2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
4月26日放送の第15話「道三、わが父に非ず」放送後の感想まとめ記事です。
家督を長男・高政(伊藤英明)に譲り、出家した道三(本木雅弘)が意外にあっけらかんと隠居生活を謳歌しているのに対し、高政はカリカリして消耗している様子が印象的でした。
一方で織田信長(染谷翔太)は尾張を制覇しつつあり、帰蝶(川口春奈)もよくそれを支えています。
このドラマの中では、「高政<帰蝶」という感じが鮮明になってきましたね。
前回(第14話)の感想はこちら。
大河ドラマ「麒麟がくる」第14話の感想
ネタバレ注意!
「麒麟がくる」第15話視聴率
大河ドラマ「麒麟がくる」第15回の平均視聴率は14.9%でした。
前回比-0.5%、大きな変動はなく、とても安定した推移を継続しています。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「麒麟がくる」第15話を見た視聴者の感想
勢力も人気も上昇!信長と帰蝶
いろいろあるんだろうけど、この帰蝶好きだなー
絶対無いけど(いや、ほんと無いけど)朝ドラのスピンオフみたいに、信長と帰蝶のスピンオフあれば永久に保存するのになぁ
今回も帰蝶様の策士っぷり堪能させて頂きました😆
スピンオフで帰蝶がくるやって欲しいです。
濃姫の日常(ティータイム)でも可😅
そして🍡が美味しそうでした
ああ、碁を打つ→彦“五”郎“を討つ”。“ご”がピンと来てなかった。
守護・斯波義統を殺した織田彦五郎を、弟であり信長の叔父・信光(木下ほうか)が暗殺するという、尾張の内紛がサラっと語られてしまいましたね。
しかしドラマとはいえ、その信光をそそのかしたのが信長ではなく帰蝶だったという設定には驚き、ワクワクしました!
信長は承知の上で席を外していたのでしょうか。
「碁を打ちにお行きになれば」が「彦五郎を討てば」とは、なかなかマムシの娘らしい含み言葉でした。
一方の信長も、逃げて来た斯波義銀に対し「清州攻めの先陣を承る」と低姿勢なようでいて、もはや敬っている感じは微塵もないふてぶてしさでした。
“戦国の世を変えていくカップル”という感じで、気運上々な夫婦ですね。
少しの出番でも味わい深い藤吉郎
門のところでしゃがみこんでる藤吉郎可愛いぃぃぃ…
藤吉郎、女好きのふざけた奴風情が急に真面目な話を真剣にする。そのギャップに惹かれて、彼が「人たらし」だった事を思い出したり。
佐々木秀吉と
本木道三の顔が良いなぁと思っているし、伊藤義龍は久しぶりにサイコパスすぎて悪の経典過ぎったし、
門脇麦を口説く、佐々木蔵のラブコメ
民放で作って欲しい
このへんはもちろん史実ではないけど、お駒ちゃんと木下藤吉郎の関係性が出来てくるのは後々の光秀と秀吉を考えると辛い展開になりそうで…
尾張に戦々恐々とする駿河では、藤吉郎(佐々木蔵之介)と駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)の再会のシーンがありました。
ちょこっとだけの出番ですが、藤吉郎の評判は上々ですね。
駒に尾張に行こうと誘いをかけたあたりは「たらし」という感じもあり、菊丸はヤキモチで動揺していましたが、駒は意外に真面目に勉学に励もうとする姿勢に何かを感じたようでした。
ガッツのある藤吉郎が魅力を発散すると、総じて十兵衛の人気が落ちるようで、気がもめますね。
高政vs道三、身の置き所のない光秀
あの時代の親族こそ一番信用できない存在って感覚、想像するだけで地獄。
鬼気迫る、どころか鬼になった道三でした。
麒麟がくる見てると十兵衛くんは争いのない理想の国を願ってるのに、そのために色んなところを取り持つために奔走して板挟みになってるので最後までこんな感じで止む終えず本能寺の変に至りそうだなって
暗殺を平気で手段とするのは父と同じでも、毒とか愛玩動物から狙うとか回りくどいことはせず、嘘の理由で呼び出してばっさりいくの、高政のキャラクターをよく表してる
今週もおもしろかったー‼️彦五郎が殺され、孫四郎達まで殺されめっちゃ怖かった💦戦国の世の厳しさを再認識…。息子達を息子に殺された道三の狂喜に満ちた感じ、良かったです‼️血を顔につけて荒れ叫ぶシーン。すごく心に刺さりました。
主人公・十兵衛(長谷川博己)がモヤモヤしている間に、高政(伊藤英明)はどんどん煮詰まっていく感じでしたね。
十兵衛はあろうことか出家した道三(本木雅弘)に高政の「尾張の帰蝶にクギを刺せ」という指示を相談してしまいます。
しかし悠然と出家後の隠居を楽しんでいる道三は、「正しい道などない」と突き放してしまうんですね。
結局、正室腹である帰蝶や弟たち孫四郎・喜平次は明智家を頼り、叔父・明智光安が道三から離れる気はないところから、高政の一味から外されてしまった十兵衛。
孫四郎・喜平次が暗殺される一件を自宅で聞き、血まみれで嘆き怒り狂う道三の元にも高政の重臣会議にも呼ばれていない十兵衛の様子は、視聴者としては不安以外ない気分です。
気働きができる分、貧乏くじをひく光秀のキャラが既に定着している感じですね。
次回(第16話)の見どころ
第16回「大きな国」では、高政vs道三の戦いが始まるということで、十兵衛は何とか戦を防ごうとしますが、兄を見限った帰蝶に突き放されるとのこと。
TV予告で「十兵衛が跡を継げ」と十兵衛が高政に迫られたのは、叔父の光安とたもとを分かって自分につけという意味でしょうね。
また、駒が「私をここから連れ出して」と菊丸に迫ったのは、決死の覚悟で十兵衛に会いに行くということでしょうか。
女性達も落ち着かない美濃国内の戦乱が始まります。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」
- 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」
- 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」
- 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」
- 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」
- 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」
- 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」
- 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」
- 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」
- 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」
- 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」
- 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」
- 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」
