競争の番人【#5】公務員には分からない下請けいじめのリアル

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競争の番人

フジテレビの月9ドラマ「競争の番人」。8月8日放送の第5話放送後の感想まとめ記事です。
 

ネタバレ注意!

 
アレス電機による下請け企業いじめの証言をゲットしたダイロクチームが、せっかく立ち入り調査にふみきったのに、六角敦夫検事(羽場裕一)の横槍で水を差される展開となります。契約を切られる瀬戸際の下請け30社のジレンマや、公取と検察の上下関係などがリアルな取り上げ方で、見ごたえアリでした。

いじめ疑惑やアレス電機役員・柴野竜平(岡田義徳)と下請け・丸川製作所社長(吉沢悠)の関係を解決したのが、今回に限っては小勝負勉(坂口健太郎)ではないところは、今回の案件のポイントでした。父親に逆らえない六角洸介(加藤清史郎)の不穏な動きや進退を、恨みもせず受け止めているダイロクチームの懐の広さも良かったです。

 
前回(第4話)の感想はこちら。

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目次

視聴率

「競争の番人」の平均視聴率は8/9(火)に発表されます。

 
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。

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「競争の番人」第5話を見た視聴者の感想

小勝負の眼より丸川の情でイジメ解決

丸川さんと柴野さんは
あの怪我の因縁だけじゃないんね

丸川アホなのか
お前は負い目があるからって
他の人に強要するなよ

柴野、なんか急にいい人になった!
ずっと信じてくれていた丸川さんのお陰よね!

横領の調査なら、取引先との資料ぐらい見ると思うけど。
公正な取引をして発売も遅くなり高額になったものは、競争に勝てるのだろうか?

競争の番人、嫌いじゃないし
リアリティあるけども
強いていうなら
身分保障されている公務員が
生活かかっている民間業者に
「何故声をあげないのですか!?」って言ってたのはキツかった

 

今回も下請け30社の評価表の発見や、古いロボット犬の由来など、ブツ読みや証拠探しで活躍したのは小勝負でした。変わらずのマイペースさと鋭さのギャップが味わい深い人物像になっていて、さすが坂口健太郎!という感じです。

でも、事件解決の決定的な証拠は見つからず…下請けいじめの解決は“情”に委ねられることになります。アレス電機の柴野と下請け代表の丸川との関係については、ネットでもいろいろ争点になっているようですね。

柴野は強硬だけれど悪人ではなく、結局丸川の熱さに押される形で契約見直しや関係改善を受け入れることになります。刑事事件のように無罪有罪ではなく、公取にはこんな解決の仕方もあるんだなぁと勉強になる回でした。

 

楓、どちらかと言えばリベンジ成功?

舌打ちガン飛ばし桃園さん最高なのよ

どうせ公取には何も出来ない

このドラマの「黒幕」は皆この思考なのか

六角くんのターン、パパに頭下げたときいい顔してたねぇ。清史郎くん良い階段ののぼり方してる気がする。

 

結局、柴野の改心によりこの案件は円満に解決、検察が気にしていた横領は柴野の部下の仕業・強盗殺人の容疑はシロだったということで、一件落着となりました。

この案件ではあまり大暴れしなかった楓ですが、下請けいじめを認めさせただけで「リベンジ成功」と納得したあたり、公取の空気に染まって少し成長した感じです。六角洸介も公取の仕事の魅力を再認識して、父親の圧から抜け出すことができて良かったです。
 

本庄と藤堂、直接対決か、それとも何か裏があるのか?展開がものすごく気になります。

競争の番人、3話、2話と話が完結して、次からは後半戦か。なるほろー。

 

しかし、今回の案件のラストも、国土交通省・藤堂清正(小日向文世)の不気味な笑みで締めくくられることになったのが気になります。アレス電機の柴野の取調べになぜ国交省が介入…?と疑問に思ったのですが、実は強盗殺人事件の被害者の方が、ゼネコン企業の役員だったのでした。

なぜ藤堂とダイロクのボス・本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が会食しているのか、明かされないままのエンディングだったので消化不良です。でも、楓の公取異動は国を揺るがす「強大な闇」の余波らしいとのこと、今後への期待が膨らみますね。

 

次回の見どころ

次回第6話からドラマは後半戦に突入、一転して華やかな着物業界を舞台に、市場の私的独占についての案件が取り上げられます。早くも坂口健太郎の和装を喜ぶ声がネットでも上がっており、杏も着物姿を披露してくれるのか気になるところです(笑)

しかし、見どころはズバリ「女の闘い」となりそうです。ゲスト出演の、老舗赤羽屋社長・赤羽千尋(真飛聖)vs新会社ファイブシーズンの井出香澄(萩原みのり)のバトルが公取案件の大元です。そして赤羽千尋とダイロクの桃園千代子(小池栄子)にも過去の因縁アリということで、盛り上がりそうですね!

 

視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた「競争の番人」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。

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まとめ

六角洸介くんが公取で審査官として極める道を選んでくれてホッとしました。ダイロクメンバーは彼の葛藤を見ないふりという感じでしたが、どんな結論でも笑って受け止める度量の広さが感じられてカッコ良かったです。

しかし、今回の案件にも国交省・藤堂事務次官が関わっていたとは、小勝負だけでなく楓の方にも因縁を感じます。どう「強大な闇」が姿を現すのかは、ドラマ最終回までのお楽しみということになりそうで、気がもめますね。
 

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