2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
コロナの影響でしばらく放送休止していましたが、放送再開の日程が決定しました。
8月30日(日) 「麒麟がくる」第22話「京よりの使者」
8月23日にオンエアされたのは、第17回から21回までの(再編集)総集編(3)です。
美濃斎藤家の内乱「長良川の合戦」や今川vs織田の「桶狭間の戦い」など盛りだくさんでした。
「さらば道三」、「さらば義元」など、ロスの方向に偏りがちな気分ではありますが…。
主人公の明智十兵衛光秀(長谷川博己)を始め、織田信長(染谷翔太)や後の家康・松平元康(風間俊介)たちの変化の様子も興味深かったです。
前回(総集編(2)「動乱」)の感想はこちら。
「麒麟がくる」総集編2「動乱」の感想
ネタバレ注意!
視聴率
「麒麟がくる」総集編(3)「誇り高く」の平均視聴率は8/24(月)に速報更新します。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「麒麟がくる」総集編 第3回を見た視聴者の感想
まさに戦国時代、去り行くイケオジたち
・道三様、高政様、光安様そして今川義元様 今日で本当にさようなら
・十兵衛の希望は光の先にある
「麒麟がくる」時空の斎藤道三、義龍が直接手を下すんじゃないところがすっごいエモくないですか???? だからこそ義龍の胸に飛び込めるし
ちゃんと光安叔父上のシーンを入れてくれてうれしかったです。ほかの家が骨肉の争いをしている一方、明智家は兄に誓った約束を道化を演じてでも守ろうとしていたんですよね…
足に槍ぶっ刺されたあとの今川義元の殺陣がなんだか歌舞伎っぽいなぁーと、今日の総集編見て思った。
麒麟がくる総集編の今川義元から半沢直樹の黒崎管理官。愛之助にどっぷりの日曜夜。
長良川から桶狭間までということで、いろんな意味で戦国時代らしい総集編でした。
斎藤道三(本木雅弘)は死を覚悟で、周囲を欺く息子・高政(伊藤英明)に最後のマムシの毒、もとい愛情を注ぎます。
十兵衛が人間として惚れ込むのも納得できる、圧巻で見事な最期でした!
また、今川義元(片岡愛之助)の桶狭間での散り際もすごかったですね。
余裕シャクシャクだった義元が、飛びかかってくる槍手の毛利新介(今井翼)を呆然と瞳に映しているのは、さすがの演技と映像美でした。
しかし、SNSで多く話題になったのは、十兵衛の叔父・明智光安(西村まさ彦)です。
キッパリと道三への敬愛を見せる態度、あえてにこやかに十兵衛に家督を譲って落ちる城を守る様子など、戦国には珍しい誠実な叔父上ぶりが高評価でした。
常に遅れる十兵衛、越前で「誇り」を語る
ついに来週から麒麟がくる‼️
「誰も手出しのできぬ大きな国」
「誇り高く」
道三と父に言われた言葉がこの先の光秀を動かしていくんだろうな
「誇り高く」ありたいということが十兵衛の強い心の支えであり弱点でもある。
総集編として圧縮されると、十兵衛の「いつも間に合わない感」が目立っていましたね。
長良川に阻まれて道三に従うことがかなわず、遠方過ぎて桶狭間の戦いでは信長のブレーンになり損ねたのでした。
それでも越前の朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のお使いで11年ぶりに上京した折には、信長暗殺を阻止するのに間に合いましたね。
京都では十兵衛は濃い青の正装に変化、三淵藤英・細川藤孝兄弟は依然と同じきらびやかな色目、松永久秀は花火柄のバサラな着物、そして信長は鮮やかな黄色という感じで、衣装も楽しめました。
それにしても、十兵衛のちょっとクドいくらいの人格者ぶりは父譲りの教えであるわけですね。
「麒麟をよぶ」という大望がお駒(門脇麦)経由で語られたこともそうですが、母・牧の方(石川さゆり)と馬になぞらえて武士の誇りを話す様子には、地に足のついた誠実さが感じられて良かったです。
「麒麟がくる」に若者たちの時代が来る!?
