フジテレビの月9ドラマ「競争の番人」。9月19日放送の最終回放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
先週の大談合完結編に対し、後日談的な最終回かと思いきや、刑事事件勃発からの公取の活躍、『ダイロク最後のチーム戦』らしく見応えは十分でした。四国に異動する小勝負勉(坂口健太郎)が赴任前に事件に巻き込まれてしまい、何の予備知識もないところから公取の案件を見つけ出していく様子は「さすが!」のひと言に尽きました。
また、立てこもり現場のニュースをTVで見ているだけで、仕事の緊迫性を見抜いて動くダイロクチームの颯爽とした様子もカッコ良かったです。
前回(第10話)の感想はこちら。
視聴率
「競争の番人」の平均視聴率は9/20(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「競争の番人」最終回を見た視聴者の感想
みかんパンからの人質事件!
みかんパン売れそう、私も食べたくなってるその1人(笑)
蒲殿に万引きを疑われる泰時😅
令和になっても理不尽な罪を着せられそうになる蒲殿😢
あ~。競争の番人終わってしまった…。
やだやだやだ~。
またいつか会える日を待ってます。 ホントに…安すぎるスーパーにはご用心っていうことか…。
みかんパンもぐもぐ小勝負くん可愛い可愛い可愛い!一緒にみかんパン食べたいいいい😍わんこ味が増し増し🐶
四国・愛媛に異動予定の小勝負勉ですが、ご当地名物「みかんパン」を探しているだけで立てこもり事件の人質になってしまうのだから、まさに事件を呼ぶ男です。公取目線でスーパーを歩いていて万引きに間違われたのが原因ですから、「さもありなん」という感じで笑える展開でした。
スーパー・エースマートのせいで潰れてしまったケーキ屋の逆恨み事件かと思いきや、短時間でスーパーの原価割れ必至の不当廉売を発見する小勝負はさすがです。「これがリアルなら、犯人も人質もこんなにすぐに公取目線の話を理解できるかしら」という疑問はありますが…(苦笑)。現場の松尾店長(迫田孝也)がとことんイイ人で、情報開示や証言を積極的にしてくれたのが幸いでした。
ゲスト出演の迫田孝也は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源範頼役でしたが、どちらでも誠実な役柄が良く似合いますね!松尾店長と小勝負が盛り上がる中、若干犯人や警察のお偉方がおろそかになっているのはクスリと笑えるところでした。
離れていてもダイロクとの絆は有効!
最後まで「公取委」という題材の難しさに振り回されたドラマだった。それだけ真摯に向き合ったって事でもあるが、その分ドラマの「面白さの軸」を掴みきれなかった感じ。巨悪を倒しても戦いはあくまで「公正であり続ける」事の難しさ。英雄にはなれない人々の戦いは続く。大変よ。
袴田くんってああいう役やらせたら日本一だと思う。褒めてる。笑
公取の仕事を知れたいい機会だった。
坂口健太郎の飄々とした表現と杏ちゃんの真っ直ぐさはドラマの彩りを明るくする武器だな、あと小池栄子の頷き 笑
小勝負くん人質になってるのに、藤堂の時みたいなスリル感はなくて、すごく楽しんで観れた最終回😅
どうやら私もダイロクメンバーと同じ目線で見守っていたようです笑
競争の番人最後まで最高でした!!!
約1か月半の楽しい時間をありがとう🥳
小気味よく心地よい最終回でした☺️
明日からまたがんばろうと思える!
ありがとうダイロク!
(しばらくダイロクロスかな🌀)
はぁ…✨この色味と感じが好き💚
一方、ダイロクチームは通常運転でしたが、白熊楓(杏)が受けた小勝負からの電話1本ですっかりエースマート事件に注目してしまいます。でも、TVではっきりわかるほど、小勝負が猟銃を持った犯人の人質になっているのに、「まるで公開聴取」「何か策があるんでしょ」と、動揺しないメンバーの胆の据わっている様子は面白かったです。
「急がないと隠ぺいされちゃう」と大車輪で動いたダイロクの活躍で、無事エースマート本社と大谷社長(袴田吉彦)は独占禁止法違反で処分を受けます。怪我人を出さずに人質事件は落着、小勝負が本物のみかんパンを片手にため息をつく様子は、あざとい可愛さがあって良かったです。緑川検事(大西礼芳)が登場したTVニュースには『不当廉売と優越的地位の乱用』の文字があり、ドラマ全編の総まとめという感じがしました。
締めくくりには、四国支所に出勤した小勝負が本庄の元同僚・三島徹(今井悠貴)たちに会うシーンもあり、笑いを誘いました。ここまでするなら、本庄審査長(寺島しのぶ)や楓の彼氏・大森刑事(黒羽麻璃央)、前回ダイロクに敗れた藤堂清正(小日向文世)の現在も見せてくれればいいのに…と、ちょっとだけ残念でした。
次回の見どころ
※来週9月26日のフジ月曜9時は『監察医朝顔』2022スペシャルが放送されます。
さて、次回10月クールのフジ月9は、小児医療に焦点を当てた『PICU 小児集中治療室』です。
主演は吉沢亮・ヒロイン役は木村文乃、高杉真宙・生田絵梨花たちが共演で、北海道を舞台に若き小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が成長していく様子が描かれます。立ち上がったばかりの小児集中治療室というひっ迫した医療現場と、北海道の大自然が見ごたえのあるドラマとなりそうです。
吉沢亮は次のように語っています。
「命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います」
ドラマ『PICU 小児集中治療室』はフジテレビ系にて10月10日、月曜夜9時スタートです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「競争の番人」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「競争の番人」第1話の感想
- 「競争の番人」第2話の感想
- 「競争の番人」第3話の感想
- 「競争の番人」第4話の感想
- 「競争の番人」第5話の感想
- 「競争の番人」第6話の感想
- 「競争の番人」第7話の感想
- 「競争の番人」第8話の感想
- 「競争の番人」第9話の感想
- 「競争の番人」第10話の感想
- 「競争の番人」最終回の感想
まとめ
見ごたえのある『競争の番人』最終回でした。
『ミステリと言う勿れ』『元彼の遺言状』と、最終回に主人公が不在で周囲が活躍する締めが続いていたのですが、今回はしっかり小勝負(坂口健太郎)が本領発揮していました。みかんパンとセットの、坂口健太郎のあざとい可愛さも良かったです。
白熊楓(杏)たちダイロクチームも遠隔ながらチームワークを見せてくれて、満足の出来るエンディングでした。
公正取引委員会がちょっと身近な存在になった、興味深いドラマでした。