2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
3月22日放送の第10話「ひとりぼっちの若君」放送後の感想まとめ記事です。
今回は京都で伊呂波太夫(尾野真千子)に再会したお駒(門脇麦)、またもや尾張に情報収集に行くことになった明智十兵衛光秀(長谷川博己)と信長(染谷翔太)の対面が取り上げられました。
視聴者には既に読めていた流れでしたが、ついに十兵衛の父がお駒の恩人だと判明しましたね。
また、信長と竹千代が戦国のせめぎ合いをよそにウマが合う仲であることが見えてきて、うなずける感じもありました。
前回(第9話)の感想はこちら。
大河ドラマ「麒麟がくる」第9話の感想
ネタバレ注意!
「麒麟がくる」第10話視聴率
大河ドラマ「麒麟がくる」第10回の平均視聴率は16.5%でした。
前回比+1.5%、第10話で初めて2016年大河ドラマ「真田丸」の同回視聴率を上回りました。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「麒麟がくる」第10話を見た視聴者の感想
お駒と伊呂波太夫の恋愛相談?
オノマチの伊呂波大夫待ってました❣️美し過ぎる初登場✨。
綺麗なだけじゃなく人情味も感じる旅芸人一座の座長、旅をしながら諸国の大名にも顔を売っていて、信秀様始め各所の内情を知っていそう。
駒ちゃんは幼少期に一座に預けられ仕込まれたので今も軽技がこなせるのね。
菊丸が忍だったからか、
太夫も裏がありそうに見える。
駒ちゃん、突然の綱渡りからのまさかのバック宙しかも華麗に着地で視聴者ビックリよ!!!
夫「桔梗紋て明智家だけなの?」
私「いや…多分違う…美濃に土岐の流れをくむ家なら、他にも結構いそう…」
でも駒ちゃんにとっては桔梗=十兵衛(の父)との結びつきを正解としたいだろうな
5年ぶりに京都に来た旅芸人・伊呂波太夫(尾野真千子)を母とも姉とも慕うお駒(門脇麦)との再会はあでやかでしたね!
駒が芸人の真似っこで宙返りしたシーンは、いろいろトリックがあるだろうと思いつつも、「鮮やか!」と感心してしまいました。
しかし、会話に身が入らず、早速恋煩いを見抜かれてしまった駒。
“明智十兵衛光秀”の名前は出さなかったのですが、「手の届かぬお方」なのだと、以心伝心で伊呂波太夫にバレてしまいましたね。
しかしその流れで、伊呂波太夫の記憶から、今度こそ十兵衛の父に違いない、「桔梗の御紋のお侍」が命の恩人だと判明しました。
十兵衛の父は、ドラマ上は一度も顔を見せていませんが、今後記憶として掘り下げられるかもしれませんね。
十兵衛が信長と対面…菊丸の暗躍も
「鬼め!命がいくらあっても足らんわ!」
お仕事に疲れた時とかに使って。
十兵衛、菊丸を怪しみ始めたかな?
サイコパスっぽいけど宿泊費の心配してくれるから少なくともパワハラ上司より金払いは良い信長
「ネコ(織田)との盟約を守るためにトラ(今川)と戦うのか?!」と悩む斎藤道三(本木雅弘)に、今度は公式に尾張へのお使いを言いつかった十兵衛(長谷川博己)。
もはや無茶ぶりに「鬼め!」とのグチが漏れてしまう様子は笑えました。
尾張の市では味噌を売る菊丸(岡村隆史)と再会、那古野城へのおとどけの道中で「わしは三河の者ですから」、「(竹千代ぎみは)わしらのお殿様」と本音を聞かされることになります。
よく妙だとバレないな、十兵衛は勘働きが良くないのかな…と、ちょっと思ってしまうシーンでした。
織田信長(染谷翔太)は帰蝶や十兵衛の前でも相変わらずのこ汚い自由人ながら、一応対面する時には着替えてくれましたね。
熱田の浜での初対面は覚えているし、帰蝶も「私が(偵察を)依頼しました」と澄まして正直に答えるし、気軽に鉄砲を預けられて銘柄当てをさせるし…で、ある意味、駆け引きのない対面で、逆に追い詰められている十兵衛が面白かったです。
信長vs竹千代は既に心の友?
