フジテレビの月9ドラマ「監察医 朝顔(シーズン2)」。
2月15日放送の第14話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
「朝顔孤独編・完結」と予告されている今週は、珍しく事件の登場はなく、朝顔(上野樹里)たち万木家の変化が語られるストーリーでした。
法医学教室や山倉係長(戸次重幸)をはじめとする野毛山署みんなの支援を受けて、朝顔・真也・平・つぐみは笑顔のクリスマスを迎えることができました。
仙の浦での平(時任三郎)と美幸(大竹しのぶ)との別れはホロ苦かったのですが、ひと段落して良かったです。
平を支えようとする朝顔・真也(風間俊介)、そしてつぐみ(加藤柚凪)の真心は見習いたいところです!
前回(第13話)の感想はこちら。
「監察医 朝顔 シーズン2」第13話の感想
視聴率
「監察医 朝顔 シーズン2」第14話の平均視聴率は2/16(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「監察医 朝顔」第14話を見た視聴者の感想
平、万木家に帰宅を決める
今日の監察医朝顔を見てたときにてっきりストーブの火を消し忘れたのが原因で家が火事になって時任三郎さんが仙ノ浦から戻る展開だと思った。カセットテープで戻るのは意外だった。
平さんも自分が変わりゆくことをちゃんと分かってる。どうしたらいいのかも分かってる。ただ分かってるのと行動できるのとは違うよね…
感情と行動は本当に別。それがすごく人間らしい。
美幸さんの平に対する態度、朝顔に対する態度、おじいちゃんに対する態度、それぞれの違いに大竹しのぶの演技力の幅をあらためて感じている。
平の「帰宅」は思いのほか静かに決まりましたね。
悩んでいる朝顔が切り出す前に平自身が決心したわけですが、翌朝には忘れて怒り出すなどのドンデン返しが心配だったので、つぐみと忍(ともさかりえ)のお出迎えシーンまで来たらホッとしました。
沼探索の地図が埋まったこともありますが、やはり最後に平を後押ししたのは「里子伴奏の合唱部のテープ」で、歌が『マイウェイ』だったのも何だか暗示的でしたね。
仙の浦食堂の美幸はふだん相当平の支援をしていて、引き留めたい気持ちがあふれていましたが、よくテープを渡す決心をしてくれたなぁと思います。
自分の気持ちにフタをして前向きにお店の拡張を計画するあたりには、被災者遺族としての優しさや誇りのようなものも感じました。
歯だけでも待ってる人はいるんだよね……
監察医朝顔を見てる途中に流れる福島震源地の地震の速報は切なくなるよ・・・里子さん・・・
ただ「歯」の件は来週に持ち越しになってしまいました。
じいちゃんこと浩之(柄本明)が、自分の心の重荷のためだけでなく、里子以外の歯だった時に別の遺族がいる可能性も心配していることも改めて分かり、胸が痛くなります。
朝顔は「ウソでも『お母さんの歯だった』と伝える」と言っていましたが、監察医としての倫理が邪魔をするのではないかと気になります。
朝顔たちを支える人たちの細やかさ
法医学教室、本当ホワイトな職場ー。朝顔先生なう。
今日は珍しく解剖チームの出番が少なかったね😅でも山倉係長は活躍してくれたし朝顔家のホームドラマでこれはこれで良かった✨泣けた😢
朝顔の周囲はみんな理解あって優しい。職場も旦那も。
家康が信玄餅を喰らう
事件が登場しない分、今回は事件の流れの描かれ方がよりリアルで、朝顔の周りのみんなが日常業務に上乗せしていろいろ支援している様子が印象的でした。
山倉係長の声かけで野毛山署のみんなが事件で忙しい中、真也の県警復帰に尽力するという話には「縦割り社会の警察で…?」と少々ビックリですが、成功するといいですね。
また法医学教室の方も、忙殺ゆえに光子(志田未来)が辛かった時期もあるのに、朝顔の急な休暇にも積極的にフォローしている様子で、理想的な職場だなぁと思いました。
もちろん、朝顔や真也の日ごろの仕事に対する真摯さや心配りがあってこそ、ですよね。
幸せなクリスマスに挿入歌は折坂悠太の「つぐみ」
曲流れ始めて新しい曲だ!って思ってタイトルが鶫(つぐみ)って出てわぁぁって涙出た。
感覚的な事だけど「朝顔」って曲は小さな点の光だった朝日が段々と登って丸く強く輝く感じ。
「鶫」って曲は薄明光線というか雲の切れ間から光が差して割と早い速度で空が晴れていく感じだったな。シチュエーションのせいかな。
先に謝っておくとか
いま十分幸せだからとか
号泣だよ😭😭😭
もう万木家には愛と幸せ以外降り注ぐな
親目線で見るサンタさんからのプレゼントシーンはとても微笑ましかったけれど、こどもと一緒に見てた人とかきっといますよね😅
平さんの今がじゅうぶん幸せは泣けました。いろんなことがうまく収まった感じでほっとできました。
今回は新しく挿入歌「
やはり折坂悠太のゆったりとした楽曲なのですが、「朝顔」よりも少し温かみが増したような歌声が、朝顔や平たち万木家を支えてくれるようで、心がほどけていく気がしました。
どうやら「朝顔→つぐみ」ということで、新しい世代へのバトンもイメージしているようです。
平が「今十分幸せだから」とサンタさんに望むものは何もないと言った気持ちとも、とてもマッチしている曲でした。
平自身が覚悟している通り、4人そろってホッとしても万木家は変化していくわけですが、この歌とつぐみちゃんの笑顔を中心に幸せが続いてほしいですよね。
次回の見どころ
第15話では、外国で故人となったご遺体の再解剖に朝顔が取り組みます。
こういう微妙な案件を持ち込んだのは再々登場の茶子先生(山口智子)、朝顔たちはご遺体内から『もう調べないでください』のメモが発見された謎に取り組みます。
ゲスト出演としては、事件遺族かつ森本琢磨(森本慎太郎)の友人である猿渡優香を演じる菅野莉央、平の刑事時代の同期・糀谷晴一を演じるダチョウ倶楽部の肥後克広の2人に注目です。
また、予告の万木家のお年始パーティのシーンにお笑いコンビ・ナイツの塙宣之が登場しており、どうやら忍の夫役の様子、コチラも楽しみです。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「監察医 朝顔」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第1話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第2話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第3話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第4話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第5話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第6話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第7話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第8話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第9話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」新春SPの感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第10話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第11話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第12話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第13話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第14話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第15話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第16話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第17話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第18話の感想
まとめ
「朝顔孤独編・完結」ということで万木家4人プラス忍の笑顔が戻って本当に良かったです。
ただ、真也の神奈川県警復帰の話はとん挫しているので、解決が待ち遠しいですね。
ネットでは平の認知症については環境が戻れば進行が遅れるのではないかという希望(願望?)が多く見られました。
予告では「朝顔が思っているより短いと思うんだ」と平が朝顔に語っていましたが、ドラマ内での冬シーズンが素敵な「家族の時間編」であることを祈りたいです。