2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。
コロナの影響でしばらく放送休止していましたが、放送再開の日程が決定しました。
8月30日(日) 「麒麟がくる」第22話
8月16日にオンエアされたのは、第9回から16回前後までの(再編集)総集編(2)です。
舞台は1549年11月、駿河vs尾張の根強い争いに、斎藤道三の娘・帰蝶と織田信長の婚姻が美濃の相続問題へも影響を与えていく様子が描かれました。
道三と十兵衛のやり取り、一風変わった尾張の若夫婦が生き生きと描かれていましたね!
前回(総集編(1)「旅立ち」)の感想はこちら。
「麒麟がくる」総集編1「旅立ち」の感想
ネタバレ注意!
視聴率
「麒麟がくる」総集編(2)「動乱」の平均視聴率は8/17(火)に速報更新します。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「麒麟がくる」総集編 第2回を見た視聴者の感想
憤慨している若き光秀も良し!
総集編なのにこの盛り上がり
やっとこの日曜日の感じが戻ってくるのね!!
総集編だからって手を抜かずやっぱり素晴らしい編集だった、、鳥肌
この一連十兵衛、大好物です
まだ若くて、すんごい上の上司に無邪気に楯突いちゃう😅
ふいにアンニュイな妖精出てきて動機息切れ😅
美しゅうございます
物語が進むにつれ、十兵衛も高政と道三とで板挟みされ辛い立場になって…。色々文句言ってたけどお使いをこなしていた頃が平和だったのかもしれない。
尾張と美濃、信長(染谷翔太)と帰蝶(川口春奈)の婚姻により、美濃が豊かな平和な国になることを望んでいた明智十兵衛光秀(長谷川博己)。
しかし斎藤道三(本木雅弘)はしょっちゅう十兵衛と叔父・光安(西村まさ彦)をご意見番として呼んだり、尾張への援軍を拒んだりと落ち着かず、十兵衛を困惑させます。
結局、十兵衛は熙子(木村文乃)との新婚生活も落ち着かず、尾張へ使いに出たり土岐家や将軍家へ密命の使いに出たりと走り回らされ、「鬼め!」「ケチ!」と総集編でもカットされずにぼやいていましたね。
でも愚痴りつつも晴れやかであり、生き生きしているのが、この時期の十兵衛の良さと言えます。
策略家帰蝶の真骨頂!
でたぁ~!
#帰蝶がプロデュース
目が…帰蝶様の目がぁ~!
総集編だと仕草や表情で十兵衛や帰蝶、信長の成長が一気にわかる。
来週は道三様主役だよね
麒麟がくる 総集編その2。1年分のまとめと半年分とではかなり違うとは思うが、それにしてもこんなにうまい再構成って見たことない気がする。端折ってても裏で事件と人の思惑が繋がっているのがわかる。
特に正徳寺の会見前、次々現れる信長の鉄砲隊と帰蝶様の「手付じゃ」を重ねてくるあたり絶品だ。
総集編では、プロデューサー帰蝶の活躍がよく纏まっていたと思う
春奈ちゃん熱演👏
より小悪魔的😉
総集編ということで、幼い竹千代ぎみや初登場の藤吉郎(佐々木蔵之介)などのインパクトは薄かったのですが、逆にギュッと凝縮されて浮き出たのが帰蝶(川口春奈)の重要な立場です。
時代劇でも女性の役割に注目する作品は増えているのですが、ここまで能動的な帰蝶をしっかりと描いた作品は少ないのではないでしょうか。
信長をしっかりプロデュースする姿、美濃からの援軍が期待できなくてもめげず、尾張の守護暗殺騒動では信長の叔父・信光を誘導、そして信長とは夫婦円満な様子で、とても美しくたくましいですね!
