麒麟がくる【41話感想】本能寺の黒幕「天皇説」「家康説」が台頭

2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。

2021年1月17日放送の第41話「月にのぼる者」放送後の感想まとめ記事です。
　

ネタバレ注意！

　
1577年10月、松永久秀の茶釜「平蜘蛛」の件で、織田信長（染谷将太）との間に大きな確執が生まれてしまった明智光秀十兵衛（長谷川博己）。

しかも帰蝶（川口春奈）が岐阜に隠棲してしまい、フォローしてくれる人物もいない状況です。

そんな中、光秀は藤吉郎改め羽柴秀吉（佐々木蔵之介）にビシッと食って掛かり、また正親町天皇（坂東玉三郎）密かに再会するなど、“危うい”としか思えない行動が続きます。

「良き助言者、改め裏切り者」として、信長と光秀の不和一直線となるのでしょうか。

　
前回（第40回）の感想はこちら。
「麒麟がくる」第40話「松永久秀の平蜘蛛」の感想

視聴率

「麒麟がくる」第41話「月にのぼる者」の平均視聴率は1/18（月）に発表されます。

　
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。

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「麒麟がくる」第41話を見た視聴者の感想

光秀vs秀吉の眼力勝負！？

　
先週に続き、今週も「平蜘蛛」問題が後を引きましたね。

丹波の国衆には優しい態度で信長への恭順を解いた光秀も、秀吉に対しては「平蜘蛛」の告げ口について「信長様が不快に思われるよう仕組んだ」とキッパリ怒りをあらわにします。

ココで、秀吉が見かけだけでも光秀に平謝りになったのは、一応いまだ光秀は信長のお気に入りで、また「辰五郎なる“弟”」が切り捨ててもよいような手下だったからなのでしょうね。

しかし厳しい様子の長谷川博己も土下座姿勢ながら救い上げるような態度の佐々木蔵之介も、眼光が鋭くバチバチした対峙で、ライバル感がヒシヒシと伝わってくるシーンでした。

また、最後に菊丸（岡村隆史）の素性が話題になり、光秀は秀吉にはとぼけつつも菊丸を救う算段をつけましたね。

これが後に良い伏線となればよいのですが…なかなか難しそうです。

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平蜘蛛を挟んだ信長と光秀の確執

　
「久秀からの爆弾」としか思えなくなってきた平蜘蛛を、光秀は信長へ差し出し「ふさわしい志のある心美しき者に見合う」という真心からの言葉を添えます。

ところが、光秀の覚悟を込めた言葉に対し、信長は「厄介な平蜘蛛は金に換えよう」と、イヤな笑いを見せます。

無言の光秀は、精一杯のご注進が、信長の心に響かなかったショックがあまりに大きい様子でした。

信長にとって光秀は、もはや兄貴分ではなく「裏切り者」認定になってしまったかのようです。

民心が離れていないと信じている様子にも狂気が感じられ、病んでいる魔王感が漂っていました。

帝と語る、月にのぼる者の奢り

　
三条西実澄の手引きで、宮中の月見の宴の夜に正親町天皇と再会した光秀。

月見にかけて、不老不死を狙った桂男の伝説を通して信長の現状を危ぶむ帝に、光秀はグサリと胸を刺された様子でした。

光秀の謀反について、ネットの話題では「正親町天皇黒幕説」もあったのですが、今日はむしろ「歴史を見守る人」という達観したレベルからの警告というイメージだったでしょうか。

目をまん丸にして帝の後姿を見つめる光秀は、もはや信長の暴挙に対する全責任を負う覚悟にあふれている感じでした。

次回の見どころ

　
第42回『離れ行く心』では、「女子供一人残らず殺せ！」とますます魔王ぶりを発揮する信長と、諫めるのに限界を感じている光秀の様子が描かれます。

荒木村重が離反、徳川家康も遠のいている流れですから、もはや信長の元には柴田勝家・羽柴秀吉くらいしか信頼できる重臣がいないことになっています。（あくまでドラマ目線）

そんな中、唯一のお小言係のようになってしまった光秀が、ついに信長に怒りに任せて足蹴にされる日が来てしまいます。

「嫉妬と亀裂」というHP予告の言葉も、とても気になるところです。

これまでの視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。

• 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」

　

• 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」

　

• 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」

　

• 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」

　

• 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」

　

• 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」

　

• 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」

　

• 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」

　

• 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」

　

• 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」

　

• 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」

　

• 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」

　

• 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」

　

• 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」

　

• 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」

　

• 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」

　

• 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」

　

• 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」

　

• 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」

　

• 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」

　

• 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦！桶狭間」

　

• 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想

　

• 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想

　

• 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想

　

• 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想

　

• 「麒麟がくる」【総集編】第1回の感想

　

• 「麒麟がくる」【総集編】第2回の感想

　

• 「麒麟がくる」【総集編】第3回の感想

　

• 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」

　

• 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」

　

• 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」

　

• 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」

　

• 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」

　

• 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」

　

• 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」

　

• 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」

　

• 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」

　

• 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」

　

• 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」

　

• 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」

　

• 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」

　

• 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」

　

• 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」

　

• 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」

　

• 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」

　

• 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」

　

• 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」

　

• 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」

　

• 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」

　

• 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」

　

• 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」

オンエアを見逃しても視聴する方法

日曜の本放送を見逃しても大丈夫！

オンエア済みの放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
　

再放送

「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。

• 土曜 13:05～［NHK総合］
• 翌週日曜 8:00～［BS4K］

本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう！
　

再放送も見逃したらネット配信

ネットの動画配信サービスを利用すれば、「麒麟がくる」を視聴することができます。

「麒麟がくる」のフル動画は「Amazonプライム・ビデオ」で視聴できます。
　

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とは、通販大手のAmazonが提供している動画配信サービス。

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そんなAmazonプライム・ビデオのメリット/デメリットをまとめてみました。
　

Amazonプライム・ビデオのメリット

Amazonプライム・ビデオのデメリット

「麒麟がくる」キャストの出演作品

Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。

下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ。

無料トライアルの手順

まとめ

もともと光秀は、義昭将軍擁立に向けて「大きな国」話で信長を焚きつけた責任を感じているわけですから、帝から直のお言葉で「しかと見届けよ」まで言われて気負わないはずがないですよね。

しかし「謀反」「天下を奪う」という心情にはなりそうもない誠実な光秀なので、あと少しでどうやって「本能寺の変」まで持っていくのか興味津々です。

帝に諭され、玉も嫁に行き、外堀が埋まったかのような状況であと3話、本能寺の変まで4年弱を残すのみです！
　

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