2023年の大河ドラマ「どうする家康」。3月26日放送の第12話放送後の感想まとめ記事です。
歴史に詳しくない筆者が、大河ドラマ初心者の視点で感想記事を書いていくシリーズです。
ネタバレ注意!
視聴率
「どうする家康」の平均視聴率は3/27(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
「どうする家康」第12話を見た視聴者の感想
氏真と家康
始まり方が前回と同様悲しいですね。前回はお瀬名(有村架純)とお田鶴(関水渚)の幼馴染の悲しい別れでした。
今回は氏真(溝端淳平)と家康(松本潤)との兄弟のような関係の二人の戦が始まるのかと思うと悲しい気持ちになります。どちらかが死ぬことになるかもしれないという事ですから、ずっと仲良くしてきたのにその仲間と闘うことになるなんてとてもつらい話です。
独り言
どうする家康公第12回
究極の兄弟喧嘩…決着!
しかし、
かの濃ゆい顔のローマ人は、
いよいよ、
激おこ状態…
甲州産のローマ人は、
迷いは無いぞ…
ある意味本格的に
知らない外国との対立が
本格化する家康公…
このシナリオでは…
どうすんのよ家康公?!😏— 月の仕事 (@T3bgwuVGYUYLChr) March 26, 2023
見捨てられた氏真
武田信玄(阿部寛)に駿府を落とされた氏真でしたが、逃げてきた先についてきた味方はほぼいませんでした。みんな武田側についてしまったようですね。
氏真が家臣に腹を切る用の刀を渡されていました、その刀を渡す家臣も相当つらいですよね。武田に倒される前に自害しなさいってことですよね。負けが決まったら生きる道はないんですかね。
氏真についていきたいと思える人間性がなかったのか、信玄の軍が強すぎたのか、どちらかを考えると信玄の軍が圧倒的強さだったので武田軍についていってしまったのだと私は思います。
どうする家康の氏真、闇堕ちっぷりと美しさと儚さが徐々にエスカレートしていって思わず惹かれてしまい毎回大河見るの楽しみにしてたし、溝端淳平が素晴らしすぎてびっくりした
— 無垢 (@eoi_po) March 26, 2023
迫りくる脅威・武田信玄
氏真の安否が心配だった家康と家臣たちは服部半蔵(山田孝之)に探らせていました。そして家康の元に現れた「服部半蔵参上」の登場の仕方はなんだか面白かったです。あと、腹ごしらえに来て、おにぎりを美味しそうに食べるだけって愛嬌があってかわいらしかったです。
掛川城を攻めようという時に半蔵が戻ってきて氏真の居場所を突き止めたという報告をしてきました。
その場所はこれから攻め込む予定の掛川城だということです。
また信玄からも催促を受け、早く攻め込まなければならないという状況の中でも、なかなか家康は決断できないでいました。
それでも、家臣たちの説得もあり、決意をして攻め込むことに決めましたね。
兄弟同然で育ってきたといえど、前に自分の奥さんと子供をひどい目に合わせたんだから憎いと思います。
「どうする家康」はギャグ多めの回と今回のようなシリアス回で温度差が激しいドラマだな。メリハリがあって良いとも言えるか! 服部半蔵登場のシーンが和みだったなぁ。氏真と家康は兄弟のように育ったが敵同士になる事の辛さ、これが戦国時代なんだな。
— あるふ🌿 (@ashita_ni_baton) March 26, 2023
掛川城・長期戦
攻めることを決意した家康でしたが、氏真の決意も固くなかなか掛川城を落とすことができませんでした。4か月も落とせないというのはすごい長期戦だと思います。人も食料もそのうちなくなってしまいそうです。
家康が落とした遠江をを信玄が攻めてこようとしています。待ちきれなくて攻め込んでこようとしているんですね。
今川軍を攻めている兵たちにも焦りが見えてきました。そんな中、平八郎(山田裕貴)が氏真に槍を投げるシーンがありました。男らしくてめちゃめちゃかっこよかったですね。
「夏の匂いがしてきたぞ」で信玄に首実検させるとは…
戦場の臭いを感じさせて村橋演出さすがだな…平八郎の槍で氏真を射抜くとか
満天の星とかも(ノベライズはト書きとセリフから大きく飛躍はできんのよ)#どうする家康
— 木俣冬@「どうする家康 ノベライズ」「ネットと朝ドラ」発売中 (@kamitonami) March 26, 2023