- 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」
- 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」
- 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」
- 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」
- 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」
- 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」
- 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」
- 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦!桶狭間」
- 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想
- 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想
- 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想
- 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(1)「旅立ち」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(2)「動乱」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(3)「誇り高く」の感想
- 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」
- 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」
- 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」
- 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」
- 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」
- 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」
- 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」
- 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」
- 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」
- 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」
- 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」
- 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」
- 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」
- 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」
- 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」
- 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」
- 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」
- 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」
- 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」
- 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」
- 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」
- 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」
- 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」
オンエアを見逃しても視聴する方法
日曜の本放送を見逃しても大丈夫!
オンエア済みの放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
再放送
「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。
- 土曜 13:05~[NHK総合]
- 翌週日曜 8:00~[BS4K]
本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう!
再放送も見逃したらネット配信
ネットの動画配信サービスを利用すれば、「麒麟がくる」を視聴することができます。
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配信中の「麒麟がくる」キャスト出演作品
Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。
下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ。
長谷川博己 出演作品
- シン・ゴジラ
- 鈴木先生
本木雅弘 出演作品
- おくりびと
- シコふんじゃった。
伊藤英明 出演作品
- 陰陽師
- WOOD JOB!
木村文乃 出演作品
- 羊の木
- ピース オブ ケイク
川口春奈 出演作品
- にがくてあまい
- しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~
堺正章 出演作品
- 無理な恋愛
門脇麦 出演作品
- 二重生活
- 世界は今日から君のもの
染谷将太 出演作品
- 寄生獣
- ぶどうのなみだ
西村まさ彦 出演作品
- 家族はつらいよ
- ラヂオの時間
佐々木蔵之介 出演作品
- 清須会議
- 超高速!参勤交代
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まとめ
上昇気流に乗った信長と帰蝶に対し、正室の息子だった弟2人を暗殺したことでむしろ国を揺るがすことになった高政。
利ばかり追いかけているように見えたエキセントリックな道三が、偉大な人物に見えてきてしまいました。
板挟みの十兵衛は最近イマイチいいところなしですが、次回には道三か高政どちらに付くか腹をくくるでしょうから、見せ場もあるかもしれませんね!