すっかり「大河の帰蝶」をモノにした川口春奈なのでした。
信長に感銘を受ける道三、いら立ち親子の縁を捨てる高政
本木さんも、染谷さんも地声はやや高めなので、セリフは低音を響かせるように工夫しておられるように見える。
なので、道三さんと信長さんの対面では低音合戦に見えてちょっと面白い(^^♪
今更ながら。
義龍が家督継いで十兵衛と話してる時、「内輪揉めの解決で忙しくて、他所と戦なんかしてる暇無い」って云ってたの、ホント それな…ってなる。
さんざん光安に問答しておいて最後は十兵衛にちゃんと振る笑いの基本に忠実な道三さまほんとすき
総集編でも高政→十兵衛への重たすぎる想いが伝わってきました。
せっかくの帰蝶のプロデュースの対面式だったのに、信長は道三へ「鉄砲隊は借り物」「帰蝶の手の上で転がされています」など、ウツケのように正直な応対をしました。
しかしだからこそ道三は大いに信長に感銘を受け、「新しい世を作る」との大風呂敷も好意的に受け取り、全面的に応援する姿勢を見せます。
そのことに立腹した高政はますます焦り父親への怒りを募らせ、亡き母親・深芳野(南果歩)の枕元で家族譲渡を強要するのですね。
そういう意味では、信長・帰蝶夫婦が美濃国斉藤家を揺るがす先鋒を果たしてしまったともいえます。
苦悩と利害に悶えつつ「道三父にあらず」と宣言する高政は「麒麟がくる」ならではの解釈と言え、過去の大河「国盗り物語」とは違うところですね。
次回の見どころ
次週8月23日は、『「麒麟がくる」まであと1週!これまでの名場面すべて見せます・総集編(3)誇り高く』となっています。
道三と高政の対決にあたっての十兵衛の決心、いくつかの悲痛な別れ、そして織田信長vs今川義元の桶狭間の戦いへの道筋が描かれるわけですね。
十兵衛にとっては不遇の時代です。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「麒麟がくる」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「麒麟がくる」第1話の感想「光秀、西へ」
- 「麒麟がくる」第2話の感想「道三の罠」
- 「麒麟がくる」第3話の感想「美濃の国」
- 「麒麟がくる」第4話の感想「尾張潜入指令」
- 「麒麟がくる」第5話の感想「伊平次を探せ」
- 「麒麟がくる」第6話の感想「三好長慶襲撃計画」
- 「麒麟がくる」第7話の感想「帰蝶の願い」
- 「麒麟がくる」第8話の感想「同盟のゆくえ」
- 「麒麟がくる」第9話の感想「信長の失敗」
- 「麒麟がくる」第10話の感想「ひとりぼっちの若君」
- 「麒麟がくる」第11話の感想「将軍の涙」
- 「麒麟がくる」第12話の感想「十兵衛の嫁」
- 「麒麟がくる」第13話の感想「帰蝶のはかりごと」
- 「麒麟がくる」第14話の感想「聖徳寺の会見」
- 「麒麟がくる」第15話の感想「道三、わが父に非ず」
- 「麒麟がくる」第16話の感想「大きな国」
- 「麒麟がくる」第17話の感想「長良川の対決」
- 「麒麟がくる」第18話の感想「越前へ」
- 「麒麟がくる」第19話の感想「信長を暗殺せよ」
- 「麒麟がくる」第20話の感想「家康への文」
- 「麒麟がくる」第21話の感想「決戦!桶狭間」
- 【名場面スペシャル】「独眼竜政宗」の感想
- 【名場面スペシャル】「国盗り物語」の感想
- 【名場面スペシャル】「利家とまつ」の感想
- 【名場面スペシャル】「秀吉」の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第1回の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第2回の感想
- 「麒麟がくる」【総集編】第3回の感想
- 「麒麟がくる」第22話の感想「京よりの使者」
- 「麒麟がくる」第23話の感想「義輝、夏の終わりに」
- 「麒麟がくる」第24話の感想「将軍の器」
- 「麒麟がくる」第25話の感想「羽運ぶ蟻」
- 「麒麟がくる」第26話の感想「三淵の奸計」
