フジテレビの月9ドラマ「競争の番人」。9月12日放送の第10話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
『東京湾岸地区再開発プロジェクト』をめぐる巨大談合と国交省の藤堂事務次官(小日向文世)を結ぶ証拠が見つからず、小勝負勉(坂口健太郎)の苛立つ姿が目立ち、前半は痛々しかったです。単独で暴走する小勝負ですが、公取はやはりチーム戦、白熊楓(杏)や桃園主査(小池栄子)たちダイロクメンバーが集めた情報を小勝負がつなぎ合わせていく様子がとても面白かったです。
感情論からの証拠開示も見ごたえアリ、小勝負vs藤堂の決着が満足する終結を迎える第10話です。
前回(第9話)の感想はこちら。
視聴率
「競争の番人」の平均視聴率は9/13(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「競争の番人」第10話を見た視聴者の感想
ダイロクチームの踏ん張り!
私、キャップと桃園さんみたいな、友人や恋愛関係ではないけど仲がいい2人の関係性とやり取り、めちゃくちゃ大好き!!
六角くん、ずっと見張ってたのか
見張りながら調べものまでして有能だな
定時すぎてるのにお疲れ様…
おもしろかった~。とうとう藤堂に勝った。ダイロクのみんなホントよく調べてよく気づけてすごいと思う。
ところで今日で最終回かと思ってたらもう一回あるのね(笑)
あまりにもいい仕事っぷりだったので今日最終回かと思った 来週ねw
立入調査もブツ読みも不発に終わる中、小勝負以外は中ダレしているように見えたダイロクチームでしたが、キッチリ仕事してくれました!楓が集めた小津建設の資料、遊んでいるようでキッチリ飲食店の捜索をしていた風見・桃園ペア、検察の父親からの情報を活用する六角…と、自発的に動いていることが証拠につながっていく様子が面白かったです。
情報をつなぎ合わせたのはやはり小勝負、タクシー代の値段→談合場所→下請けイジメの領収書…と解明していく様子は探偵のようでした!しかし、緑川瑛子検事(大西礼芳)や楓の彼氏の大森刑事(黒羽麻璃央)からの情報も駆使するとは、ちょっとズルい気もしました。
藤堂に土下座する小勝負…からの反撃!
男女バディの距離感としてめちゃくちゃ好きなんよな白熊小勝負ペア
『競争の番人』最後が人情論とか、ちょっと都合よすぎな終わり方が多い印象だったので、まさか今回も…って思ってたら、小勝負くんの演技だったのねぇ。てか、今日が最終回だと思ってたら違った(笑)来週は番外編みたいな感じ?楽しみ♪
ふと急に、大震災ネタをぶっ込んでくる月9
あれ!?「HERO」の流れ!?
もしかしたら飛ばされて戻ってくるとか!?⚖️
元彼の遺言状に続き、競争の番人も最終回っぽい後にもう一話続くのね、月9のボーナストラック的な
「500件の飲食店から談合場所を見つける」という引きからの、小勝負と楓の畳みこむような藤堂への作戦も見ごたえがありました。「談合が証明できなかったから泣き落としか?」と思わせる小勝負の土下座から対決が始まり、「談合は既に終わっている」との藤堂の言質確保も、小勝負の小悪魔感が良かったのですが…。
実は談合場所が解明、しかもビデオ撮影に立入調査も完了という、完璧な証拠固めの流れには、原作を知らない視聴者は藤堂と一緒に騙されてしまいました!藤堂には金銭的ないやらしさがなかったので、談合擁護が阪神淡路大震災で妻を亡くした経験から来ているという話も説得力があって胸が痛みました。
小勝負は談合が国民のためにならないことを指摘するも、あえて自分の父親のことで恨みを述べるでもなく、藤堂を検察に引き渡します。坂口健太郎の演技や表情が、小勝負の正義感をよく表していて良かったです。
次回の見どころ
次回第11話は最終回、今までと打って変わって刑事事件風味の強いストーリーです。猟銃らしきものを持ってスーパーに立てこもった男が人質にとったのは四国に異動した小勝負、取り囲む警察陣も武装する中、穏便な事件解決に向けて、リモートでダイロクチームが活躍します。
最終回のゲスト出演陣は若月佑美、迫田孝也、袴田吉彦…ということで、ネットではまたもや大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とのかぶりが指摘されていますね。狙ったのか否か、気になるところです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「競争の番人」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「競争の番人」第1話の感想
- 「競争の番人」第2話の感想
- 「競争の番人」第3話の感想
- 「競争の番人」第4話の感想
- 「競争の番人」第5話の感想
- 「競争の番人」第6話の感想
- 「競争の番人」第7話の感想
- 「競争の番人」第8話の感想
- 「競争の番人」第9話の感想
- 「競争の番人」第10話の感想
- 「競争の番人」最終回の感想
まとめ
公取チームワークの勝利!という感じの巨大談合完結編でした。
小勝負が四国に去った後のダイロクが今後活躍できるのか心配に思えるのですが、だからこそ最終回が楽しみです。最終回のゲストに迫田孝也(『鎌倉殿の13人』では源範頼役)が参加しているので、今週出演の野添義弘(『鎌倉殿の13人』では安達盛長役)と合わせてネットではまたもや大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とのかぶりが指摘されていますね。
狙ったのか否か、気になるところですが、そんな仕掛けも来週で見納めです。