終結
ついに家康と氏真の久しぶりの対面です。
氏真はすぐに負けを認めて自害しようとしました。その氏真の自害を阻止しようとする家康、なぜ止めたのか「今も兄だと思っている」という事でした。家臣にも父親にも家康・兄弟にも見放されたと思って自暴自棄になっている氏真でしたが、糸(志田未来)が今川義元(野村萬斎)の心の内を話すシーンではとても感動しました。
氏真の事を才能がないと見捨てていると思ったら、その話には続きがあったという事でした。毎日遅くまで氏真が努力をしていることを知っていてその努力が必ず報われると言っていたという事でした。
直接伝える予定だったのに義元は織田軍との戦で帰らぬ人となってしまったために氏真へ伝えることができなかった。このことも悲しすぎます。
義元が無事帰ることが出来ていて、本当の気持ちを伝えることが出来ていたらどうなっていたんでしょうか。もっと明るい未来になっていたのではないかと思います。
今川氏真殿の
「何一つ事を成せなかったが、
妻一人を幸せにすることはできる」私もこのように生きたいです🥲✨
心に響く名言でございました🥇#どうする家康 #松潤家康 #今川氏真— 内貴健太(「小牧・長久手の戦いの城跡を歩く」本を執筆中✍🏼大河ドラマ「どうする家康」放送中に出版) (@komanaga_naiki) March 26, 2023
次回の見どころ
次回は「家康、都へゆく」。
予告に信玄がいなかったんですけど、出てこないんでしょうか。信玄が怒っている状態で終わったのでその後どうなるのか気になります。
次回は信長(岡田准一)の話が多くありそうですね、また、市(北川景子)と夫の浅井長政(大貫勇輔)が登場するので楽しみです。
そしてついに、歴史にあまり詳しくない私でも知っている明智光秀(酒向芳)、足利義昭(古田新太)が登場するのですね。新しい登場人物が多く登場するので見どころ満載です。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「どうする家康」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「どうする家康」第1話の感想
気弱な家康 松本潤のひとり人形遊びにファン衝撃! - 「どうする家康」第2話の感想
信長まさかのオモチャ発言にネットでは大喜利合戦 - 「どうする家康」第3話の感想
於大の方(松嶋菜々子)の厳しい一言に選択を迫られる元康 - 「どうする家康」第4話の感想
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女大鼠(松本まりか)くノ一の妖艶な活躍が話題 - 「どうする家康」第7話の感想
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寺との対立、味方の裏切りが家康の今後の教訓となるか - 「どうする家康」第9話の感想
魅力的な言葉とキャラの本多正信(松山ケンイチ)ネットではサブ主人公の声 - 「どうする家康」第10話の感想
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「天下を取りたいのは茶々」真田丸の茶々を思い出す視聴者も - 「どうする家康」第46話の感想
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大竹しのぶ・北川景子ら「終盤登場の女優陣の演技が素晴らしい!」 - 「どうする家康」最終回の感想
茶々の美しい最期に「今年も豊臣は負けました…」
まとめ
第12話、氏真と家康の因縁終結ですね。
最後の家康が「あなたのように生きたい」という言葉に対して、氏真が伝えた「まだ降りるな まだ苦しめ」という言葉が印象的でした。氏真はきっとまた戦の世界から降りたくなかったのだと思います。その気持ちを家康に託したのではないかと思いました。
いつもは「どうしよう・・・」という感じの終わり方で情けない感じの家康が多かったですが、今回は頼りがいのある殿という感じの振舞だと思いました。武田が攻め込んでくるかもしれないのに逃げ腰にならないところとてもたくましくなったのではないかと思います。
次回も楽しみです。