2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
コロナの影響で収録が遅れており、6月14日からしばらくの間は放送休止になります。
過去の大河ドラマを「名場面スペシャル」と題してオンエアします。
6月14日は、1987年放送の大河ドラマ「独眼竜政宗」について、主人公を演じた渡辺謙のコメントをはさみ、名場面を特集で紹介する回です。
ネタバレ注意!
前回(第21話)の感想はこちら。
大河ドラマ「麒麟がくる」第21話の感想
「独眼竜政宗」名場面スペシャル 視聴率
「独眼竜政宗」名場面スペシャルの平均視聴率は10.5%でした。
「麒麟がくる」通常回から大きく下がりましたが、2ケタ維持しているのはさすが独眼竜効果ですね。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「独眼竜政宗」名場面スペシャルを見た視聴者の感想
「独眼竜政宗」一挙ダイジェスト!
独眼竜政宗のダイジェスト、凄かった。今宵は33年ぶりに仙台から人が消えたはず
独眼竜政宗…名場面だけでもみれて良かった
今日は独眼竜政宗の凄さを改めて思い知った。
題材、脚本、役者全てが噛み合った迫力を感じた。
(^~^)独眼竜政宗のあの超絶グッドルッキングガイが若い頃の渡辺謙だということを今日知った
どんな特番になるのかと思ったら、40分ほどで「独眼竜政宗」全話を一気におさらいしてしまう内容だったのは驚きでした!
放送されたポイントは次のような感じです。
- 名言「梵天丸もかくありたい」
- 父との悲痛な別れ
- 母との確執
- 秀吉との関係
- 名優紹介
リモートのコメンテーター:高橋英樹・伊達みきお(サンドウィッチマン)・川島明(麒麟)・松村邦洋
主演・渡辺謙が、当時のことをまるでつい先日のようによく覚えているのが印象的でした。
高橋英樹は「30年以上前のドラマとは思えないくらいの迫力、面白い!」と盛り上がっていましたね。
それにしても、サンドウィッチマンの伊達みきおが、伊達政宗の傍流の子孫だとは初めて知りました!
政宗の不幸な家庭環境に感涙!
毒殺シーンは麒麟がくるも同じですが、こっちは毒殺の覚悟が決まりすぎていて責めることもできない…本当に見せ方次第ですね… #麒麟がくるまでお待ちください #独眼竜政宗 #麒麟がくる pic.twitter.com/VcXHv9yUeP
— モハヤ人 (@mohayan) June 14, 2020
ところで渡辺謙さんの伊達政宗めちゃめちゃガタイよくてチャーミングでかっこよかったです!!!倦厭されてたお母さんにおもてなしするからご飯食べに来てねって言われてうきうき行ってモリモリニコニコ食べてたら毒盛られてた瞬間の演技はやばかった……つらすぎ……
個人的には政宗の父輝宗が亡くなるシーンが印象的で忘れられなかったんだけど
今回の特番で亡くなるシーンと最後に酒を酌み交わすシーンの撮影が逆の順番で撮ったっていうのが初耳で今更ながら感動してしまった😭
すごくいい父子だったよね
独眼竜政宗。北大路欣也は本当に素晴らしかったんだなぁ。息子も気に入ったらしい。あの人は、演じる時に頭と首をどのようにすれば、スパッとゾーンに入れるか感覚的に分かっているようだ。
戦国時代では当たり前だったのでしょうか、「麒麟がくる」の織田信長のように、伊達政宗(渡辺謙)も母に嫌われ弟を誅殺せざるを得なかったのですね。
また父・輝宗(北大路欣也)とも、畠山義継の裏切りで見殺しにしてしまう過去があったのでした。
「何を迷うているのじゃ、父を省みて伊達の名を汚すな!…天下をとりとうないのか?!」「…鉄砲撃て!」との、渡辺謙と北大路欣也の切迫したやり取りは、互いの目ヂカラがすごくて息を飲むシーンでした。
母の義姫(岩下志麻)が政宗の弟・小次郎をひいきしていただけでなく、対秀吉策として政宗を犠牲にすることを兄・最上義光(原田芳雄)に吹き込まれ、実行してしまうくだりにはゾッとしました。
「これが心づくしの膳ですか?!」「母の慈悲じゃ!」のやり取りは、戦闘シーンよりも気迫が感じられました!