やはり、今回の染谷信長さまは、ジワジワくる。
私の「信長さまは こんなだったら良いなo(≧ꇴ≦*)o」と云う理想像からは程遠いのに、「………アリだな」「うん、それもアリだ」と頷ける。
多分、中二病を発症しています。
風間俊介さん演ずる、松平元康様(徳川家康公)の様々な表情をじっくり見せてくれて、ありがとう
この流れる涙の表情の美しい事よ…
その後のこの見据える目が菩薩から阿修羅への誘いの姿に変わる時がくる。#麒麟がくる #麒麟がくる総集編#長谷川博己 #明智十兵衛光秀 pic.twitter.com/phYct7fSmh— kako (@kakoDokataK) August 23, 2020
織田信秀に続いて斎藤道三・今川義元らが去ると、一気に主要人物が若返った感じがしますね。
これからは桶狭間の戦いに勝利して美丈夫さが増した織田信長(染谷翔太)、今川に反旗を翻した松平元康(風間俊介)たちの時代になります。
役者の実年齢は置いておいて(苦笑)、十兵衛に対し藤吉郎(佐々木蔵之介)が台頭してくる様子も楽しみですよね。
ここで少し気になるのは、武田信玄・上杉謙信・北条氏政などがまったく登場していないことです。
少なくとも武田信玄はドラマ軸で約40歳、織田・徳川とガッチリ絡んでくるはずなので、役者さんの発表があってもおかしくないのですが…。
ちょっと気になりますよね!
次回の見どころ
麒麟がくる、来週遂に帰ってくる!
ついについに涙
麒麟がくるファンなので、休止期間中とても恋しかった。
来週ようやく放送再開!嬉しい!
麒麟がくるが楽しみすぎてやばいわ。日に日に楽しみが増してきててやばい。しかし向井さんの足利義輝さまの終わりが見えてきて辛い。あー複雑。(T . T)
次週8月30日(日)はようやく本編再開、第22回『京よりの使者』が放送されます。
十兵衛は将軍義輝に見込まれた者として、越前での隠居的生活から復活するのですね。
また、お駒(門脇麦)がまたもや「接着剤」的な役割を果たす様子です。
十兵衛よりも先に後の室町幕府最後の将軍となる覚慶(滝藤賢一)と出会うというのですから、驚きですね。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」
- 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」
- 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」
- 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」
- 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」
- 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」
- 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」
- 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」
- 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」
- 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」
- 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」
- 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」
- 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」
- 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」
- 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」
- 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」
- 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」
- 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」
- 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」
- 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」
- 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦!桶狭間」
- 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想
- 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想
- 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想
- 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第1回の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第2回の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第3回の感想
- 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」
- 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」
- 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」
- 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」
- 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」
- 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」
- 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」
- 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」
- 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」
- 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」
- 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」
- 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」
- 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」
- 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」
- 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」
- 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」
- 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」
- 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」
- 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」
- 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」
- 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」
- 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」
- 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」
オンエアを見逃しても視聴する方法
日曜の本放送を見逃しても大丈夫!
オンエア済みの放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
再放送
「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。
- 土曜 13:05~[NHK総合]
- 翌週日曜 8:00~[BS4K]
本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう!
再放送も見逃したらネット配信
ネットの動画配信サービスを利用すれば、「麒麟がくる」を視聴することができます。
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「麒麟がくる」キャストの出演作品
Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。
下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ。
長谷川博己 出演作品
- シン・ゴジラ
- 鈴木先生
伊藤英明 出演作品
- 陰陽師
- WOOD JOB!
間宮祥太朗 出演作品
- 半分、青い。
- べしゃり暮らし
木村文乃 出演作品
- 羊の木
- ピース オブ ケイク
川口春奈 出演作品
- にがくてあまい
- しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~
南果歩 出演作品
- サクラサク
- 葛城事件
堺正章 出演作品
- 無理な恋愛
門脇麦 出演作品
- 二重生活
- 世界は今日から君のもの
高橋克典 出演作品
- サラリーマン金太郎
- 匿名探偵
染谷将太 出演作品
- 寄生獣
- ぶどうのなみだ
檀れい 出演作品
- 感染列島
- 美しい隣人
吉田鋼太郎 出演作品
- おっさんずラブ
- 死命 ~刑事のタイムリミット~
西村まさ彦 出演作品
- 家族はつらいよ
- ラヂオの時間
ユースケ・サンタマリア 出演作品
- なぎスケ!
- 踊る大捜査線 THE MOVIE
向井理 出演作品
- アキラとあきら
- 永遠の0
谷原章介 出演作品
- 血の轍
- マグマ
佐々木蔵之介 出演作品
- 清須会議
- 超高速!参勤交代
眞島秀和 出演作品
- CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
- アンフェア
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まとめ
戦国時代絵巻の堪能できた「麒麟がくる」総集編・第3集でした。
「麒麟がくる」第1回は1547年ですから、桶狭間の戦いまでで13年余りが描かれていることになります。
主人公・明智十兵衛光秀も、演じる長谷川博己の実年齢に近づきつつあり円熟期、越前を出発していよいよ本領発揮!という感じですね。
次週が楽しみです!