本作のサイコパス発達障害ノッブの行動原理が彼なりの善意と承認要求だと言うのがはっきりわかるなあ…まさに彼の善意と承認要求の暴走が歴史を動かすフラグやなあ…
父に褒められたいから首を獲ってくる。母に愛されたいから魚を釣ってくる。さほど好きでない魚釣りを続けるのは、皆が喜ぶから。
ああこの信長なら、側近らをねぎらうため敵の髑髏盃を宴に出すのも、城の入口で自ら入場料とって中を庶民に見学させてやるのも、同じテンションでやりそう…
竹千代、幼子にして信長と張り合う肝の座り方と策士な感じ。
将棋盤を挟んだこの駆け引き、ゾクゾクきた。
やっぱり菊丸忍者ぁぁぁ!!
将棋を持参してきた竹千代(岩田琉聖)を一度は追い払おうとした信長。
やはり比較的素直な役柄に描かれている信長としては、松平広忠を討ったことやそれで信秀と対立したことを隠すのは嫌だったのですね。
しかし「父を討ち果たしたことでお気遣いは無用」とキッパリ言い放つ竹千代ぎみを見直した様子でした。
竹千代は以前家出を図った時にも「母上に会いたい」と於大の方のみを慕っていたのでしたね。
母を離縁した父は嫌いだったとのこと、帰蝶・信長に加えてさらに「父が嫌い同盟」が増員された感じですね。
将棋を打ちながら「今川は敵です…懐に入り、敵を知りたい」と凛々しく答えた竹千代は、いかにも信長の「将来の相棒」というノリでした!
天井裏の菊丸、感涙!というところでしょうか。
竹千代くんが立派すぎて、大人になってこうなるなどにわかには信じがたい。#麒麟がくる pic.twitter.com/2wolGiEhBE
— 安芸むらさき (@hiroshimapurple) March 22, 2020
次回(第11話)の見どころ
第11回「将軍の涙」では、数回ぶりに京の将軍・足利義輝(向井理)の周囲が登場するのが楽しみですね。
将軍様が『麒麟がくる』と予告でつぶやいていましたが…。
しかし、美濃には暗雲が立ち込め、斎藤道三vs斎藤義龍・土岐頼芸という構図が表立ってくる中を、何とかとりなそうと十兵衛が走り回る流れになります。
いかにも中間管理職的、かつなまじ知識やポリシーがしっかりある分苦しい立場となり、帰蝶を思って苦悩する十兵衛の活躍が見られそうです。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」
- 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」
- 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」
- 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」
- 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」
- 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」
- 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」
- 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」
- 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」
- 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」
- 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」
- 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」
- 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」
- 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」
- 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」
- 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」
- 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」
- 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」
- 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」
- 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」
- 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦!桶狭間」
- 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想
- 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想
- 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想
- 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(1)「旅立ち」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(2)「動乱」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(3)「誇り高く」の感想
- 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」
- 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」
- 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」
- 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」
- 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」
- 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」
- 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」
- 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」
- 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」
- 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」
- 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」
- 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」
- 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」
- 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」
- 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」
- 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」
- 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」
- 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」
- 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」
- 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」
- 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」
- 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」
- 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」
オンエアを見逃しても視聴する方法
日曜日に放送される大河ドラマを見逃しても大丈夫!
放送してしまった放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
再放送
「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。
- 土曜 13:05~[NHK総合]
- 翌週日曜 8:00~[BS4K]
再放送は次の週末に視聴可能です。
土曜午後1時過ぎから地上波で、日曜の朝8時からBS4Kで放送されていますよ。
本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう!
再放送も見逃したらネット配信
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配信中の「麒麟がくる」キャスト出演作品
Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。
下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ!
長谷川博己 出演作品
- シン・ゴジラ
- 鈴木先生
本木雅弘 出演作品
- おくりびと
- シコふんじゃった。
川口春奈 出演作品
- にがくてあまい
- しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~
堺正章 出演作品
- 無理な恋愛
門脇麦 出演作品
- 二重生活
- 世界は今日から君のもの
高橋克典 出演作品
- サラリーマン金太郎
- 匿名探偵
染谷将太 出演作品
- 寄生獣
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まとめ
十兵衛が尾張に潜入するのも3回目、徐々に菊丸も自分の使命に即した意見や行動を見せるようになって、十兵衛がその正体に気づかないのが不思議なシーンも出てきました。
この流れなら、ぜひ菊丸は実在の人物であってほしいですね。
また、竹千代と信長の心と心がぶつかり合うような場面も感動的でしたので、今川方の人質になってしまう竹千代ぎみの様子も今後気になるところです。
後の家康役は風間俊介…信長役の染谷将太より実年齢が9歳年上ですから、まだまだ岩田琉聖くんには頑張ってもらいたいです。