そういえばトリカブトを椀に盛る実行犯・おちゃこ役だった鷲尾真知子は、こののちフジテレビ系のドラマ「大奥」の面白キャラ・葛岡役としても活躍していますね。
「独眼竜政宗」の最終回。片目だった政宗が、自分の肖像に両眼を入れるよう遺言した理由は、「この世では愛(めご、政宗の正妻)の姿を半分(片目で)しか見ていない。せめて来世では、両眼で見たい」。胸キュン通り越して胸ドズキューン!!!となったのは私だけですか!? 殿、男前過ぎます!😭✨
このドラマ内では政宗と正室・愛姫(桜田淳子)はずっと仲の良い夫婦で、政宗が「のちの絵画や木像には両目を入れよ」と遺言したのも妻への愛情ゆえということになっています。
家族円満は、自分の代では成就できたのですね。
名優たちの若き姿がいい!
独眼竜政宗やってた。北大路欣也とか津川雅彦とか岩下志麻とかラスボス級の俳優の当時の年齢を見てチビりそうになってる。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
キャスト豪華ですね!!
政宗殿の装束シーンで勝新の演技力は衝撃に受けましたね!😳✨
鬼庭左月斎、渋格好いい。
笛吹きとしては片倉小十郎も推したいけれど、伊達家の家臣団を紹介するぜってノリになったら真っ先に紹介したい。
人取橋の戦いで73の高齢にして、主・政宗の盾となり奮戦し討死。でも鬼庭家は長寿家系(綱元は93まで生きた)なため、左月は早世になるのだそうな。
「独眼竜政宗」における秀吉というのは、問答無用で誰も適わない存在って感じ。
奥州で暴れまわった政宗は勿論、後に江戸幕府を開く徳川家康でさえも秀吉には抗うことができない。
それを視覚的に表現したのが「勝新太郎」という配役だったのかな、と。
そういや、津川雅彦、どれぐらい家康を演じたことがあるのか数えてみたら、「独眼竜政宗」、「徳川武芸帳 柳生三代の剣」、「家康が最も恐れた男 真田幸村」、「葵 徳川三代」、「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」の5回も演じているんだよなぁ・・・。
今は亡き勝新太郎・津川雅彦・いかりや長介たちの名シーンを見ることができたのは興味深かったです。
特に秀吉役の勝新太郎とは、楽屋挨拶にもわざといかずに「秀吉vs政宗」最初の撮影まで気持ちを高めていたというのには感心しました。
政宗役の渡辺謙は当時27歳、多くの年長者の俳優陣に「胸を借りる」ような気持があったのですね。
そんな渡辺謙も今や「世界の渡辺謙」であり、胸を貸す側となっているわけです。
次回・名場面スペシャル「国盗り物語」の見どころ
『「麒麟がくる」までお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル』第2回、6月21日は「国盗り物語」が特集されます。
コチラは1973年の大河ドラマですので、多くの視聴者は初見となるのではないでしょうか。
今やいぶし銀の俳優陣のイケメン時代を拝む回になりそうですね。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」
- 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」
- 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」
- 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」
- 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」
- 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」
- 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」
- 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」
- 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」
- 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」
- 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」
- 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」
- 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」
- 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」
- 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」
- 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」
- 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」
- 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」
- 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」
- 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」
- 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦!桶狭間」
- 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想
- 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想
- 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想
- 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(1)「旅立ち」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(2)「動乱」の感想
- 「麒麟がくる」総集編(3)「誇り高く」の感想
- 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」
- 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」
- 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」
- 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」
- 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」
- 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」
- 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」
- 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」
- 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」
- 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」
- 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」
- 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」
- 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」
- 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」
- 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」
- 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」
- 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」
- 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」
- 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」
- 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」
- 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」
- 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」
- 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」
オンエアを見逃しても視聴する方法
日曜の本放送を見逃しても大丈夫!
オンエア済みの放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
再放送
「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。
- 土曜 13:05~[NHK総合]
- 翌週日曜 8:00~[BS4K]
本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう!
再放送も見逃したらネット配信
ネットの動画配信サービスを利用すれば、「麒麟がくる」を視聴することができます。
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「麒麟がくる」キャストの出演作品
Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。
下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ。
長谷川博己 出演作品
- シン・ゴジラ
- 鈴木先生
間宮祥太朗 出演作品
- 半分、青い。
- べしゃり暮らし
木村文乃 出演作品
- 羊の木
- ピース オブ ケイク
川口春奈 出演作品
- にがくてあまい
- しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~
堺正章 出演作品
- 無理な恋愛
門脇麦 出演作品
- 二重生活
- 世界は今日から君のもの
高橋克典 出演作品
- サラリーマン金太郎
- 匿名探偵
染谷将太 出演作品
- 寄生獣
- ぶどうのなみだ
檀れい 出演作品
- 感染列島
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まとめ
1987年の大河ドラマ「独眼竜政宗」でしたが、30年以上たったのに画面の比率が変わったこと(苦笑)以外は古さを感じさせない、パワフルな戦国時代劇に魅せられてしまいました。
歴代大河視聴率第1位だというのもうなずけます!