フジテレビ系の月曜10時ドラマ「罠の戦争」。3月20日放送の第10話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
鷲津亨(草なぎ剛)は鶴巻憲一元幹事長(岸部一徳)を完全に潰すために竜崎始総理(高橋克典)に接近、しかし上手く出世とはいかず、怪文書にも悩まされます。疑心暗鬼になっている亨は、秘書として身を粉にして働いている時よりも何倍もカッコ悪くて、妻の可南子(井川遥)や息子の泰生(白鳥晴都)にも意見されていて少々憐れでした。
でもその闇落ちした変化が、草なぎ剛の演技の見せどころ!という感じでしたね。しぶとい鶴巻の引き際も見どころですが、何といっても亨を苦しめる怪文書の犯人が判明する、感無量の第10話です。
視聴率
「罠の戦争」の平均視聴率は祝日明けの3/22(水)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「罠の戦争」第10話を見た視聴者の感想
鶴巻政界引退するも、亨は敗北?
孤独で裏をかかれないように常に気を張ってて新人議員であんな感じになっちゃう人もいるのかな#罠の戦争
— sfy (@sfy600) March 20, 2023
はぁ…どこでどお狂っちゃったのかな…善と悪は紙一重。ワナワナします。#罠の戦争
— はな会☆ (@4917Mimoza) March 20, 2023
#罠の戦争
鶴巻さんの引き際が見事だったので
鷲津が、小さく感じて、悲しくなったね😭— ないちゃん (@nike1nike1) March 20, 2023
亨は権力の亡者のようになって鶴巻元幹事長のアラ探しをして、竜崎総理に副大臣のポストをねだります。
しかし、結果的に鶴巻はあくまで「病による勇退」となり、亨は上昇志向と怪文書の両方を総理に咎められ、出世には失敗してしまいました。“鶴”と“竜”の手打ちに利用されただけで、損な役回りの亨が気の毒でしたが、頬をピクピクさせた闇落ち感の強い表情には少々ゾッとしました。
一方で鶴巻の引き際はネットでも好評のようです。さすが岸部一徳、杖を断って演台に進み演説するシーンは「理想の政治家像」にしか見えず、味わい深かったです。亨に「キミもすっかりとらわれているんじゃないのか、権力という魔物に」と語りかけたのは、良くも悪くも自分の仕事に自負があったからで、なんかカッコ良かったです。
怪文書の犯人発覚!
鷲津ぅ 怖いよ鷲津ぅ😭 あと、ここまで来ても、まだ鷹野さんを信じきれないオレ🙃 #罠の戦争
— ねこへー (@nekohe3) March 20, 2023
鷹野さんも総理に利用されちゃったんだろうけど、ダメ駄目な鷲津さんと仲直りして、派閥無くして政治を変えるために二人でがんばって欲しい❗権力無しで‼️今のままじゃ無理だけど、希望として💫💫💫#罠の戦争
wanaの投稿動画を楽しみましょう!#TikTok https://t.co/ACgzG9z5h8— はるすぎ244 (@harusugi_244) March 20, 2023
杉野くんの最後の迫力ある演技よかった、、、憎しみが伝わったよ😭😭
お兄さんのことを思ったら心が痛いよね、、、#杉野遥亮#罠の戦争— chiachia❤︎ (@sugichia30) March 20, 2023
#罠の戦争#杉野ぼっちゃん、あの闇堕ち鷲津になりきっている #草彅剛 と対峙したんだね。そりゃすごい経験だよね。目がもう別人だからね😱
— はっちー (@hacchy22) March 20, 2023
亨を選挙違反などで非難する怪文書がバラ撒かれた件では、まずは鶴巻一味、亨の事務所の秘書たち、果ては友人であるはずの鷹野議員(小澤征悦)までが犯人候補でした。特に鷹野については「いかにも犯人」と匂わせる演出が多くて、絶対クロだと思っていたので、シロだったことにビックリでした。
秘書の蛯沢眞人(杉野遥亮)が自分からメッセージに告白を忍ばせてくるとは、魅せられる展開でした。「竹と花」のメッセージもスパイスが効いていましたし、何といっても一度は「鷲津議員を支えることこそ兄が望むはず」と決めてからの失望…という話に心を揺さぶられました。
信念も光も失ったような亨vs涙目で正面からピュアに責める眞人の対決は、草なぎ剛vs杉野遥亮の演技力のバトルでもあり、目が離せませんでした!「珍しい開花のあと竹林は枯れてしまう」と言い放つ眞人の言葉が亨の胸にどこまで響いたのか心配ですが、真摯な言葉が亨を闇落ちから救ってくれるといいなぁと思います。
次回の見どころ
いよいよ月10ドラマ「罠の戦争」最終回です。
最終回・第11話では、亨の最後の決断が描かれます。権力に取りつかれ、味方だった友人・鷹野や秘書たちの人望を失っていく亨が、記者会見で何を語るのか議員を続けるのか否か、納得のいくエンディングを期待したいです。
また、本心をあらわにした眞人の暴走も気になるところです。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「罠の戦争」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「罠の戦争」第1話の感想
政治家のゲスっぷりからの爽快な展開に視聴者も絶賛! - 「罠の戦争」第2話の感想
虻川(田口浩正)の負けっぷり演技が好評! - 「罠の戦争」第3話の感想
犬飼大臣ゲス親子にネット「ふざけんなよ」「ざまぁ」 - 「罠の戦争」第4話の感想
鷲津夫婦の弱者の叫び&家族愛に視聴者から共感の声 - 「罠の戦争」第5話の感想
選挙戦で与党内の派閥争いにスパイ疑惑と納得のリアルさ - 「罠の戦争」第6話の感想
真犯人に辿り着くも鷲津の妻(井川遥)のメンタルを心配する声 - 「罠の戦争」第7話の感想
幹事長の「鷲津亨を潰せ」からの不敵な笑みにネットも戦慄 - 「罠の戦争」第8話の感想
大臣怒りの記者会見がネットで好評「また出馬してほしい」 - 「罠の戦争」第9話の感想
鷲津亨の闇落ちに歴代ファン興奮「やっぱり来たか!」 - 「罠の戦争」第10話の感想
杉野遥亮が忍ばせたメッセージに「絶望感がすごい」「迫力の演技力対決」 - 「罠の戦争」最終回の感想
鷲津が最後に仕掛けた罠、目の演技力にネットも絶賛
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まとめ
新人議員として良くも悪くも権力の荒波を必死に漕いでいた亨でしたが、結局鶴巻や竜崎の手の上で転がされていただけという感じで憐れでした。ボス級の連中は、「怪文書の犯人」とか「汚職の真実」などがわからなくても、大局をつかんで勝ち抜いていくんですね。
怖いのは妻の可南子や鷹野からも見放された亨が、議員としてではなく人として捨て身の「罠」を張る可能性です。いろいろなエンディング予想がネットでもおおいに話題になっていますが、明るく4月を迎えられるようなスカッとした結末だと嬉しいですね。