フジテレビの月9ドラマ「監察医 朝顔(シーズン2)」。
1月18日放送の第10話放送後の感想まとめ記事です。
ネタバレ注意!
茶子先生の退職で多忙である法医学教室では、光子が解剖時にメスで負傷、ご遺体から病気を感染した可能性が浮上し大騒ぎとなります。
感染リスクや対処法、さらに風評被害のストレスなど、新型コロナ禍の現在に即したともいえる内容に、クギ付けになってしまいました。
緊張感が漂う中で、法医学教室メンバーが互いに思いやりにあふれていたことは、見ていてとても救いに感じました。
光子の状況に責任を感じる朝顔(上野樹里)は、保育園でいじめられたというつぐみ(加藤柚凪)のフォローが行き届かず、苦境に立たされます。
夫・真也(風間俊介)の神対応も評判になった、第10話です。
前回(新春SP)の感想はこちら。
「監察医 朝顔 シーズン2」新春SPの感想
視聴率
「監察医 朝顔 シーズン2」第10話の平均視聴率は1/19(火)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「監察医 朝顔」第10話を見た視聴者の感想
光子に感染リスク!支え合う法医学教室
感染してるかもしれないと分かった瞬間の光子の反応だったり、法医として責任を感じて悔やんだり、志田未来ちゃんの演技がとてもリアルで鳥肌だった。その後の朝顔の「私達は生きてるんだから」の言葉にもグッときた。
今日の朝顔のテーマはずっしりときた危険と隣り合わせの仕事の緊張と、子どものお世話をシェアできない環境のストレスと、うわさで怖がる風評と、ご遺体と対面できない遺族の悲しみ…全部現実世界で起きていることだ…飛んできてくれる桑原パパが救いずっとそばにいてね
今日の監察医朝顔、どこか今の世界に重ねて見てしまう部分も多かったからこそ凄くジーンっと来る回だった。恐怖と隣り合わせで頑張る人、周りの心ない声、その声に傷つく子、最期の瞬間に立ち会えないかもしれない家族。
良い男性は言葉じゃなくて、行動で示してくれるって言うけど、まさに今回の朝顔での、桑原くんと高橋やな
光子が初執刀したご遺体は狂犬病に感染しており、負傷した手で脳部分に触れた光子には感染リスクの危険がありました。
いつにもましてクールになろうと饒舌だった光子が「なんで私が」とついに涙を見せてしまったシーンでは、もらい泣きしてしまいました。
リアルな演技は、志田未来ならではの素晴らしさでした!
光子の危機に高橋技師(中尾明慶)は徹夜続きもかまわず手を尽くし、バイトの牛島(望月歩)も本気で涙を流し…一丸となった法医学教室メンバーの優しさも、とても良かったです。
実は高橋は、初登場のベーカリーショップのバイト・北村愛菜(矢作穂香)に思し召しなのですが、今回はインパクトが薄く、次回以降のお楽しみとなりました。
朝顔とつぐみのピンチに真也が駆けつける!
今回の朝顔は、亡くなった男性の奥さんの、悲しいのにお腹の赤ちゃんが心配という気持ちに涙し、桑原くんの優しさにジーンと来た。
「4時間まってて」っていわれて
「いいよ、大丈夫!」っていいそうな朝顔が言わないところがリアルだった
朝顔ちゃんは良い母親だし、桑原くんは優しいパパだし、つぐみちゃんは良い子すぎる、。
今週の朝顔もめちゃ泣いてしまった…
朝顔先生も桑原くんもどんな時でも言葉を大切に扱っている気がして… 本当胸にくる…久々ハマったドラマ
ネットニュースからの風評被害で、つぐみは保育園で友達に「病気」扱いされてしまいます。
いつも笑顔のつぐみちゃんが、イジメられた原因が自分だとわかった時の朝顔の気持ちは計り知れないものがありました。
珍しくひたすら悲しそうに愚痴をこぼす朝顔に対し、電話で黙って聞いていた真也は「4時間待ってて」と即座に帰宅を決めます。
しつこく口を挟まずにひたすら聞く姿勢、ピンチ度を察してすかさず家族を優先する姿勢に、良き夫・父としての真也の人気はウナギのぼりです!
「夫に欲しい!」いっそ「娘の結婚相手に欲しい!」という声が高まっていますね。
しかも母と娘の確執も「ママががんばっていることをわかってあげて」と、つぐみちゃんにわかりやすい説得で解決してくれました。
こういう支えがあるからこそ共稼ぎが上手くいくわけですし、素敵なダンナ様を見出した朝顔も、ある意味お手柄ですよね。
仙の浦では美幸が危うい…?
お願いだから、もう朝顔ちゃんに悲しい思いをさせないで
朝顔みたー。
朝顔が美幸さんに父のこと聞いている時に、全然、て答えているの、こわっ!て思ったよね。
朝顔に最近父の様子どうですか?と聞かれて大丈夫と言った美幸さん。あれは平さんにずっと居て欲しいからなのか朝顔たちに心配かけないためなのか、ちょっと気になるところ。直前に里子のハンカチを見つけなければ正直に伝えてたのかな?とか。
一方、真也とは電話で快活に話したという平ですが、朝顔たちがプレゼントしたキーケースをしょっちゅう食堂に忘れたり、持ち物確認を頻繁に行ったりと、認知症疑惑が濃厚になってきました。
平を通じて朝顔とも親交ができた仙の浦食堂の美幸(大竹しのぶ)は、心配そうな朝顔からの電話にあえて平のことを「元気」と強調します。
これにはネットでも危険信号だという意見が多く上がっていました。
つまりは口に出す以上に平のことが恋しくなっていて、朝顔が平を連れて帰らないように健忘症的な様子を隠したというわけです。
特に『里子』の刺しゅう入りのハンカチや“歯”を見ていた時の様子は尋常な感じではなくて、企みがありそうな匂いがしました。
さすが大竹しのぶ、深い演技です。
次回の見どころ
第11話の事件は大規模なトンネル崩落事故、しかも真也も巻き込まれた可能性があるという一大事です。
第1シーズンでも人為的な土砂災害に殺されそうになったというのに、「またもや?!」という感じですが、これがヒーローの辛さ(?)という感じでしょうか。
また、仙の浦の方でも不穏な気配が進行し、平の認知症はほぼ確定、また祖父・浩之も「里子の歯(仮)」の件で朝顔を困らせます。
またもや八方ふさがりになる朝顔にエールを送りたい気持ちです。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「監察医 朝顔」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第1話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第2話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第3話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第4話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第5話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第6話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第7話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第8話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第9話の感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」新春SPの感想
- 「監察医 朝顔 シーズン2」第10話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第11話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第12話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第13話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第14話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第15話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第16話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第17話の感想
- 「監察医朝顔 シーズン2」第18話の感想
まとめ
コロナ禍の今だからこそ、心にグッとくるメッセージ性の高い回でした。
感染症として登場したのは狂犬病で、人から人・空気感染のリスクはない設定だったのですが、関係者にかかるストレスや風評被害などすごくリアルでした。
今回のことでつぐみちゃんもまた1歩偉く(?)なって家族の絆も再確認できたのですが、そこはドラマ、朝顔一家は来週も大変なことになりますね。
「何でこんな素敵な一家に災難ばかり!?」と、視聴者の悲鳴でネットも沸いていますが、来週の真也そして平の無事を祈るばかりです。