- 「麒麟がくる」第27話の感想「宗久の約束」
- 「麒麟がくる」第28話の感想「新しき幕府」
- 「麒麟がくる」第29話の感想「摂津晴門の計略」
- 「麒麟がくる」第30話の感想「朝倉義景を討て」
- 「麒麟がくる」第31話の感想「逃げよ信長」
- 「麒麟がくる」第32話の感想「反撃の二百挺」
- 「麒麟がくる」第33話の感想「比叡山に棲む魔物」
- 「麒麟がくる」第34話の感想「焼討ちの代償」
- 「麒麟がくる」第35話の感想「義昭、まよいの中で」
- 「麒麟がくる」第36話の感想「訣別」
- 「麒麟がくる」第37話の感想「信長公と蘭奢待」
- 「麒麟がくる」第38話の感想「丹波攻略命令」
- 「麒麟がくる」第39話の感想「本願寺を叩け」
- 「麒麟がくる」第40話の感想「松永久秀の平蜘蛛」
- 「麒麟がくる」第41話の感想「月にのぼる者」
- 「麒麟がくる」第42話の感想「離れゆく心」
- 「麒麟がくる」第43話の感想「闇に光る樹」
- 「麒麟がくる」最終回の感想「本能寺の変」
オンエアを見逃しても視聴する方法
日曜の本放送を見逃しても大丈夫!
オンエア済みの放送回を見る方法があるので、ここからご紹介していきます。
再放送
「麒麟がくる」のオンエア後、次の週末に再放送されています。
- 土曜 13:05~[NHK総合]
- 翌週日曜 8:00~[BS4K]
本編を見逃してしまったら、次の土日の再放送の録画予約を必ずチェックしましょう!
再放送も見逃したらネット配信
ネットの動画配信サービスを利用すれば、「麒麟がくる」を視聴することができます。
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Amazonプライム・ビデオ
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Amazonプライム・ビデオのデメリット
「麒麟がくる」キャストの出演作品
Amazonプライム・ビデオで配信している作品を調べてみました。
下記はほんの一部ですので、まだまだ作品はありますよ。
長谷川博己 出演作品
- シン・ゴジラ
- 鈴木先生
伊藤英明 出演作品
- 陰陽師
- WOOD JOB!
間宮祥太朗 出演作品
- 半分、青い。
- べしゃり暮らし
木村文乃 出演作品
- 羊の木
- ピース オブ ケイク
川口春奈 出演作品
- にがくてあまい
- しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~
南果歩 出演作品
- サクラサク
- 葛城事件
堺正章 出演作品
- 無理な恋愛
門脇麦 出演作品
- 二重生活
- 世界は今日から君のもの
高橋克典 出演作品
- サラリーマン金太郎
- 匿名探偵
染谷将太 出演作品
- 寄生獣
- ぶどうのなみだ
檀れい 出演作品
- 感染列島
- 美しい隣人
吉田鋼太郎 出演作品
- おっさんずラブ
- 死命 ~刑事のタイムリミット~
西村まさ彦 出演作品
- 家族はつらいよ
- ラヂオの時間
ユースケ・サンタマリア 出演作品
- なぎスケ!
- 踊る大捜査線 THE MOVIE
向井理 出演作品
- アキラとあきら
- 永遠の0
谷原章介 出演作品
- 血の轍
- マグマ
佐々木蔵之介 出演作品
- 清須会議
- 超高速!参勤交代
眞島秀和 出演作品
- CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
- アンフェア
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まとめ
総集編(2)はとても戦国時代らしい波乱に満ちた回で、わりと聖人君子な性格の十兵衛は翻弄されてばかりという印象が濃かったですね。
道三の死後、光秀は越前に逃れ、総集編(3)はついに現在休止中の「本編・第22回」へと追いつくことになります。
SNSでは早くも見納めになる人物の「ロス」についてのコメントも多く、必見ですよ!