人の童話、歌舞伎の筋書きをもじったパロディーなど洒落、滑稽、ナンセンスを盛り込んだ戯作を数多く発表し、また手柄岡持(てがらのおかもち)という名で狂歌も発表。流行作家として一時代を築く。のちに蔦重にとって最高かつ最大の協力者となる戯作者。

長谷川平蔵(中村隼人)

時代劇のヒーロー のちの“鬼平”。

青年時代は風来坊で「本所の銕」と呼ばれ、遊里で放蕩の限りを尽くしたという逸話も持つ。のちに老中・松平定信に登用され「火付盗賊改役」を務め、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力する。その人柄も相まって庶民から「今大岡」「本所の平蔵様」と呼ばれて絶大な人気を誇った。

一橋治済(生田斗真)

“天下の楽に先んじて楽しむ” 11代将軍・家斉の“父”。

8代将軍・吉宗の後継者対策に端を発して作られた「御三卿」のひとつ一橋徳川家の当主。吉宗の孫にあたり、10代将軍・家治とは“いとこ”。次々と将軍後継者が早世する中、最後に残った治済の息子・家斉が11代将軍となり、治済は「将軍の父」としてすべての富と権力を得るようになる…。

徳川家治(眞島秀和)

意次との深い絆を持つ10代将軍。

9代将軍・家重が、言語不明瞭で体が弱かったため、8代将軍・吉宗の英才教育を幼いころから受けてきた。家重の遺言に従い田沼意次を側用人に重用し、松平武元らとともに政治に励んだ。将棋を趣味として、その腕前は高く、将棋を通じて意次との絆を深めたといわれる。

知保の方(高梨臨)

幻の11代将軍の母。

10代将軍・家治の側室。家治は正室・五十宮との間に永らく子ができなかったが、側室を持つことを拒み続けていた。しかし意次の強い後押しで知保の方は家治の側室となり、家基を出産。長子出産の功労から「老女上座」の格式を賜った。

徳川家基(奥智哉)

文武両道 幻の11代将軍。

幼いころより聡明で成長するにつれて政治に関心を持ち、田沼意次の政策を批判。11代将軍として将来を期待されるが、鷹狩に出かけた折に体調不良を訴え、“謎の死”を遂げる。徳川宗家の歴史の中で「家」の通字を授けられながらも唯一将軍位に就けなかった。

田安賢丸(寺田心)

「御三卿」のひとつ田安徳川家の七男。のちに「寛政の改革」を行う“松平定信”。

幼少期より聡明で、兄たちが体が弱かったため、若くして田安家の後継者、また、10代将軍・家治の後継と目されていた。陸奥白河藩の養子にむかえられ、幕政の中心から遠のくも、田沼意次の失脚後は11代将軍・家斉の命で老中となり、寛政の改革を行う。寛政の改革では、風紀の取り締まりから蔦屋重三郎に厳しい処分を科すこととなる。

大崎(映美くらら)

11代将軍・家斉の乳母で、家斉の将軍就任後、大奥で絶大な権力を持ったといわれる。

松本秀持(吉沢悠)

親田沼派の勘定奉行。

身分の低い家柄であったが、田沼意次に抜てきされ勘定奉行となり、印旛沼・手賀沼の干拓事業や経済政策などに従事。また蝦夷地調査を意次に上申し、調査隊を派遣することになる。

佐野政言(矢本悠馬)

反田沼の“世直し大明神”。

佐野家は三河以来、徳川家に仕えた歴史があり、代々番士を務めた家柄。江戸城内で若年寄の田沼意知に切りつけ、重傷を負わせ絶命させた。幕府は「私憤からの乱心」として切腹を命じるが、庶民からはこれを「世直し大明神」と称えられることになる。

松平康福(相島一之)

田沼の外戚の老中。

石見国浜田藩主、下総国古河藩主、三河国岡崎藩主、そして浜田藩主とたびたび国替えを経験。娘を意知に嫁がせ、田沼意次とは親戚関係となる。意次の失脚後も松平定信の老中就任や寛政の改革に最後まで反対したといわれる。

松平武元(石坂浩二)

“西の丸の爺” 老中首座。

吉宗、家重、家治の将軍三代に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された「老中首座」。上野国館林藩主でもあり、その官位から「右近将監(うこんのしょうげん)」様と呼ばれ、敬愛を集める。

清水重好(落合モトキ)

10代将軍・家治の弟で御三卿・清水家の初代当主。

賢丸の田安、一橋治済の一橋と並ぶ御三卿の一人。家治の子・家基が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座であったが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなる…。

田沼意致(宮尾俊太郎)

田沼意次の甥で、10代将軍・家治の嫡男・家基について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となる。 田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することとなる…。

宝蓮院(花總まり)

松平定信を育てた“母”。

御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室。のちに松平定信となる賢丸を、白河松平家の名君、「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」。宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基の正室にするため、10代将軍・家治の養女として送り込むのだが…。

高岳(冨永愛)

田沼意次、松平武元と並び幕府の実権を握る大奥の最高権力者。賢丸の妹の種姫を10代将軍・家治の養女として迎え、家治の嫡男・家基の正室とするよう画策するのだが… 。

三浦庄司(原田泰造)

百姓から田沼意次の側近へ。

備後国福山藩(現在の広島県福山市)出身の農民から田沼家の用人となった人物。意次の側近として、意知、松本秀持とともに政策を立案主導していく。

「べらぼう」視聴率


視聴率推移グラフ

大河ドラマ「光る君へ」視聴率グラフ

視聴率一覧表

放送回放送日サブタイトル世帯視聴率個人視聴率
第1話1/5
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
平均*.**%*.**%
大河ドラマ「べらぼう」視聴率一覧表

赤字:最高視聴率
青字:最低視聴率

ビデオリサーチ調べ。
視聴率はリアルタイム(関東地区)
平均視聴率は単純平均です。

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他にも気になるドラマ情報

出演者の演技力評価

染谷将太の演技力

小芝風花の演技力

福原遥の演技力

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