2023年の大河ドラマ「どうする家康」。12月3日放送の第46話「大坂の陣」放送後の感想まとめ記事です。
歴史に詳しくない筆者が、大河ドラマ初心者の視点で感想記事を書いていくシリーズです。
ネタバレ注意!
視聴率
「どうする家康」の平均視聴率は12/4(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
第46話を見た視聴者の感想
徳川の姫
絵を描くのが好きな千姫(原菜乃華)、手先が器用なところ家康(松本潤)に似たんですかね。とても微笑ましいシーンの後に徳川家のシーン、最近徳川に勝とうという感じが滲み出ている会話が多いです。千姫がなんだか可哀そうです。
崇伝(田山涼成)、林羅山(笑い飯:哲夫)が豊臣が鐘に刻んだ文字について家康に解読して伝えました。家康の首をとって豊臣が世を楽しむなんて・・・そんな意味があるとわかったら戦わざるを得ないですよね。
葵の秀忠(演西田敏行)は大阪城に大筒が打ち込まれる様子を見て千姫への心配を口にしながらも徳川のためと必死に嗚咽を押し殺していた。
どうするの秀忠も千姫への思いは同じ。だがそこで多分初めて家康に逆らった。いざというとき信長にも逆らった父のように。
どっちも良かった。— Arjuna (@innerc0re) December 3, 2023
徳川から天下を取り戻す
徳川への挑発と受け取った家康は、豊臣秀頼(作間龍人)には国替えをしてもらうか江戸に屋敷を持って参勤してもらう、もしくは茶々(北川景子)を人質に差し出すという条件を出しました。もちろん豊臣側はその条件を受け入れませんでした。
千姫は豊臣のやり方に不信感を持ち秀頼に尋ねますが、徳川から天下を取り戻すためにはやらなければならない事・・そう言われてしまいました。戦前の武将たちを集め宴を開いていた豊臣軍でしたが、千姫の不安は募るばかり、そんな千姫に気付いて織田信雄(浜野謙太)が一言、いい人じゃないですか。逃げるだけで何もできない人だけど、それだけあって優しい心はありますね。
どうする家康。今回地味に活躍した織田信雄、片桐且元を逃がしたのって史実なのか。他の作品でも大体いつの間にかフェードアウトしてる人物なので知らなかった。ところで「後藤又兵衛正親」とか「毛利吉政」は、なぜ敢えて一般的ではない名前を使ってるのだろう。普通は「基次」「勝永」だよね。
— LOAG (@LOAG30) December 3, 2023
家康の優しい心は無くなっていなかった
千姫が信雄に片桐且元(川島潤哉)が狙われていることを伝えたおかげで、片桐がだまし討ちから助かることが出来ました。しかしそのことにより、豊臣との間を取り持つ者がいなくなり家康が戦を決心しなければいけない時が来ました。
本多正信(松山ケンイチ)から徳川秀忠(森崎ウィン)に戦を任せてみては?と提案されますが、家康は秀忠に戦を覚えさせたくないと断りました。自分と同じことをさせたくない、綺麗な心を持っていてほしい、手を汚させたくないという事なんですね、やっぱり家康はとても優しいです。
一足遅れでどうする家康。
家康と正信、ジジイ2人の覚悟と語り合いに涙…
茶臼山のシーンもよい…🥲#どうする家康— きなこ🔫 (@kina1999co) December 3, 2023
それぞれの決意
戦前の武将たちを鼓舞する場面で、茶々の迫力は半端ないですね。茶々にあなたもと言われ、鼓舞に参加した千姫は複雑な気持ちの中、鼓舞する言葉を発言していましたが、なんだか心が痛くなりました。
徳川は30万、豊臣は10万、戦力的には徳川には勝てませんよね。それでも豊臣は家康の首がとりたくて仕方ないんですね。そういえば、どちらに付くのかと思っていましたが、真田は結局豊臣に付くんですね。
徳川軍の戦前の本陣でのシーンで渡辺守綱(木村昴)が家康にいじられてるところ、とても和んで面白かったです。
どうする家康見てます
千姫に豊臣を鼓舞させるの
超尊厳破壊だなって思いました— 高速P (@DqI3rk6vDL1VmIJ) December 3, 2023
大坂の陣
秀忠が指揮を取ろうとしていましたが、家康が「わしが指揮を執る」と言いましたね。秀忠の手を汚させたくないという決意が伝わり、今の家康は信長を見ているようだと感じました。
真田丸という真田信繁(日向亘)の策によってどんどん家康の兵が倒されていきました。そこで家康が味方を守るために孫・千姫を危険な目にあわせてでも大筒を使うという決意をしました。
大筒はとても脅威で千姫がいるから攻撃してこないだろうという事で油断していた豊臣の女たちが逃げ惑います。その攻撃により、屋根が落ちてしまいましたが、茶々が千姫を守りました。まさか茶々が助けてくれるなんて思いもしなかったので涙が止まらなかったです。
どうする家康
大坂の陣は茶々の戦なんだなと
砲撃の中、茶々が千姫を庇ったシーンを見て思った
茶々にとっては秀頼は茶々の子、千姫は妹の娘であり、同士のつもりだったのかな
あの時、市と姉妹を助けに来なかった家康との戦い— ニョロ太 (@Nyorotanyoro49) December 3, 2023
次回の見どころ
次回は「乱世の亡霊」。
茶々が千姫を助け、気絶していました。亡くなってしまうのかと思いましたが、次回予告にいたので大丈夫だったんですね。良かったです。
しかし、千姫がそんなことがあったからなのか、徳川ではなく豊臣の勝利を願っていました。そして、登場しないと思っていた、茶々のもう一人の妹・初(鈴木杏)が登場しますね。最終決戦は「豊臣vs徳川」というより、「家康vs茶々」という構図のように感じられました。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「どうする家康」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
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茶々の美しい最期に「今年も豊臣は負けました…」
まとめ
第46話、大坂の陣、ついに徳川と豊臣の争いが始まってしまいました。豊臣家の人たちはもう古い人はおらず、若い者ばかりで昔の戦の辛さを知らないものが多いのだろうと思いました。
そんな者たちに、家康が戦の辛さを教えているようで、後半はとても見ていて辛かったです。