2023年の大河ドラマ「どうする家康」。12月10日放送の第47話「乱世の亡霊」放送後の感想まとめ記事です。
歴史に詳しくない筆者が、大河ドラマ初心者の視点で感想記事を書いていくシリーズです。
ネタバレ注意!
視聴率
「どうする家康」の平均視聴率は12/11(月)に発表されます。
視聴率一覧表はこちらで速報更新しています。
第47話を見た視聴者の感想
大坂城崩壊
大坂冬の陣では家康(松本潤)が大筒を使って攻撃したことにより、大阪城が崩壊しました。その時に千姫(原菜乃華)が崩れた木材の下敷きになりかけたところを茶々(北川景子)が助けていましたね。茶々が気を失っている時、過去の回想が流れました。誰の無事を祈っていたのでしょうか。
ここまでの茶々の行い的に千姫を助けたのは恩を売って徳川から離す為なんじゃないかとか悪い方に考えてしまいました。でも本当に心配して母として助けに行っていたのか。とりあえず茶々が無事でよかったですね。
とらのひとりごと🐅
早どうする家康第47回
「乱世の亡霊〜運命の三姉妹‼️
茶々の決断」大阪冬の陣で家康様が南蛮の大筒で大阪城🏯を砲撃‼️崩れ落ちる天井から千姫をかばった茶々おふくろ様「大事ないか❓」負傷した身で嫁を心配する🥹本当はやさしい#どうする家康— サーベルタイガー 草組 (@gvGx6j7eRnOTtVZ) December 10, 2023
豊臣、徳川との和睦交渉
豊臣方の全権代表に徳川にも近いという初(鈴木杏)が選ばれました。茶々に阿茶(松本若菜)には気を付けなさいと言われていたのにもかかわらず、お菓子を食べていたのでてっきり丸め込まれたのかと思いきや、そんなことなかったですね。ちゃんと賢く、豊臣方の交渉ができていました。
そんな初に阿茶も手こずっていましたが、そんなに正信(松山ケンイチ)達は焦っておらず、秀忠(森崎ウィン)も「あとは任せて」と頼もしい感じでしたね。そして和睦で戦は終結しましたが、豊臣方はまだ勝ちにこだわっているようで対立は変わらずでした。
どうする家康世界において大蔵卿局の存在は、謎だな。なんで出したのか? 史実は知らんけど(片桐且元の頃から交渉役みたいのやってたんです?)ドラマ的には省いてもぜんぜん問題なさそうだけど…初と阿茶のやりとりのアクセント的な? そして大竹しのぶでセリフなし…謎すぎる。おもしろかったけど。
— 髙橋健吾 KengoTakahashi (@kengo_tw) December 10, 2023
乱世を終結させるために
寧々(和久井映見)が茶々に「牢人ばかりの豊臣が徳川の代わりに世を納められると思うか」と問いました。茶々は自分の野望の為、徳川に勝とうとしている、野望は捨てて豊臣を守ってと頭を下げて寧々がお願いしたのに茶々は世の為だと言い、言う事を聞きませんでしたね。秀吉(ムロツヨシ)の時もそうでしたが寧々の言葉は説得力があるし、ちゃんと人の事、心を見ているんだと思いました。
更に乱世を終わらせるにはひたすら戦う事を求める輩がいなくならないと戦はなくならないと家康が言っていました。自分もその一人と家康が言っていましたから、そろそろ自分の終わりが見えているのかと思って寂しくなりました。
どうする家康、終盤にきて女優陣の芝居が本当に良い。茶々役北川景子も凄みがあって良かったが、とりわけ寧々役和久井映見の貫禄と説得力が素晴らしい。千姫役原菜乃華も少ない台詞ながらここにきて存在感を増してきた。いやあ面白いね。
— nekomaru (@nekowillow) December 10, 2023
和議が反故になってしまった
牢人が京に火をつけ家康を怒らせてしまった、条件を吞めなければ豊臣を攻め滅ぼすと初に伝え、初と江(マイコ)で姉・茶々を説得しに向かう事になりました。その前に茶々の昔話を・・・茶々には憧れの君がいたという事でその君に裏切られたことで今の茶々になってしまったという事でした。
憧れの君とは家康の事ですよね。母・お市が大切にしていた人が茶々にとっても大切な人だったという事ですね。その母を助けに来てくれなかったが為に家康の事が憎くてたまらなくなってしまった・・・切ないです。
どうする家康の女性の描き方が、
物語への取り入れ方が、
ほんとに好き!誰かがクローズアップされて出てくるたびに言ってるかもだけど
茶々の
母として、義母として、お市の娘として、複雑な感情の揺れ、ほんとめちゃ好きだったー
演じ分ける景子ちゃんさすがです!!!#どうする家康 #北川景子— a.(えーちゃん) (@a_enjoyjun0830) December 10, 2023
家康から茶々へ
初と江が茶々の元へ家康からの伝言を伝えにいき、その時に家康から茶々への手紙を預かってきたとの事で茶々に渡しました。受け取った後、着物へ手紙をしまった時の表情が少しうれしそうに見えました。その表情を見て、江が笑顔になっていたので少し微笑ましく思えましたね。
しかしその後、江は千姫にプレゼントを突き返され、私は豊臣の妻だと言われ、千姫の気持ちもわからなくないですが江が可哀そうだと思いました。
茶々が家康から受け取った手紙を読むシーン、手紙の内容が茶々の心に響いたんだなと思ってとても感動しました。その後、秀頼(作間龍人)に「あなたのしたいようにしなさい」と言うと、まさかの「戦がしたい」という答えとは・・・それでこそ秀吉の息子って感じですね。
なんかどうする家康の茶々様って豊臣の繁栄を望んでいながら…本当は豊臣の滅亡も願ってそうで…その矛盾した心境で育てあげた結果が秀頼だったのかなって…
— そけっと (@KyQla) December 10, 2023
はぁ、今日のどうする家康はジーンと来てしまった。そうだよね、家康は茶々が赤ちゃんの頃に抱っこしてるシーンあったね。
あと作間くんの秀頼良かった、エイエイォー
コタツがない家の順基とのギャップがすごい。— らんまる (@Xvrsj4PhD627376) December 10, 2023
次回の見どころ
次回は最終回「神の君へ」。
ついに徳川、豊臣の最終決戦ですね。次回予告では今までの人たちのお礼の言葉が流れていました。今になってみればあっという間でしたが、長い乱世でしたね。どんなラストが待っているのでしょうか。
視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「どうする家康」放送後の感想をこちらの記事で紹介しています。
- 「どうする家康」第1話の感想
気弱な家康 松本潤のひとり人形遊びにファン衝撃! - 「どうする家康」第2話の感想
信長まさかのオモチャ発言にネットでは大喜利合戦 - 「どうする家康」第3話の感想
於大の方(松嶋菜々子)の厳しい一言に選択を迫られる元康 - 「どうする家康」第4話の感想
お市(北川景子)ほぼスッピンの美しさにネットも「惚れる!」 - 「どうする家康」第5話の感想
くせ者・本多正信(松山ケンイチ)今作でもクセが強いと話題 - 「どうする家康」第6話の感想
女大鼠(松本まりか)くノ一の妖艶な活躍が話題 - 「どうする家康」第7話の感想
空誓上人&千代 クセが強い新キャラ登場にネット騒然 - 「どうする家康」第8話の感想
寺との対立、味方の裏切りが家康の今後の教訓となるか - 「どうする家康」第9話の感想
魅力的な言葉とキャラの本多正信(松山ケンイチ)ネットではサブ主人公の声 - 「どうする家康」第10話の感想
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溝端淳平が見事に演じた今川氏真の哀しみ苦しみが美しいと話題 - 「どうする家康」第13話の感想
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石川数正出奔は裏切り?豊臣へのスパイ?絶妙な演出が面白い - 「どうする家康」第34話の感想
秀吉の母を人質に「優しい家康じゃなくなってる」「戦国の世の怖さよ」 - 「どうする家康」第35話の感想
石田三成が登場 家康と話が弾む設定に「なんという伏線」 - 「どうする家康」第36話の感想
家康と於愛 お互いを笑顔にする関係性に「幸せそうな最期」 - 「どうする家康」第37話の感想
バラバラにされても意見がまとまる家臣団に「理想的な上司と部下の関係性」 - 「どうする家康」第38話の感想
阿茶と茶々の会話に目が泳ぐ家康「女の戦いには戸惑ってるのよき」 - 「どうする家康」第39話の感想
秀吉に震えて怯える三成「三成の方が白うさぎっぽい」 - 「どうする家康」第40話の感想
皆を苛立たせる"治部"三成に「破滅に向かうばかり」「見てられない」 - 「どうする家康」第41話の感想
茶々の黒幕説が濃厚に「何がしたいの?」「三成の完璧な噛ませ犬感」 - 「どうする家康」第42話の感想
家康視点の上田合戦に「真田丸をもう一度観たくなった」 - 「どうする家康」第43話の感想
関ヶ原が家康でも三成でもなく「完全に茶々が主役になってる」 - 「どうする家康」第44話の感想
四天王・井伊直政がナレ死どころかテロップすら出ず退場の衝撃 - 「どうする家康」第45話の感想
「天下を取りたいのは茶々」真田丸の茶々を思い出す視聴者も - 「どうする家康」第46話の感想
大坂城・真田丸に苦戦する徳川軍「千姫いるのに大筒撃ち込むの」 - 「どうする家康」第47話の感想
大竹しのぶ・北川景子ら「終盤登場の女優陣の演技が素晴らしい!」 - 「どうする家康」最終回の感想
茶々の美しい最期に「今年も豊臣は負けました…」
まとめ
第47話、大坂冬の陣は和睦で終わり、そんな和睦も長く続かず、大坂夏の陣が始まるのですね。今回は何を考えているのかわからなかった茶々の心が少しわかった気がしました。お市の大切にしていた家康が大切で、そんな家康が裏切ったからこそ憎くてたまらなくなってしまった。
そして、憧れの君をずっと憧れていたかった為に、秀頼を育て上げた。秀頼が戦を決意した後に茶々と大野治長(玉山鉄二)が涙していたのはどういう事だったのでしょうか。勝てない戦に挑む秀頼が男らしかったからでしょうか。結果がわかってしまっているから悲しいのでしょうか。次回も楽しみですね。